「リヴォルノ朝の散歩４」
さて、建物の中の市場の続きです。
卵専門店がありました。


ハムサラミ類もチーズも充実


カントゥッチも美味しそうです。


外に出れば、近くにチーズ屋。


パルミジャーノの壁


朝からたくさん散歩しました。
ホテルに戻って、朝食をいただきます。


典型的なイタリア朝食で、ホテルのおにいさんのお薦めの米の入ったお菓子が美味しかった〜。


前日の夕方からの短い滞在だったけど、そして特別な見どころは無かったけれど、
美味しいカッチュッコを食べて、港の景色や市場を楽しんで、なかなか充実した時間でした。
この街を後にし、カネッリに向かいます。

「リヴォルノ朝の散歩３」
こちらが市場のある建物


中の店も食材充実




イワシ料理だって手軽に作れそう。


いや、でも暮らすなら丸ごとを買って自分で捌いちゃいますね。

ここはオリーブオイルやワインを量り売りしていました。




米や豆などの店


あ、ごめんなさい。もう出勤準備の時間です。また明日。

「Re:Re:リヴォルノ朝の散歩」
セサミンさん、

> 市場、大好きです。市場の写真楽しいですね。

ありがとうございます。
市場って、見ているだけでもとても楽しいのですが、食いしん坊なので、やはり我慢ができなくなってきて。

> 友人が例の秋のサッカー観戦ミラノ、ローマ弾丸旅行のスケジュールを既に超綿密に立ててくれて、私とは大違い。私は行きたい場所だけ数か所選んで、後はその日の起床時間と天気で適当に出歩くので見落としの多いこと。今からシルバーウィークのイタリアの電車を予約するなんて、私には考えられないことです。私だと起きてから決める。う〜ん無駄がなくてすごいわ、私の友人。きっと充実した旅行になると思います。

短期の旅行だと、事前にある程度調べて、できるだけ時間を有効に使うようにするのも１つの方法ですよね。

眺めの旅行だとその日の気分と天気で決めるのが楽しいでしょうけれど。
それでも、候補をいくつか持って、調べておくと行ったら閉まってたなんてことにはならないでしょうし。

イタリアの電車って、サイトから購入するのは２ヶ月前からではなかったしょうか？
変わったのでしょうか。この頃のぞいていませんから。
もう予約されているのですか？
バッチリ割引チケットでしょうね。

私も、夏の旅行のバカンス地の宿は、３月ごろには予約を入れています。
イタリア人も、こういうことにはせっかちですから。

田舎の移動のバスも調べてスケジュールを組んでいます。

> 教えて頂いたローマのワインで壁が埋まっているレストラン、ランチにきっと行ってきます。

是非行ってみてくださいね。
カジュアルで楽しめる店だと思いますよ。
今から楽しみですね。

「Re:リヴォルノ朝の散歩」
市場、大好きです。市場の写真楽しいですね。

フルーツは結構購入してそのまま食べられるので、楽しみですね。
私はbing cherryが大好きで〜〜。最近日本でも買えるので嬉しくて嬉しくて。トマトもつやつやときれいな色ですね。

料理下手なので、魚は見るだけ〜ですが、、、。

友人が例の秋のサッカー観戦ミラノ、ローマ弾丸旅行のスケジュールを既に超綿密に立ててくれて、私とは大違い。私は行きたい場所だけ数か所選んで、後はその日の起床時間と天気で適当に出歩くので見落としの多いこと。今からシルバーウィークのイタリアの電車を予約するなんて、私には考えられないことです。私だと起きてから決める。う〜ん無駄がなくてすごいわ、私の友人。きっと充実した旅行になると思います。

教えて頂いたローマのワインで壁が埋まっているレストラン、ランチにきっと行ってきます。

「リヴォルノ朝の散歩」
市が立ち始めている通りを見て、そういえばガイドブックに
「この街には見所はないが、素晴らしい市場がある」と書いてあったことを思い出しました。

ガイドブックを出して見てみると、その通りの先の方です。
行ってみることにしました。

奥の方は、準備がかなり進み、開店しているところもあります。






見事な大きさですね〜。　どんな人が買うのかしら。リストランテ？








ああ、これにリコッタを詰めてフリットにして食べたい！






食材の数々を見て、そそられつつも、こんな駆け足旅行では何も買うわけには行かず…
でもここで我慢ができなくなりました。


こういうものなら、移動の途中でも、宿の中でも気軽に食べられますからね。
部屋に戻ってから撮った写真です。


さくらんぼ５００g、ミディサイズのトマト７００g
これで５.７０ユーロなんて申し訳ないぐらい。

魚も野菜もなんという充実ぶり！この時点で私は心に決めました。
リタイアしたら、ここで最低１ヶ月は暮らす！
そして毎日市場に通って食材を買い作って食べる！！
でも、ガイドブックに載っていた市場ってここではなく、この奥の建物の中にあるんです、実は。
ということで次回は建物の中の市場をご案内します。

今日は土曜の代休で家でのんびりまったり。
夏の旅行の計画を少し詰めてみようかと思っています。

「リヴォルノ朝の散歩２」
朝の散歩の続きです。
本当にこの日は天気がよくて爽快。




リヴォルノは、かつてメディチ家の港だったそうで、免税特区として貿易を行っていたそうです。
現在でも多数の海運業者の他に、造船所や、海軍大学校があるのだそうです。

私が歩いたエリアには、漁船がたくさんあるようでした。
この日の朝水揚げされた魚介は、もうすっかりどこかへ運ばれていったようで
片付けが終わったところです。（魚が下ろされるところを見たかった…）


フォルテッツァ･ヴェッキアは１６世紀に造られた要塞で、
第二次世界大戦でダメージを受け、今もそのままの姿です。
夏にはこの中でコンサートなどいろいろな催し物が行われるのだとか。


サルデーニャへのフェリーも出ています。
（これはどこから来たものか知りませんけど）


車がビュンビュン通っている通りを少し先まで行ってみましたが、
その先に特別見たい感じのところはなさそうだったので、引き返すことにしました。


もちろん違う道を通って。

こんな感じの店がいくつもありました。
PESCE FRESCO（鮮魚）と書いてあるけど、魚屋ならこの時間に開いているはず。
昼頃から、魚介を立ち食いできる店が開くのでしょうか。興味津々。


この通りには、市が立ち始めています。


今までいろんなまちの朝の清掃風景を載せましたが、
特に観光地でないこのまちでも、ちゃんと清掃員がまちをきれいにしていました。


私の住む横浜でこんな風景を見たことがないのですけど。

「リヴォルノ朝の散歩」
前夜美味しく食べて、満足して眠り、いつもどおり朝早く目が覚めました。
朝食は８時からだというので、その前に港の方までまち散歩をすることに。

泊まったホテルの入り口。


アル･テアトロの名前の通り、すぐ近くにテアトロ（劇場）があります。


路上の何かの栓のプレートにあるリヴォルノの紋章。この城は残っているのかしら。


まちの掲示板にGiro d'Italia（ジロ･ディタリア）のポスター。
ツール･ド･フランスのような、イタリア中を走る自転車競技です。
このまちに５月１０日に来るのですね。（この日は７日。見たみたいなぁ）


開店準備中。いや、もう売っているようです。


それにしても人の少ないまちを歩くのは気持ちがいい。




このまちにもシナゴーグがありました。
ここも、冬に行ったときに見かけたトリノののと同様、新しいですね。
戦争で破壊された街だから当然と言えば当然。


港が見えてきました。




では、つづきはまた次回。今日は出勤です。

「リヴォルノでカッチュッコを食す」
ホテル・グラン・ドゥーカのレストランに入りました。
予約していますか？と聞かれ、満席か？とドキッとしましたが、席はありました。
メニューを見て、海老のサラダとカッチュッコをオーダー。
ワインは、ハーフボトルでは絶対に足りないと思ったので、初めからフルボトルの白。

このパンを見るだけで、いい店だなぁと感じますね。


海老のサラダ


焼いたスカンピと普通の海老のゆでたもの（身の部分の殻は剥いてある）、
そして殻を剥き粉をつけて挙げたものと３種類の海老が、それぞれに美味しい！
頭も最高に旨い！！！
スカンピの下に垣間見えるのは、小烏賊です。
さっと茹でてあって、中は生っぽくて、これまたうまうま。

これだけでもかなり幸せ。

カッチュッコが運ばれる前にこんなものが出てきました。


着けてみるとこんな感じ。


洋服を汚す心配をせず、がっつりと楽しめそうです。

ついにカッチュッコが私の前に運ばれてきました。


コッツェ（ムール貝）が巨大なので多くは見えないかもしれませんが、結構な量です。

はい。見かけは美味しそうではありません。
以前何回か料理を教わった萩原シェフの
「本当に美味しいものは美味しそうに見えないんですよね」という言葉が浮かんできました。

アップで。


CACCIUCCOにはCが５文字入っているから、５種類以上の魚介を入れることになっているのだとか。
今日のこの皿には、
甲烏賊、蛸、シャコ、肉厚の白身魚の切り身、頭を落とした小型の魚、コッツェが入っていました。

甲烏賊の身が厚くて、蛸のあしがぶっとくて、どちらも柔らか〜く煮てあります。
スープにはその味がようく出ているけれど、身もとっても美味しい。


魚は、どちらもちょうどいい加減に火は入っていて、
外側にはこの濃いスープ（というよりソース）がしっかり絡まっていますが、
中はほっこりと白くて、出汁ガラになるほどは煮てありません。




うんま〜〜〜
どれを食べても美味しい！　美味しすぎる〜〜〜〜

コッツェも出汁は出ているのに、身はぷっくりしていて。数もたくさん！

あ、１つだけ、シャコは出汁ガラ化していましたっけ。
でも見事にシャコの殻の出汁はスープに出ていました。

それから、皿の底に入っているパンが、スープを吸って美味しいことこの上ない。
大き目のが３切れほど入っていましたけど全部ペロリと平らげました。

ドルチェは、マチェドニアをオーダー。
それがね、こんなに美しく出てきたのです。


ジェラートが添えられ、器も焼き菓子になっていて、フルーツはどれも完熟のフレッシュなもの。


ああ、こういうドルチェならいつだって食べられるわと、ドルチェにあまり興味のない私でも思います。

そして〆のカッフェにはクッキーも添えられて。


大大大満足で、気持ちよ〜く歩いて帰りました。
この町には、これを食べるためにまた行ってもいいなぁなんて思いながら。