美味しい話が続くと行きたい気持ちが押さえられなくなってくるので（押さえられなくてもどうすることもできないコロナ禍の現状ですし）、今日は、一昨日imagineさんが描いていらしたサンテルモ城の辺りのことを。

サンテルモ城にはトレド通りの駅からフニコラーレに乗って行きました。

城砦はすごいですが、

中に特別興味深いものがあるわけではありません。

でも、ここからの眺めは抜群です。

スパッカナポリの通りが黒く一筋見え、奥の背の高い建物が新都市心計画で立てられたものです。

これらの写真は’11年に行った時のものですが、空が青い方がいいので、’14年に行った時のものも載せますね。

と思ったら、お天気は良かったのですが、かすんでいました。

近くにある、元修道院だったと言うサン･マルティーノ美術館へも行きました。
キオストロ

見事な、ナポリのプレゼーピの数々がありました。

遊び心満載の船が面白かったです。

櫂を入れる当たりの飾りも船で遊ぶ気満々という感じがしました。

カメオを作って売る店も覘きました。


お天気の良い日に、この辺りももっともっと歩いてみたいです。

キアイア通りを歩いたのは’11年が初めてでした。

ナポリで最もおしゃれな人たちが集うショッピングストリートなのだそうですが、ウィンドウショッピングすらしませんでした。
歩いて抜けただけです。

怖いとか危ないとかそういう雰囲気のない通りでした。
（って、ほかの地区もあまり怖がってないですけどね）

抜けると向こうには海。

この時の目当ては、海から水揚げされたばかりの魚を売る市場を探しに行ったのですが、その前に、以前イプさんと行ってカッフェがとても美味しかったバール、モッチャへ。
その時には気に留めていなかったのですが、パスティッチェリアだったのでした。

美味しそうなお菓子がいっぱい。
でもカッフェだけいただきました。

なぜかカッフェの写真を撮っていませんでした。
バリスタの笑顔は撮っていましたが。

ナポリのカッフェは本当に量が少なくて薫り高くて濃厚で、そしてすっきりした後味で、大好きです。
この店にイプさんと行ったのは’98年当時はあまり日本人が入らないのか、店の人も客も、ものすごく珍しいものを見るような目でじっと私たちを見て（感じの悪い見方ではない）、私たちがカッフェを飲むときもじいっと見つめ、こちらがブオーノと言うと、にっこりと笑って、「そうだろ、ナポリのカッフェは最高なんだよ」と言われたのでした。

このときはそんなことはありませんでしたが、おじちゃんが「うまいか？」と心配そうに訊いてくれたのでした。

その後、その市場を探して海岸通りを歩いたのですが、見つかりませんでした。

でも、気持ちよかったし、カッフェが美味しかったからよしです。

今、うちでは〇スプレッソのマシンで淹れています。
それなりに美味しいですが、ふとナポリのカッフェが恋しくなることがあります。

ぐら姉さん

南部の入り口ナポリ、、、ピッツァ、エスプレッソ、パスタ、太陽、イタリアの全てがここから始まりました。