新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

イタリア!小さなまちと田舎の旅

イタリア!小さなまちと田舎の旅>掲示板

公開 メンバー数:396人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

from: ぐら姐さん

2020年08月23日 09時40分48秒

icon

心に響く美術の愉しみ( 私のイタリア、キラ星の思い出たち)

こんなタイトルを私がつけるのはおこがましいというか、造詣の深い方々がたくさんいらっしゃって、それを一番の目的としてイタリアにい通っている方も多いのは承

こんなタイトルを私がつけるのはおこがましいというか、造詣の深い方々がたくさんいらっしゃって、それを一番の目的としてイタリアにい通っている方も多いのは承知の上でのこんな新トピックです。

私は、イタリア人って面白い…と思ったところからイタリアに通い始めているので、イタリアの美術の魅力に気づいたというか目覚めたのは遅いのです。
それまでは、いろんな国々を旅して、ガイドブックやパンフレットに出ているような見どころを観光して満足し、さて、次はどこに行こうかなと友人たちと相談し。

ジェノヴァ発のクルーズ船に乗るので、ついでにイタリアも見ちゃえ、という感じでローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノと周った時もガイドブック頼みで。(それしか無いような時代でしたし)
ところがイタリア船籍のクルーズ船にはイタリア人が圧倒的に多く乗船していて、そこで見る普通のイタリアの人々が、見ていて飽きない面白さだったのです。
そして言葉ができた方が、イタリア人の面白さをより楽しめそうだと学習し始め。
生来の食いしん坊でもあるので、イタリア料理の魅力の虜にもなり。

そういうわけで、ガイドブックに載っている見どころを見たり、もともと好きな山歩きを楽しんだり、美味しいものの産地を訪れたり、という感じの旅を友人と共にしていたわけですが、だんだん滞在日数を延ばしたくなって、一人で先に出発したり、先に帰る友人を見送った後一人で旅を続けたりするようになりました。

そんなスタイルで旅し始めたころ、もう何年のことか覚えていませんがミラノで時間があった時に、ガイドブックに時間があればここも、という感じで載っていたサンタンブロージョ教会を訪れて、そこのアトリウム(前庭)の柱頭彫刻に魅せられてしまって。
そのときの写真は手元にないのですが、’09年にこの掲示板に書いたのがこれです。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100088851461?sortList%5BsortType%5D=2

以来、ロマネスクを見て歩くのにどっぷりとのめりこんだわけではないのですが、少しずつ加速してわざわざそれ見たさに公共交通で無理ならば車をチャーターして行くこともあるほどになってしまいました。

ロマネスクに限らず、好きになり、それを見るために訪れた数々の小さなまちやちょっと大きなまちのことを書いていきます。

最初はアレッツォのことを書きます。
初めて訪れたのは’05年冬です。
この時は、フィレンツェを改めてじっくり見たいと思い、またフィレンツェでアッパルタメント生活をしてみたいとも思って街中に5泊ほどしたのでした。
そのときにアレッツォに日帰りしました。
映画「ライフ・イズ・ビューティフル」の広場を見てみたいと思ったことと、その少し前に買ったイタリア美術案内書のアレッツォの項を見たら、聖十字架伝説という素晴らしいフレスコ画があることが分かったからです。

聖十字架伝説は写真撮影禁止なので写真は1枚もありませんが、その素晴らしさに感動し、案内付きで限られた時間だけしか見られないことをとても残念に思いました。
アレッツォのことを最初に書いたのは、これです。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100037394088?sortList%5BsortType%5D=2

「聖十字架伝説」のある。サン・フランチェスコ教会

聖十字架伝説については、こちらが全体をとらえるのに分かりやすいかも知れません。
http://arretium.jp/arezzo/chiese_1.html
このフレスコ画を書いたピエロ・デッラ・フランチェスカは、ドゥオーモにマグダラのマリを描いています。

アレッツォには、その後’11年冬に1度滞在してじっくりと見て、そして’14年には2週間、このまちの語学学校に通ったので、ミラノやローマ以外で一番多く泊まったまちはアレッツォかも知れません。
今日は’11年の時の写真から、心惹かれた建築や美術を載せます。




ここは見上げた時に、なんて素敵!とワクワクしたPieve di Santa Maria、サンタ・マリア教区教会。
’14年に訪れた時に、明るい時間にもっとじっくりと見ることができました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100201030090?sortList%5BsortType%5D=2
(こちらの真ん中あたりから)



かつての職場の人や、旅行は好きだけど、いろんな国々をハイライト的に見て回るのが好きな人たちに、イタリアが好きで何度も行っていると話すと、どの都市が一番いいのですか?と聞かれることが多いのですが、どう答えても伝わらないなあと思います。

イタリアの魅力って、有名どころの都市にあるのではなく(もちろんそれらの都市にもたっぷりとありますが)、人ぞれぞれに自然だとか、料理だとか、美術や建築だとかに興味を持つと、どの分野でも素晴らしいまちが次々と出てきて、行けば行くほど芋づる式に興味を惹かれるところが出てきて…
でもこれって経験した人(している人、ですね。多分これはずっと続いていくので)しかわからないのかも、と思っています。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 22
  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 8

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年08月29日 20時43分24秒

icon

タルクィーニアから次に向かったのはトゥスカーニアでした。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100108741924?sortList%5BsortType%5D=2
ラツィオのバスはシチリアとは違って乗り場が分からないことも時刻表が変わることもなく、安心して移動に使えました。

このまちの郊外には2つのロマネスク教会があるのですが、まちも小ぢんまりとした素敵なまちで、散歩も楽しめました。







こんな風にロマネスク教会を訪ね歩くことを重ね、どんどんと引き込まれていったのでした。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 8

icon拍手者リスト

from: ぐら姐さん

2020年09月01日 08時48分49秒

icon

トゥスカーニアからはバスでオルヴィエートに抜けました。
先日mitsuさんが、

>それでもOrvietoに抜けるバスのことが不安で、Viterboに泊まりました。

と書かれていたところです。
行く前は私も不安でしたが、実際に利用してみると、この地域のバスはちゃんとしています。
ちゃんとしているというのは、スケジュールも運行状況も、です。
ただ、乗り場はよく分からないこともあるので事前に確認しておくことが大切です。
私が利用したのはCotral。
当時は、ローマだと地下鉄B線のポンテ・マンモロで降りたところにバスターミナルがありました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100108311047
トゥスカーニアからオルヴィエートへのバス旅は、本当にのどかなラツィオの田舎の景色を楽しめました。



今は本当に便利になりましたから、事前にウェブサイトで調べるのがベストですね。

このときのオルヴィエートは2泊。特にどこかのまちに出かける予定もなく、わずか2泊でものんびりできました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100108844164?sortList%5BsortType%5D=2

それまでオルヴィエートには2度行っていましたが、いずれも日帰りで、泊まったことはありませんでした。
初めての時(’03年)は日帰りなどというものではなく、移動の途中での立ち寄りでした。
荷物預かりがあるというのをどこかで読んだのでしたが、荷物預かりという場所はなく、鉄道公安員事務所のようなところで預かってくれるのでした。
今はどうなのかしらと調べてみたら、なんと今はバールであずかってくれるようになったようです。
https://amoitalia.com/orvieto/access.html
手元に’03年当時の写真はありませんが、井戸のことだけ後になってこのサークルに書いていました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100095694508

その後、’09年の暮れにローマから日帰りしました。
このときは、チヴィタ・ディ・バーニョレージョに行くのが目的で、オルヴィエートはおまけでしたが、同行のペコさんイプさんが初めてだったので、ドゥオーモにも行きました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100090294572?sortList%5BsortType%5D=2

でも何といってもこの2泊したときが一番楽しめました。
それなのに、今見返してみると、のんびりしすぎてドゥオーモ以外はまち歩きしかしていないのです。
このまちは、エトルリアや古代ローマの遺跡、見事なゴシック建築の大聖堂がありますが、ロマネスクの聖堂はありません。(多分)
このまちには改めて芸術鑑賞の観点から再訪したいと思います。
というわけでまち歩きの写真を少し載せて終わりにします。



  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 7

icon拍手者リスト

from: mitsuさん

2020年08月30日 11時04分39秒

icon

Tuscaniaのこの二つの聖堂(タルコフスキーやゼッフィレッリの映画にも登場)に憧れて、車もない一人旅でどうやって行けるだろうかと調べているうちに、ぐら姐さんのこのブログに出会ってバスが通じていると知り、もう大喜びで真似をしました。それでもOrvietoに抜けるバスのことが不安で、Viterboに泊まりました。
この姿が見たかった草地に立つ白いファッサードのサンピエトロ聖堂の風景はイタリアでも珍しく忘れがたいです。内部は、もうひとつのサンタマリアマッジョーレ聖堂も同じく今は博物館で教会として生きていません。それが残念でしたが仕方がありませんね。結果としてTuscaniaに泊まればよかったと後悔です。食事が安価でグルメ度が最高でした。
ロマネスクの面白さにぐら姐さんがひきこまれるのがよくわかります。
とにかく感謝でした。おかげでTuscaniaに行けました。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 3

icon拍手者リスト