アレッツォの翌日は、フィレンツェから電車で1時間半くらいのマッラーディという村の栗まつりに行ってきました。
このお祭りは、10月の毎日曜日に例年あるもので、なかなか日曜日のタイミングでこのあたりに行けることがなかったので、今回の旅は、このお祭りを最優先に旅程を組んだのでした。
フィレンツェからエミリア・ロマーニャとの州境方面の山間の村であることに加えて、あいにくの雨だったので、ヒートテックの重ね着で出かけました。
マッラーディの駅から、まつり会場のチェントロまでは10分弱で、車で来ている人達がほとんどでした。こういうお祭りにはめずらしく、2ユーロの入場料が必要で、どこかの脇道からこっそり入れるんじゃない？と思って最初はぐるりと村をまわってみたものの、どこも入れそうなところには見守りの人が番をしてました。
到着したころは雨が降ってたので、これら写真は雨が少しマシになった昼から撮ったものたちです。ポルチーニも売ってました。
お昼の食事ができるところもあって、こんな感じで地元の子ども達も注文取りや給仕のお手伝いしてました。この写真は食事が終わって出ていくときに撮ったんですが、満員ですね！どれも素朴でほっこりとおいしい料理でした。
きのこのタリアテッレ、チンギアーレとポレンタ、そしてサルシッチャです。どれもサグラ価格で４～５ユーロでしたよ。もちろん地元のワインも1リットルいただきました。私たちの注文を取って運んでくれた男の子が食事の途中で「おいしいですか？」って聞きに来てくれて、それがいっぱしのカメリエーレ気取りな感じでとってもかわいかったです。
実は、この食事のテーブルに座ったときに、うっかりカメラを落としてしまい、ガシャンという音がして見てみるとレンズのガラスが粉々になっていたんですよね。結局はレンズそのものが割れたんではなく、レンズの上に装着してたプロテクターが割れたんだと気づいたものの、落とした時の衝撃でレンズがおかしくなってしまい、食事中もちょっと動揺してしまったままで、今思うともったいなかったです。なので、このあたりからスマホで写真を撮るようになってます。少し前にも書いたかもしれないですが、今回の旅でスマホでもそれなりに写真撮れるんだなぁ～ってうれしいオドロキでした。
おまつりには栗を使ったお菓子もたくさんありましたよ。どれも一つ1ユーロ。カスタナッチョを一つ食べて、写真はないですがマロングラッセを二つ、帰りの電車で食べようと買ってみました。
そして焼き栗とホットワイン。この組み合わせは実に合うんですよね～～～。とっても寒い日だったので焼き栗もワインもお代わりして楽しみました♪