フィレンツェに戻り、空港で車を返してタクシーで街へ。
まずは一旦最初のホテルに行き、
預かってもらっていたスーツケースを受け取りました。

この夜から３泊する宿は、キッチンつきのアッパルタメントです。
多分そこを経営しているか管理しているかのホテルにまず行って
そこでチェックインし、アッパルタメントに案内してもらいました。
最初の宿も、この日からの宿もどちらもレプッブリカ広場に面しているし、
そしてチェックインするホテルもすぐ近くなので、「引越し」もスイスイでした。

もともと私とペコさんで行く計画をしていたので、
このアッパルタメント２人部屋をキャンセル不可の安い料金で予約。
その後姉も行けることになったのですが、１人部屋はないので
２人部屋をもう１部屋追加したのです。
別に高くはなかったので、大した問題ではないのですが、
部屋に入ってみれば、けっこう広さがあり、
なあんだ、おっきいソファーにもう１人寝られるじゃないの！！！
（まあ、宿が認めてないんだから、仕方ないけど）

私の部屋の写真を撮り忘れたので、ペコさんの部屋の写真を載せます。
ダイニングキッチン

寝室

壁はないけど、ちゃんと２部屋分のスペースがあり、
天井もそれぞれ違います。


壁にはセキュリティーボックス

ね、その気になれば３人だって泊まれそうでしょ。

私と姉の部屋は、もっとモダンで広かったけど、
こんな素敵な天井はありませんでした。

ところが、困ったことが１つ。

このアッパルタメントは、同じ大きな建物の中に、
左右に２つの玄関があり、真ん中はレストランか何かになっていて
３階とか４階とかがアッパルタメントになっているのだけど、
上に上がっても、中は繋がっていないのです。
私たちの２つの部屋は別々の入り口から入る、離れた部屋なのでした。
面白いことに、館内電話は繋がるのですけど。

おまけにここの鍵は、最新式のプラスチックの棒のようなもので、
これを下の大きな玄関の入り口のマークのところにタッチするとドアが開き、
エレベーターに乗って、その階の玄関のマークにもタッチするとドアが開き、
自分の部屋のドアにはもう少しない時間タッチするとドアが開くのでした。
そしてその棒型キーを所定の場所にグサッと挿すと、
照明やテレビなどの電気が使えるようになるのでした。

困るのは、２つの部屋を行き来するときです。
例えば、私と姉の部屋にペコさんが来るとき、
棒の鍵をもって下の玄関まで迎えに行かないといけないのです。
その間部屋に１人残っていても、照明は消えるは、
電気コンロは消えるは、テレビは消えるは･･･という状態になり。

または、鍵を持たずに迎えに行くと、
１回の玄関のところではドアを開けて待っていれば何とかなるけど
フロアの玄関のドアは、残っている者が開けにいかなければならず。
ああ、不便。

このこと以外は、いい宿だったので、
２部屋使うのでなければ、または３人部屋（ちゃんと３人、４人泊まれる大きい部屋もある）とかにするのであれば、問題なくお薦めです。
何しろ、この立地で、キッチン付きで、
キャンセル不可の料金だと1室１泊が66.60エウロだったのですもの。
キャンセル可でも、70エウロでした。
（時期によって料金が違いますけど）

さて、部屋の窓から見えるレプッブリカ広場の夜の光景です。

一昨日泊まったホテルも見えました。