ぐら姐さんのご要望にお応えして、Ennaの写真を載せます。
検索する方がいると仮定して、返信でなくトピックにしますね。

私はピアッツァ・アルメリーナもカルタジローネもオペラとの絡みでパレルモ起点にした為
あまり効率的ではありませんでした。カターニアからの方が便利。
（来ないバスを待つ間、地図を見ながらつくづく思い知らされたので、強調します。）

Ennaはシチリアのへそと言われており、島の真ん中で、確かにでべそのようです。
これはEnna　Altaからbassaへと下って行くバスの中から振り返って撮ったもの。

隣町のカラシベッタも天空に浮かぶ街に見えますが、

向こうから見たら、エンナも同じようでしょうかね。
遠くの山々が青く、広々とした草原に浮かぶ隣街はもやがかかると幻想的だそうです。
残念ながら晴天で、その恩恵にはあずかりませんでしたが。いつか見たいものです。

この景色と、古城を見るため立ち寄るツアー客

ピアッツァ・アルメリーナ同様、通過するだけのお客が多いようで、
ミシュランで見つけたホテル・シチリアにも中心部にも団体客は見当たりません。

このホテルの支配人の老紳士、ホテルを褒めたら館内中を案内してくれて。
‥話ずれますが、この方「僕は8歳でチーズ工場に働きに出たんだよ。父が早逝して。
それから働きづめでホテルの世界に入り、ここまできたんだよ。」と淡々と語られて。
しんみり聞き入ってしまいました。

エレガントな部屋たち。全て装飾が違い個性的。
旧いホテルですが、水回りは現代風に改修されていておすすめです。
あんまり褒めたものだから、「どの部屋がいいかい？替えてあげるよ」と言われるも
1泊だけなので「残念！もう発つんですよ‥」とだけ。

ホテルの窓から街を見降ろす

街角のおしゃべりに夢中なイタリア名物おじさんたち

エンナ・アルタへと続く道


教会にも行きましたが、とりたてて名所旧跡が派手派手しくあるわけでないですが、
街歩きにはよいところです。一番はやはり見晴し。こういう散歩道が延々と続いています。

ちなみにこのおじさん二人、真後ろに商売用トラックがあるのですが、
ずうっと景色を見ながらおしゃべり。イタリアらしさ全開です。

ピアッツァ・アルメリーナからのバス時刻を参考までに。

この13:30発のバスに乗るようホテル・モザイチの人に言われていたのに、
お昼を優先した（Pepeで）ためにエンナ・アルタ直通のバスを逃しました。

バッサからアルタまで行くには街の周遊小型バスを使いますが、けっこう遠回り。
ただこの小型バスのよいところはアルタ中ぐるぐる回りホテルの真ん前で停車してくれて。
一方、プルマンのバス駅はアルタの端なので、中心部まで15分ほど歩きます。
う～ん、こうして書いていると良し悪しですねぇ。
もし、行かれる方は頭の隅において、計画をおたてください。

以上、まとまりませんが、エンナ案内でした。