「Re:Re:ボルツァーノで聞いた話」
あれっつぉさん、

グリューワインのカップ、とても素敵ですね。
そしてこれはマッシュルームでしょうか、美味しそうです。

本当に、違う文化圏なのですよね。
独立を願っている人たちもいるらしいですが、それも叶わず。
（ということは、独立の必要もないと思う人がいるのでしょうか。
　または、イタリア語文化圏のひとたちがたくさん入り込んできている？）

いずれにしろ、私たちがとやかく言うことではないのでしょうが、
イタリア大好き、南イタリアとっても好き！な私としては、悲しい気持ちでした。

「Re:ボルツァーノで聞いた話」
ぐら姐さん、こんばんは。

私はまだトレンティーノ・アルト・アディジェ州やヴァッレ・ダオスタ州には行ったことがありません。
でもこのあたりの州は現在こそイタリアという国家の一部ではあるものの、土地の人にしてみれば自分はイタリア人、という感覚では無いのでしょうね。

> チロルの民族としての強い誇りをもち、イタリアを嫌っている雰囲気があったのです。
> 特に南イタリアを毛嫌いしていて、
> 「ここには、山があり、この地は豊かだ。
> 　僕たちはしっかりと働いている。
> 　なのに南は全然働かない。」
> と言っていました。
>
> イタリア大好きだし、南の人たちの中にもよく働く人はいるし、
> 働きたくても働くところがない人たちもいるでしょう、
> 南にもいい人たちはたくさんいるのよ、なんて言いたくても言えませんでした。
> 南の人が気持ちを入れ替えれば簡単に片付くという問題ではなく…
>

たしかにそうですよね。単に外国人旅行者として訪れるのなら、「南も北も全然違うけどイタリアって素敵よね！」なんて簡単な感想で終わらせられるけれど、現実問題はもちろんそんな甘いものではないでしょう。そしてぐら姐さんがイタリア語で自分の意見を言うような雰囲気ではないと思われたように、外国人の私たちがとやかく口を挟めるようなものではないでしょう。
イタリア大好きな外国人の一人として、ちょっと残念な問題ではありますけれど。

でも、クリスマスマーケットのことひとつ取ってみても、やはりここはイタリアというよりはチロル文化圏というか、ドイツにそっくりですもの。グリューワインを飲んで、カップを返却したらお金が戻ってきて、ってシステムだけでもイタリアじゃなくてドイツと一緒です。そう考えるとやはり彼らは南イタリア人とは文化も何もかも違うのですよね。

という話題にあわせ、イタリアではないのですが、前回の旅行で訪れたドイツのクリスマスマーケットのグリューワインの写真を一枚。

「ボルツァーノ、１２月２４日」
クリスマスマーケットは23日で終了。
24日の街は、さぞや祭りの後の寂しさが漂っているかと思いきや、
お片付けモードはワルター広場だけで


他はそんなの関係ない！って感じの賑わいでした。




市も立って






パン屋の店先のパンのプレゼーピオ


スペックの店もたくさんあるのですが、
ここの２店、右と左で繁盛ぶりが全く違いますね･･･。


生牡蠣美味しそう〜



（牡蠣を剥いているシニョーラのセーター、袖しか見えませんが素敵ですね）

大晦日の夜は、赤い下着を身に着けて寝ると言う習慣があるそうですが、
それのため？の可愛い下着！


買おうと思ったら、ショーツの方が品切れだった…残念。

このワンコ、ご主人様の靴の甲にアンヨを乗っけて座っています。


石の舗道がよほど冷たいのでしょうね。

さて、後ろ髪を引かれつつ、次の目的地へと移動しなければいけません。
このエリア、今度はまた夏に、ゆっくりと滞在して山めぐりを楽しみたいなぁ。

「ボルツァーノで聞いた話」

さて、夕食を終え、クリスマスマーケット最終日の街に戻ると、
広場の一角で大きなポリタンクに入った温ワインを飲んでいる人たちがいました。

仲間に混ぜてもらって、少しお話をしたのですが、彼らの会話はもちろんドイツ語。
私はイタリア語を話すのが躊躇われ、私たちと彼らは英語で会話しました。
チロルの民族としての強い誇りをもち、イタリアを嫌っている雰囲気があったのです。

特に南イタリアを毛嫌いしていて、
「ここには、山があり、この地は豊かだ。
　僕たちはしっかりと働いている。
　なのに南は全然働かない。」
と言っていました。

イタリア大好きだし、南の人たちの中にもよく働く人はいるし、
働きたくても働くところがない人たちもいるでしょう、
南にもいい人たちはたくさんいるのよ、なんて言いたくても言えませんでした。
南の人が気持ちを入れ替えれば簡単に片付くという問題ではなく…

私は北も好きだけど、南も大好き！
ドイツ語を嫌いというつもりはないけど、イタリア人がイタリア語で話しているのを聞くのが好き。
イタリア人の人間らしさが大好き。
心の中でそう思いながら、複雑な思いで聞いていました。

「ボルツァーノでの晩ご飯」
クリスマスマーケットをほどほどに切り上げて食べに行った店は、
夏に行って、自家製スペックの旨さに感動したパッシェイダーホフという山の中にある店。

夜にレンタカーで行くには、あまりに暗い山道で、付近に建物もないので、タクシーで行きました。
タクシーは片道２８ユーロの定額料金ですが、ここは奮発どころですね。
papalinaさんも、安心して飲むことができますしね。

昼に予約の電話を入れたときに、何人？と聞かれ、
２人だったら大丈夫と言われたのが納得のテーブルセッティング。
私たちが最初に到着した客ではあるものの、他は大勢様の予約でびっしりのようです。


だれもいないので、席を立って写真を撮っちゃいました。








お花だけ大きく撮ってみました。エーデルワイスですね。（実物よりかなり大きい）


天井には鳩が飛んでいます。


そしていよいよ、スペック登場！
あれ？前回はドンと厚切り１枚が、自分で切って召し上がれという風に出てきましたが、
今回は、ちゃんとスライスしてあります。


うま〜噛めば噛むほどに深い味わい。
厚くても薄くても、うま〜

その後私は牛頬肉の煮込み、ポテト添え


全うな材料を丁寧に調理してあって、しみじみと美味しい。
塩加減もドンピシャです。

あ、添えといってもポテトは別皿です。たっぷり〜。


こちらは、papalinaさんのラグーのタリアテッレ。


ここのスペックは世界で一番美味しいとお店の人に伝え、
お土産に小さな塊を分けてもらえないかとお願いし、
ＯＫしてくれたので、２〜３cm厚さに３枚切っていただきました。
（５Lビールと共に、アックテルメでの昼に胃袋に収まりました。）

この食事とワイン１L、ガス水、そしてお土産のスペック厚切り３枚の合計が57.80ユーロ。
お土産がなければ、往復のタクシー代より安い食事代でした。
遥々行く価値のある店です、ここは。

さて、この日の店の予約客は私たちの他に３グループあって、
皆地元の顔馴染みという感じでした。
２つは大グループ。１つは熟年カップル。
その大グループの１つは男性ばかり１４人ほど。
もう１つは女性３人残り１２〜３人は男性。
その翌日の昼食時も男性だけの大グループを見たので、
この時期、男ばかりで集まる習慣でもあるのか？と思うほどでした。
どうなんでしょう。


美味しくいただき、ゲットしたスペックを持って、またクリスマスマーケットに戻ります。

「Re:Re:クリスマスマーケット」
toorakさん、

このまちは、夏も冬も楽しめました。

> これからの道中、ずっと荷物になりそうなところなのに、それだけ美味しかったんですね。

車での移動でなければ、こんなこと絶対にしませんね。
このときは、車って便利〜〜とつくづく感じました。

> 今年は有楽町のクリスマスマーケットをちらりと見に行ったものの、規模も小さいし、いかにも作り物めいた感じで、がっかりでした。

ドイツのクリスマスマーケットを見たことのある友人が、
横浜の赤レンガ倉庫の方でクリスマスマーケットが開かれたのを見に行って、
似ても似つかぬ催し物だったと、呆れていました。
私は見ていないのですが、そんなことを聞くと今度行ってみようとも思いませんね。

「クリスマスマーケットその２」
クリスマスマーケットには、飾りを売る店だけではなく、飲食の店も出ています。
ワインもありますが、寒いので温かなグリューワインが主流でした。




私たちも１杯いただきました。

マグ代３ユーロ、飲み物代３ユーロ。
マグを返せば３ユーロの返金がありますが、返さずにお土産にすることもできます。
私たちは、記念に持ち帰りました。

サラミの試食販売もあります。


ワルター広場に面して、木がたくさん生えている広場のようなところがあり、そこは催し物会場に使うもののようでした。
旅行中に不思議な赤いボールが浮かび上がっている写真を載せましたが、それはこの会場のものです。

木の枝から大小いくつかのサイズの赤いボールが下げられ、
電飾も付けられて、ちょっと幻想的な空間が出来上がっていて、
その間に樽のテーブルが置かれて飲み食いできるようになっていました。
この日は残念ながら小雨が降っていて、そこでのんびりは出来ませんでしたが。


広場は、夜になるほど賑やかになるようでした。


子どもが楽しめる、クリスマストレインも走っています。




私たちは、晩ご飯の店を予約していましたから、このぐらいで切り上げて、
タクシーでお店に向かいました。

「Re:クリスマスマーケット」

ぐら姐さん、papalinaさん、お帰りなさ〜い。
しょっぱなのローマ空港での乗り継ぎあたりの珍道中ぶりから、楽しく読ませてもらってま〜す。

それにしても、5リットルのビール缶、しかも2つも反省会用に購入とのこと。
これってまだまだ旅の最初ですよね。
これからの道中、ずっと荷物になりそうなところなのに、それだけ美味しかったんですね。

> > さて、お腹も満たされ、クリスマスマーケットへ。 > 辺りは、もうほぼ暮れています。

本場のヨーロッパのクリスマスマーケット。素敵です。
それぞれのお店と背景の建物との雰囲気がいいですね。
ぐら姐さんは去年（か一昨年）にもここに来てらっしゃいましたね。その写真を見て、私もいつかは！って思ったのでした。

今年は有楽町のクリスマスマーケットをちらりと見に行ったものの、規模も小さいし、いかにも作り物めいた感じで、がっかりでした。

「クリスマスマーケット」
papalinaさん、

> おやおや、ぐら姐さんのとんぼ視力でも見間違えましたか？

あら、ホントだ。遠くのものはよく見えるのですが…
これは単純に打ち間違いですね。

> 21.90ユーロです。同じ重さなら瓶にお金を払うより中身にお金を払いたいので　ここは迷わず５リットルを選択、当然でしたよね。

もし、私があの町に住んでいるなら、最初は２Ｌを買い、次から瓶を持って中身だけ買いに行きますけどね。

さて、お腹も満たされ、クリスマスマーケットへ。
辺りは、もうほぼ暮れています。




オレンジや林檎を乾燥させたものや八角、またそれらを使って作ってある飾りなどを売る店




藁や木を使った飾りなど、自然のものを大切にしているようです。










キャンドルや灯りを売る店




こんなユーモラスなものも。


ほんとにいろんなものがたっくさん。




もちろん飾りの店だけではないのですが、それはまた明日。

「Re:ボルツァーノの美味しいビール屋」
> うまい！幸せ〜って感じで飲み食いして、

スルスルと喉を通るビール、お疲れさま〜のひと言でグイっと飲み干してしまいました。でも夜が控えているので　ここで誘惑に負ける訳にもいかず、控えめ抑えめにするのが大変！！


> ２９日に合流するpapalinaさんの旦那様にお土産用のビールがあるといいのにね… > なんて見てみると、あるではありませんか。 > ２Ｌが16.50ユーロ、５Ｌが22.90ユーロ。

おやおや、ぐら姐さんのとんぼ視力でも見間違えましたか？
21.90ユーロです。同じ重さなら瓶にお金を払うより中身にお金を払いたいので　ここは迷わず５リットルを選択、当然でしたよね。



> そしてそして、ここからがスゴイ。 > どうせなら、日本での反省会（いったい何を反省するんだか）でもこのビールが飲みたいね、 > ということで、あと２缶買いに行き、車に積み込みました。

合計１５リットル。何人で飲むのかと問われると、４人としか答えようがありません。何の反省をするのかと問われると、飲み過ぎ食べ過ぎとしか答えようがありません。

飲むシーンを想像して　ふたりともにんまり、笑みがこぼれました。

「Re:ボルツァーノのクリスマスマーケットへ」
この掲示板をご覧の皆さまへ。

ぐら姐さんとの、掛け合いになることをお赦しください。

> しとしと雨が、途中強くなったりもしたけれど、ボルツァーノに着く頃には傘なしでもいいぐらいに。

途中、ワイパーを全開で動かしても前が見えないくらいの雨でした。そしてそのパドヴァ近辺は集中豪雨の被害が大きかったようで。後から思い出すと納得できる雨量でした。


> ホテルはまちの中心部、ワルター広場に面しているホテルで、
> なんと広場の地下が全部駐車場になっていて、その駐車場に停めれば、 > 周りのホテルへの専用通路があり、直接行ける様になっているのでした。

ホテルへの通路がトンネルと表示してあって笑えましたね。そして空車スペースが一目瞭然のLEDランプ、どうして日本に導入されていないのかしら？

渋滞もなく、思ったより早く着いて乾杯ビールモードにスイッチが入りました。

「ボルツァーノの美味しいビール屋」
さて、まずは腹ごしらえと、夏に行ったときのお気に入りのビール屋さんへ。

夏とは外観も少し違いました。


夏に行ったときのを見ていない方のために。
http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100086592385

店内は相変わらず。


でも夏には３種類あったのに冬は２種類しかありませんでした。
ピルスナーがない！
ま、他の２つも美味しいので良しとしましょう。
ということでまずはヴァイツェンから。（これの写真は、少し前の250万アクセスの乾杯に使いました）

朝しっかりと食べてきたので、つまみ程度にソーセージと


カネーデルリ

をいただきました。

パンも相変わらず美味しい。


で、ビールをお替り。デュンケルです。


うまい！幸せ〜って感じで飲み食いして、
２９日に合流するpapalinaさんの旦那様にお土産用のビールがあるといいのにね…
なんて見てみると、あるではありませんか。


２Ｌが16.50ユーロ、５Ｌが22.90ユーロ。
ずいぶんとＬ当たりの値段が違います。
で、実物は奥にありました。


瓶を持ってみると重〜い！！！
素敵な瓶だけどお土産にするにはね…　ということで５Ｌ缶購入。割れる心配もないし。

重いので、一旦部屋に持ち帰りました。
素敵な缶です。（これも少し前に載せましたね）
その缶は、こんな袋に入れてくれるのですよ〜


え、なぜに２枚？　papalinaさんがニッコリ微笑んでもう１枚くださいな、と言ったからです。（流石です〜）

そしてそして、ここからがスゴイ。
どうせなら、日本での反省会（いったい何を反省するんだか）でもこのビールが飲みたいね、
ということで、あと２缶買いに行き、車に積み込みました。

papalinaさんちは、マイレージのゴールド会員で荷物をたくさん持ち帰れるので
この缶２つで１０kg超でも問題無しなのです…。

では、いよいよクリスマスマーケットを見に行きましょう。
はい、もちろん次回です。