「カステルフランコ･ヴェネト１３」
　カフェもオーダーしたら、なんとも素敵な、このまちらしいカップ！

　野菜は、２人で１皿でしたが、これだけ食べて、２人で３７．８０ユーロ！たいへん満足した気持ちで、パドヴァへ帰ったのでした。

「カステルフランコ･ヴェネト１２」
　なかなか雰囲気もいい店でしたので、調子に乗ってドルチェもオーダー。ここでもティラミスをいただきました。マスカルポーネがフレッシュで軽やかで、美味しいティラミスでした。

　（ごめんなさい。一口二口食べてから撮りました。美しくありません…）

「カステルフランコ･ヴェネト１２」
　パンも、こんな店にしちゃ気が利いていて、小さいのが３種類。デッラ･カーサにしては、ワインもなかなか味のあるものでした。

「カステルフランコ･ヴェネト１１」
　それでは野菜が足りないので、野菜のアル・ヴァポーレをいただきました。

　ズッキーニ、人参、ジャガイモをただ蒸しただけのもの。これに塩とEXヴァージンオイルをかけるだけなのですが、こういうものこそシンプル･イズ･ベスト。舌にも胃にも優しい味です。野菜の美味しさがストレートに味わえました。

「カステルフランコ･ヴェネト１０」
　セコンドは、ローストビーフと書いてあったけどどう見てもビステッカと言う感じのお肉。

　イタリアの庶民的な店らしく、お肉のみで何も添えてありません。でもお肉は、ちゃんと美味しく、ボリュームもありました。日本の肉みたいにとろける食感ではなく噛むと肉の旨さが出てくる感じの。

「カステルフランコ･ヴェネト９」
　プリモに選んだのが、小エビとズッキーニのフズィッリです。

　７割方下茹でしてあるものを、注文があってから茹で直す、いわば立ち食い蕎麦屋のようなパスタですが、これがなかなかアルデンテで、クリームソースもエビとズッキーニの味が出ていてまあいける。むきエビを使っているにしちゃ、上出来！と言う感じでした。

　熱々で出てきて、ふうふう言いながら食べました。

「カステルフランコ･ヴェネト８」
　店の前に出してある、本日のメニューがこれ。なんと均一料金で、プリミ･ピアッティが３．９ユーロ、セコンディ･ピアッティが７ユーロ。ピアッティ・ウニチ（単数形ピアット・ウニコ。プリモとセコンドを兼ねるような１皿料理です）が５ユーロと９ユーロ。

　左下にある、午後１８時過ぎからは、コペルト（席料）２ユーロをいただきます、というのが見えるでしょうか。そう、ランチタイムは、コペルトも付かないのです♪
　

「カステルフランコ･ヴェネト７」
　小さなまちですので、あっという間に歩けてしまいますが、その割りに、素敵なワインバーや美味しそうなレストランがありました。

　そうそう毎日贅沢もしていられないので、この日は、確実に美味しいと思われるやや高級なリストランテも、おそらく美味しいと思われるトラットリアもやめて、なんとも安易な名前の、バールが昼と夜に主婦の手料理を出すという店に入りました。

「カステルフランコ･ヴェネト６」
　カステルフランコのドゥオーモです。

　夭折の画家、ジョルジョーネの生まれたまちで、ドゥオーモにも彼の描いたフレスコ画があります。また、ドゥオーモの隣にある彼の家（この写真の左の黄色い壁の家）の壁面上部には、モノクロのフレスコ画があり、当時の楽器や武具などが描かれていて、興味深かったです。

「カステルフランコ･ヴェネト５」

　その門の外側も時計台になっているのでした。ズームで時計を撮ってみました。

「カステルフランコ･ヴェネト４」

　反対側の門に近付きました。クリスマスの時期なので、夜になると明かりのすだれが灯るのでしょう。時計台から、小さなランプのついたコードがたくさん張られていました。

「カステルフランコ･ヴェネト３」
　城門を入って真っ直ぐ行くと、もう反対側の門が見えます。

「カステルフランコ･ヴェネト２」
　この門をくぐって、まちへ入ります。