シチリアとマルタの旅行から帰って参りました。皆さんその間、色んなトピックで盛り上がっていらっしゃいましたね、昔のお話など出てきて、グラ姐さんのトイレに閉じ込められた話等、笑ってしまいました。皆さんのイタリア各地の写真もとても素敵です。

さて、シチリアもマルタもとても良い所でした。シチリアの素朴な方々の暖かい心にふれて、無事旅行を終えることが出来ました。魚介料理がとてもおいしかったです。車での移動は、トスカーナとは違って、結構大変でしたので、あまりお勧めはしません。次回行く機会があれば、どこかに拠点を１箇所に決めて、目的地に出かける、及び迷ったら、迷った所が目的地だったのよねー、くらいの心の余裕で、同行者と同意を取っておく、が宜しいかと学習。その理由は、

１、高速以外は、道路標識など旅行者に分かり易いようなものは余り無し。

２、私たちのカーナビは、A地点からB地点に最短距離で行く事を指示して来たので、高速を使いたいのに、田舎道を延々走らされたりした。これは、ホテルやレストランなど特定の住所を行き先とした場合に発生したので、有名観光地に行く場合は、カーナビにすでに組み込まれている近くの観光地のリストから選択した方が良い。

３、道路閉鎖がされている事が、２度ほどあったので、道路地図やナビ等、緊急別ルート対応策を持っている事が必要。

これから行かれる方は、どうぞ安全運転でお願いします。

さて、１日目は私はローマのカラヴァッジョ展へ、予定通り午前１１時前には会場へ到着。グラ姐さんのご報告通り、大変な人気で２－３時間は掛かるであろう列が並んでいましたが、カラヴァッジョカードを持ってた私は、一番前からすぐ入れました。

中は課外授業風の中学生がたくさん来ていましたが、隙間から覗き込んで、それぞれの絵をゆっくり鑑賞することが出来ました。この時期イタリアは、修学旅行や遠足の時期なんでしょうか、各地で集団の子供たちに遭遇しました。２－３時間で十分見終わった私は、心が暖かくなり、雨模様の外に出てもウキウキで、バスを待ちました。
カード料金に含まれているバスツアーのバスは、１５分で来ましたが、あいにく雨が降り始め、２階建てバスの最前列に座っていた私は濡れなかったものの青空になっている後列の人は冷たそうでした。カラヴァッジョの絵が見られる教会も、ツアーのルート上にあったのですが、雨が降っている中、詳しい地図も持っていなかった為、又来れる事を祈願して降車せず、バス上から、市内の１周の見学をしてパレルモへ帰りました。

カラヴァッジョの絵は素晴らしかったです。カメラはパレルモに残した為、残念ながらローマの写真は撮りませんでした。蛇足ですが、ヴァレッタの「聖ヨハネの斬首」も素晴らしかったので、機会のある方にはお勧めします。

長くなってしまったので、この後は、又次回に。

皆さんのブームに乗り遅れまいと行ってきました。

　”　プローチダ島　　”

最初はシチリアのはずが友人の「アルベロベッロに行きたい。」「アマルフィに行きたい。」「買い物がしたい。」の希望を叶えるべく急転直下で行き先変更。友人の希望を取り入れ、私の希望は唯一プローチダに行くこと。

たった２泊でしたが、濃密な時間を過ごすことができました。
でも教会の類は素通りして、食べて飲んで食べて飲んで飲んで…のんびり過ごしただけの怠惰な時間。



13時発のフェリーにギリギリ滑り込み。人間２人と車の往復が60ユーロ。ちょっと時期が早いせいか、人も車も少なくて…。




私たちが泊まったのはこちら。コリチェッラから歩いて5〜6分の場所にあるB&Bです。






翌日はキァイオネッラへ。B&Bのオーナーお勧めの高台にある海の家でパラソルとポンポンベッドを借りました。芝生の上なので照り返しが少なくて風が吹きぬけるので心地よい時間が流れました。

島内バスの切符を買い、バス内で検札しようとしたら必要ないと止められ、結局　１枚の切符で何回乗ったことか…。




この日の夕方はプローチダに住む画家の総勢11名のホームパーティにご招待されました。知人友人のツテでどんどん人脈が広がっていきます。こんな幸せなことはないと実感した瞬間。






夜が更けるまで飲んで食べて。（宴は深夜まで続いたのでした。）


次はもっとゆっくりここで過ごしたいと心から願いました。


《番外編》
道すがら　なんの変哲もない小さな店で見つけた姪っこたちの水着。イチゴ柄の裏がピンクの水玉柄なんて、そんなのあり？ってくらいかわいいでしょ！？

今日はぐら姐さんも紹介していたテッラムラータに有るサンミケーレ教会です。

実はマリーナコリチェッラも好きですがテッラムラータの集落の方が古く渋くて好みなんです、なのになぜか写真が無い気に入りすぎるとボーと見てしまうくせがあるような。

マリーナからこんな感じの所を登って行って左手に刑務所跡を過ぎた



民家の中の小さな入り口


グロッタ風にしてあります《ミカエル系の教会の基本？この教会自体も元の部分は岩をくりぬいて作っているようです》






この窓の向こうは海それとも天国、、、、どうか宝くじを、、、


それにしても小物、空間の使い方私好みの部屋、完璧だ！

さて５月の旅行の最後になりました。
ローマから帰国するときに切に思うのは、
フィウミチーノ空港で最後に何かイタリアらしいものを食べたい！
ということ。

本当はパスタが食べたいのだけど、美味しいパスタは空港では残念ながらなし。
それで、２番目にワインと生ハム･サラミ！と思うのです。
（もちろん美味しい魚介も望めないので）
というか、イタリアらしい美味しいものが食べられるのが、空港ではここだけなので。
トスカーナのカンティーナの有名どころ「フレスコバルディ」のワインバーです。
http://www.frescobaldi.it/

安くはないけど、まともなものを食べさせてくれます。
ワインもグラスでいただけて、美味しい。

今回は、まずは泡ものと牛肉のカルパッチョをいただきました。


パルミジャーノとルーコラのサラダ添えで、オイルは日本で買ったらいくらでしょう、
ラウデミオがボトルでどんと出るのでかけ放題。
（今調べたら、２５０mlで３千円近くしていました…）
パンも出てくるので、パンにもつけて。

ここのカルパッチョ、お肉が巻いてありました。


２杯目は、赤。マレンマ地方でつくられたアンミラーリアというワインです。




まだ時間もあるし、もう少し飲みたかったので、
生ハムとコッパとサラミを１切れずついただき、モンテソーディというワインを１杯。




実は、ハム・サラミ盛り合わせというメニューはあるのですが、
こんな生ハムとコッパとサラミを１切れずつなんていうものではなく、
もっとどんと１皿になるのです。
でもそんなには食べられないと思ったし（乗ってしまえば機内食もあるし）
お値段も高くなってしまうので、
お店の人に、１切れずついただくのができるか聞いてみたら、快く出してくれました。

よく見たら、イタリア人も、これ１個とあれ１切れだけ、と注文していました。
イタリアって、本当に客の食べたいわがままを聞いてくれていいなぁと思います。
（どの客にも、美味しく気持ちよく食べてほしいということだと思うのです。）

皆様も、フィウミチーノであれ1個、とかオーダーしてみてはいかがですか。
ちゃんと英語も通じますよ。

イタリアならではの食べ物とワインで、最後まで本当に幸せな気持ちで過ごせたのでした。
え？前夜の食欲不振はどうしたかって？
目が覚めたらすっきりとお腹が空いていて、朝からしっかりと食べましたよ。
そしてこの後の機内食も。

これにて５月の旅行報告を終わります。

サッカーって、何が困るって、野球のように目が話せないことですね。
観始めたら、他のことが何もできなくなってしまって。
ついついこちらのアップも滞りがちで申し訳ありません。
スペインが、スイスに負けちゃいましたね。
次の日本も、スイスのようにカウンターで入れるなんてことがあったりして。

さて、カンピーリア･マリッティマから夕方の列車に乗って
ローマに２０時前に着き、ホテルにチェックインしてすぐに外出。
mixiの友人Ｈさんが、ローマに来ているので、一緒に食事をする約束をし、
迷わないようにスペイン広場の泉で20:30に待ち合わせていたのです。
私が少しだけ遅れて到着。

Ｈさんとは親子ぐらいの年の差があるのですが、
大のサッカー好きで、それがきっかけで知り合ったとても親切な青年です。
今回が初対面でしたが、すぐにＨさんを見つけることができました。

知人が、昨年行って美味しかったというマリオというレストランへ行きました。
トスカーナ料理の店です。
http://www.ristorantemario.net/homepage.html

Ｈさんは、前回も今回も、イタリアには短い休みでサッカー観戦に来ているので
イタリアでレストランに入るのは初めてだとか。
で、がっつり食べるつもりで私がいろいろとオーダーしました。

サラミ類盛り合わせ（写真撮り忘れ）の後は、チンギァーレの煮込みのスパゲッティを２皿

本当はショートパスタだったのだけど、スパゲッティにしてもらいました。
イタリアの店って、こういう我侭を聞いてくれるから好き。

トリッパ･ローマ風（Ｈさん）


ウサギ肉の煮込み（私)


カルチョーフィ･ローマ風（１個ずつ）


インサラータ･カプリチョーザ１皿（写真撮り忘れ）
ティラミス（Ｈさん）


申し訳あリません。カメラを持つ手も疲れているのか、写真ぶれぶれです。
実は、朝は夜明け前から目覚めて散歩、
ポデーレ･サパイオでの午前中の試飲、ランチはがっつり、午後の泡もの＆つまみ…で
体が疲れていたのか、この私としたことが食欲不振。

スパゲッティは全部食べたけど、ほかのものはウサギ１塊と
カルチョーフォぐらいしか食べられなくて
（それだけ食べれば十分でしょ！って言われそうだけど）
Ｈさんにその他をほとんど食べていただきました。

もう食べっぷりが素晴らしくて、見ていてとっても好もしい！
話していても、イタリア人の青年のように、
オバチャン相手に普通に楽しく話してくれるところもまたいい感じ。

彼の宿は、テルミニ駅の、私とは反対側だったのに、ちゃんと私の宿の前まで送ってくれました。
最後の夜に素敵なデートになったのでした。

今からイタリアへ旅立ちます。今回は一人旅。ちょっと緊張してます…。ヴェネチア、フィレンツェと巡る1週間の旅です。
とても楽しみです。行ってきます！

ブリケッラ農園は、スヴェレートにありますが、
今回は、そのスヴェレートにあるペトラというカンティーナと
サッシカイアで知られるボルゲリにある新進のカンティーナ、
ポデーレ・サパイオを見学することにしていました。（ポデーレ＝農園）

ポデーレ・サパイオは、イタリア在住の友人が行った時の話を聞いて
是非とも行きたいと思っていたところ。
また、ペトラはエノテカ広尾で試飲会があったときに、
そこにオーナーの娘にして醸造家のフランチェスカさんが来ていて
是非見学したいとお話していたのです。

日本からそれぞれにメールを送って、
５月２日か３日にとお願いしたら、近くのペトラが午後、遠い方のサパイオが午前と指定されました。

とりあえず、朝食後チェックアウトし、ついでにワインとオイルも購入。
ブリケッラで働いている日本人マサさんの運転で、ボルゲリに向かいました。

実はこの旅行には、知人がこの辺りで合流する予定でしたが、
のっぴきならない事情でイタリアに行かれないことになり、
カンティーナの方にいろいろ案内していただくのに、
私１人だけでは申し訳ないと思い、歩き方掲示板とmixiのイタリアコミュでトピ立てし、
どなかた行きたい方がいたら一緒にいかがですか？と呼びかけました。

日にち限定でこんなエリアに行く日本人はいないだろうと思っていたら、
なんと現地在住、しかも、うんと近い場所のレストランで料理人をしている
日本女性Ａさんが、興味を示してメールをくださり、一緒に行くことになったのです。

Ａさんは、サパイオに近いカスタニェート・カルドゥッチというところで働いていて、
なんとブリケッラにも行ったことがあり、マサさんとも知り合いなのでした。

彼女をカスタニェート・カルドゥッチの駅でピックアップし、
いざポデーレ・サパイオへ。
ボルゲリへの道の入り口は、いかにもワインの里という感じ。




シンプルなサパイオの門


そして目の前に広がるブドウ畑。

まだ葉が出たばかりであまり伸びていません。
カベルネ・ソーヴィニヨンは、メルローよりも遅く伸びるのだそうです。

こちらがサパイオのオフィス（兼自宅だと思います）。


ディレクターのマッシモさんは、ちょっと出かけていて、もうじき戻るので
先にカンティーナを見てください、と醸造管理者のアレッサンドロさんが案内してくれました。
カンティーナは、ここから少し離れているので車で移動。

アレッサンドロさんは、とっても丁寧に説明してくれて、
カンティーナ初見学というＡさんは、メモまで取って熱心に質問。
醸造専門用語などは、マサさんが通訳してくれて、先日のBanfiの団体見学とは雲泥の差の楽しい見学となりました。

ここで葡萄の搾ったものを発酵させます。


ここで栽培しているのは、カベルネ、メルロー、プティベルドー、
ついでにサンジョベーゼも申し訳程度に植えらいますが
冷涼なキアンティに比べてボルゲリは暑いので、
サン・ジョベーゼの栽培には、あまり向いていなくて、
カベルネのほうがよく育つのだとか。

カベルネ、メルロー、プティベルドーは、それぞれ品種別に樽で熟成させます。


作っているワインはサパイオとヴォルポロの赤の2種類のみ。
サパイオは、特にできのよい葡萄を使う、高級品です。
こちらの小さなフランス産の樽に入れて、１４ヶ月熟成させるのだとか。


その後、味を見てセパージュ（ブレンド比率）を決めてボトリングし、
瓶内で６ヶ月熟成させてから出荷するのだそうです。
さて、オフィスに戻って、いよいよ試飲です。

３連投すいません
皆さんも大好きなプロチダの写真がまだ有りましたので少しずつ紹介します、今日は外伝《猫》です。

下の写真の猫は綺麗なライトグレーでお屋敷の庭にいました、顔も金持ち層でした。


この黒猫は特別な猫でした佇まいが人の様と言うか人の魂が宿っている様な、、上手く表現出来ませんが魔法使いの飼い猫って感じです。

ヴェネチアのマルゲリータ広場《マルガリータ？》の写真がまだ有りましたので少々、ちょっと天気が悪くて寂し気です、ごく普通の広場ですがお気に入り。





おまけでサンマルコの鐘楼の上からサルーテ教会方面