今日は初日のレッチェで食べた物をご紹介します。

まずは何をさておき、ジェラート。レッチェで一番とロンリー・プラネットで紹介されてる「Gelateria Natale」

どのフレーバーを選ぼうか迷っていたら、スプーンに一匙ずつ次々にいろんなフレーバーを味見させてくれました。
結局、何を選んだか忘れてしまいましたが、二つ選んで1.5ユーロ。とっても美味しかったです。
このお店にはきれいなお菓子もショーケースにたくさん。地元の人達も次々にお菓子を買って帰ってました。




そして、今回の旅の初めての待望の食事は、レッチェの旧市街の外れにある小さなお店「Cucina Casareccia」

土曜日の夜ということで出発前に宿の人に予約をお願いしていて正解で、次々にお客さんがやってきて小さなお店はすぐ満席になりました。このお店は開店してるのにドアは閉まっていて、呼び鈴をならしてお店の人にドアを開けてもらう、というユニークなお店でした。

口頭でメニューを説明してもらい（英語もOKでした）、おまかせの前菜4品、プリモ2品、メイン1品を選びました。

まず、前菜4品。どれも素朴でとても家庭的な美味しさでした。一緒に頂いたハウスワインの赤がグングンすすみます。





これは、「種が入ってるから気をつけて」と言われたオリーブのフリットなんですが、オリーブもこうして食べるとまた違った味わいでとっても美味しかったです。



そして、プリモ。
これは相棒が選んだ豆の入った手打ちのパスタ。


私の「そら豆のピュレにチコリを添えたもの」
このメニューはプーリアのこのソレント半島のあたりではよく見られる伝統的なもののよう。


メインの詰めものをしたイカのお料理と、その断面図。



土曜日ということで、地元の人たちが多くて、とても落ち着いてくつろげるお店で、翌日も開いているなら（日曜の夜・月曜お休み）もう一度行きたいと思うくらい、美味しいお店でした。

ぐら姐さん、皆さんこんばんは。
ちょうどぐら姐さんの夏の旅の報告も終わりに近づいているところのようなので、このサークルの軒先をしばらくお借りして今回の旅のレポートをボチボチ書かせていただきますね。よろしかったらお付き合いください。

今回の長旅の概要は、ピエモンテ(ラ・モッラ泊)→東リヴィエラ(セストリ・レヴァンテ泊)→ジェノヴァ発着地中海クルーズと約1週間ずつ過ごし、トリノに数日滞在して帰国、というものでした。
子連れでベビーカーを押しての旅立ったので、荷物を持っての移動は極力避けるよう１箇所に長めに滞在することにしました。

まずはラモッラから。

昨年アルバのトリュフ祭りに行って(ぐら姐さん、その節はお世話になりました)すっかりピエモンテにはまってしまった私。今年もこの時期に旅するならトリュフ祭りははずせません。昨年はアルバの街中のホテルに1泊しただけだったので、今年は田舎でのんびりしようとアグリに泊まることを計画。ネットで片っ端からこの辺り一帯のアグリを検索しまくりました。
条件は、レンタカーを借りなかったとしてもなんとか買い物や移動ができる立地であること、キッチン付きで洗濯機使用可であること。
それで探し出したのがラモッラ近郊にあるこのアグリでした。

ラモッラの村から坂道を1キロほどおりたところにあります。（これが考えていたほど楽ではなかったのですが。)ラモッラへはアルバとブラを結ぶバスが１日３本通るのでなんとかアルバやブラへも出られそうだし、ラモッラまでがんばって歩けば食料の買出しもできそうだと考えて予約しました。

写真は部屋のバルコニーからです。一面にブドウ畑が見渡せいつまで見ていても飽きない美しい景色が広がっています。



晴れの日はこんな感じですが、霧の朝はまた違って幻想的です。


しかし、素敵なのは景色だけではなく、このアグリを選んで大あたり！なのでした。
長くなるのでそのお話はまた次回へ続きます。

ところで、ぐら姐さんのボルツァーノ報告を読んで今度はボルツァーノへも行きたくなってきました。
帰国したばかりというのに頭の中はいついけるかわからない次回のイタリア旅行計画が開始されてます。
イタリアマニアは困りものですね。

tontonさん、toorakさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
ぐら姐さん、なるほどこのサイトの仕組みはそうなってるんですね。たしかに過去の記事を探すのに手間取ってました。アドバイスに従って書いてみたいと思いますがイマイチ理解できてなかったら申し訳ありません。またご指摘ください。

さて、前回、この宿が大当たりと書きましたが、ぐら姐さんご察しの通りそれはオーナーご夫婦のことなんです。この宿はご夫婦で運営されているのですが（朝食や掃除など普段の仕事はすべて奥様がされてるようでした。）、ご夫婦がとってもよい方たちでした。親切なんだけど、馴れ馴れしくなくてお客さんとして丁寧に接してくれているとでも表現すればよいでしょうか。

私たちが到着したのは土曜だったのですが、到着後地図をもらったり色々話をしていると、翌日にアルバでワインのお祭りがあるというのです。しかし翌日は日曜日でバスは運休。「残念だけどバスが無いから行けないわ。」と返事をすると「送って行ってあげましょう」とのお返事！
これはレンタカーを借りてない身にとってはなんともありがたいお言葉。もちろんお願いすることにしました。（結局その後も何度も送迎してもらったり他の町を案内してもらったりすることになったのです。）

さてさてダラダラ長くなりましたがワイン祭りの話。
お目当てのトリュフ祭りは到着翌週の土曜からだったのですが、その関連イベントのひとつなのかFesta del Vinoというイベントが行われてました。

しくみはトリュフ祭のように10ﾕｰﾛで首から提げるグラスを買うとワイン試飲券3枚がもらえるというもの。もちろんトリュフ祭りを待ちきれずグラスを購入。1つでいいと言ってるのに旦那も自分用に購入。初日から飲んだくれることとなりました。あ、チビ助はベビーカーでお付き合いしてもらうことに。ごめんなさ〜い。

試飲券3枚はこのブースのおびただしい数のドルチェット(これすべてドルチェットです)の中から３杯選んで飲むことができます。


そして、アルバの町のメインストリートにこの地方の村のブースが点々と設置されその村のワインを販売しているので、グラスを持っているとそれぞれで無料で試飲ができます。

何杯か試飲し、そのうち２本を購入しました。そうなんです、キッチン付きの宿の醍醐味は部屋飲みできることなんです！飲みたいワインを買ってきて毎日のように部屋で夕食食べながら、そして午後にバルコニーで絶景見て読書しながら(あ、ワイン入門本読んでました・・・。)飲んだくれた一週間なのでした。


ちなみにこの写真のぶどうは、宿のご主人にもらったもぎたてのネッビオーロかバルベーラのどっちかです。種が多くてちょっと食べにくいですがおいしかったです。

　私ってば、この夏の旅行にガイドブックを持って行くのを忘れたのです。訪れるまちの多くはガイドブックに載っていないので、まあいいかと思ってはいたのですけれど。

　１日早くミラノに着き、その翌日到着した友人合流。さらに１日遅れでやってくる友人をミラノで待つことにしていたので、１日何をしようか話していたときに友人の持っていた歩き方「北イタリア」編に出ているよさそうなまちを見つけました。

　ヴィジェーヴァノです。「レオナルド･ダ･ヴィンチがデザインした美しい広場のあるまち」とのこと。早速行ってみました。メトロでポルタ･ジェノヴァ駅まで行き、そこから国鉄の電車で行きます。わずか３０分で到着。早速旧市街目指して歩きます。
　

　途中で見かけた１１世紀の小さな教会。閉まっていました。
　

　ものの１０分もしないうちに、旧市街入り口の門が見えてきました。
　

　さあ、門をくぐって中に入りましょう。
　

ぐら姐さんやっと読み終わりました〈凄い質量で素晴らしいレポートでした！〉そこで質問ですお手空きの時でいいので今まで行ったイタリアの街でお気に入りベスト５を教えて下さい、サークルの他の方もどんどんマイベスト５の街を教えてくれると嬉しいです。
その街を探して調べて〈これだけでも楽しいですが〉今後の旅の参考にしたいと思っています。

　この頃発言してくださる方が増えて嬉しい限りです。ありがとうございます。 　今までほとんど一人で勝手に書いてきたので、発言の仕組みがあまり分からないかと思います。ここらでご説明させていただきます。（うまく説明できるかどうか…） 　検索の下に、タイトルのみ話題のトピックすべての発言という３つあるなかで、タイトルのみを選択し、読みたいタイトルをクリックすると、その親トピックにつなげられたコメントを見ることができます。 　私は、この仕組みを利用して、新たな話題で書きたいときは「新たなトピックを立てる」をクリックして書き始め、それに関連したことを書きたいときは、どんどんと「コメントする」をクリックして書いていきます。例えば「ヴェローナ」というトピックを立てたら、ヴェローナにに関する続きの発言は、発言の最後についている「コメントする」をクリックして書いています。そうするとタイトルごとに（テーマ別に）内容がすっきりと整理されていきます。 　１つのまちや１つのタイトルでトピックををまとめると、過去の発言を見つけ出すのが比較的簡単になります。 　できれば、これから写真付きで旅行のレポートをアップされる方には、このやり方でアップしていただくと、後から探す時に便利なのでそのようにお願いします。 　ながなが、くどくどと書きましたが、よろしくお願いします。　

　ヴェローナには、１５年ほど前に冬とその翌年の夏に行きました。その当時ふらりと入ったピッツェリアがとても美味しかった印象が強くて、またあの店で食べたい！と思い、ボルツァーノからミラノへ向かう途中、２時間ちょっと立ち寄ることにしました。

　１１時過ぎに着いたので、昼食には少し早いので街散歩をしました。以前、この門の冬の写真を載せましたが、夏のこの青空をバックにする方がやはり美しいですね。

　

　少し歩けば、もうアレーナ。

　

　なんだか手前の赤い柵が邪魔です。工事中なのかしらと思って近付いてみると…

　

　夏にこのアレーナで行われている野外オペラの大道具だったのです。すでに終わってしまった演目のものなのか、今日はやらない演目のものなのか…。このバラが何に使われるのかは分かりませんが、下の写真なら分かります。
　

　アイーダですね、絶対。この写真だと大きさが分からないでしょうか。こんなに大きいのですよ。

　

　昔は、見かけませんでしたが、ローマでよく見かけるようなローマ時代の戦士姿で写真を撮らせる人たちもいました。（でもかなりメタボで、一緒に撮りたいとは思いませんけどね。）
　

　さあ、そんなにのんびりはしていられません。ピッツェリアがまだあるかさえ分からないのですから、行ってみなくちゃ。

こんばんは。
昨日無事4週間の長旅を終了することができました。
話はいろいろありますが、とりあえず帰国のご報告です。

ピエモンテもリグーリアもとてもよかったです。
クルーズはちょっとあわただしかったですが。また違った経験ができました。

ラモッラのブドウの写真を一枚のせますね。
葡萄畑に囲まれてシアワセ！な一週間でした。

　バスツアーから戻って時計を見れば、まだ午後５時前。見たいと思っていたロンコロ城は６時まで開いているとガイドブックにあるので、なんとか間に合いそう、ということで取り急ぎ、タクシーで向かいました。バスもあるのですが、時刻表を見てのんびり行って、見学の時間がなくなってしまってはもったいないですからね。

　ロンコロ城は、ボルツァーノの郊外サレンティーナ渓谷の入口の岩の上にそびえている城です。1237年にこの地を治めるヴェスコーヴォ王子から、ここに城砦を築く許可を得たヴァンガ（Vanga）兄弟により建築されましたが、1385年に当時の裕福な商人フランツとニクラウスというヴィントゥラー兄弟がこの城を購入し、城としてと言うよりも、サマーハウスとしてゲストを招くために増改築しました。

　タクシーは１０分ほどで停車し、え？城はどこ？というような場所でしたが、ドライバー氏はここを登って行けと指差します。なぁんだ、タクシーで来てもバスと同様登り口からは自力で歩かないといけないのでした。

　結構な急坂を登ることしばし。ようやく入り口が見えてきました。
　

　残念。建物内は撮影禁止です。なので建物外部のみ撮影しました。この城は、その内部のフレスコ画が美しく、見どころとなっているのですけれどね。
　

　

　

　ここから先は、撮影禁止。内部には、「トリスタンとイゾルテ」や「アーサー王と円卓の騎士」など、中世以降、欧州一帯で流行した騎士物語などの文学を題材にしたフレスコ画が描かれています。それから、「ゲームの間」と呼ばれる部屋には宮廷の生活の様子も。その規模と保存状態で、非宗教画としては当時のもので最大なのだそうです。

　興味のある方は、ＨＰをご覧ください。
http://www.roncolo.info/roncolo_it/storia.asp

　夏は、中庭に椅子席が設けられ、いろいろと催し物があるようです。
　

　そして木陰にカフェと言うのかビアガーデンと言うのか、昼下がりのビールを飲むのによさそうな店もありました。
　

　城から街の方の眺めです。
　

　さあ、時間はまだたっぷりあるし、夏だからまだまだ明るいし、街まで歩くことにしましょう。少し歩いて振り返って見上げた城です。
　

海外へ行くならイタリア！って思うほどイタリアが大好きです。ローマ・ミラノ・フィレンツェ・・は何度か行きましたが田舎の方は行った事がなくて興味津々です！いつも友達か息子と一緒に行ってたのですが、友達の出産など都合が悪くなって一緒に行けなくなって･･･今年の１月にローマに行ったきりです。また１月位に行きたいなーなんて思ってますが。なにしろ１人で行く勇気もなく、日々悶々と考えています。