「エリオ･フィリッピーノのカンティーナ見学７」

　これは、BarbarescoバルバレスコならぬBarabacescoバルバチェスコ。とってもお茶目なネーミングです。

　バルベーラ・ダルバなのですが、それをもともとこの辺りの方言でバルバチェスコと言う言い方があり、バルバレスコぐらいエレガントな深いワインという気持ちもこめてエリオがネーミングしたのだそうです。

　これはルペストルに頂いて帰りました。

「:エリオ･フィリッピーノのカンティーナ見学６」
　温度が低すぎるので、グラスを両手で包むように持ち、眠りから覚まさせるようにゆらゆらとワインを揺らしました。タンニンも酸味もしっかりしていて香りも良く、初めは硬かったワインが、どんどんと味を変えていき、ほろりと柔らかくなっていきました。

「エリオ･フィリッピーノのカンティーナ見学５」

　大樽で熟成させるものと、大樽に半年寝かせてからバリックに移
１年たったら一旦バリックから出してバリックを洗い、またそのバリックに入れて１年寝かすという作り方をしているものがありました。

　いよいよバルバレスコの試飲です！

「エリオ･フィリッピーノのカンティーナ見学４」

　樽を寝かすところの入り口には小さなキリストの磔刑像。こういうところがとってもイタリアらしい。

「エリオ･フィリッピーノのカンティーナ見学３」
小さなカンティーナに、大樽とバリックが並んでいます。

「エリオ･フィリッピーノのカンティーナ見学２」
　エリオは、穏やかで、落ち着いた印象の人でした。奥様が英語の上手な人なのですが、私たちがイタリア語をある程度理解することが分かったら、喜んで、エリオ自身がいろいろと説明してくれました。