Matinさん、

ターミナル間を右往左往させられたのですね！
イタリアなら十分あり得ることですね。
客の利便性より、自分たちの仕事のしやすさでしか考えないですからねー。
お疲れ様でした。

＞福岡で道路陥没が数日で修復されたのをニュースで見た娘があれはイタリアだったら1年以上かかるよ、と言っていました。

まさしく！
あれは日本時でもびっくりするほど手際よく修復されましたものねえ。

一昨年の5月にターミナルで火事があったそうですが私たちは6月末から7月の旅でしたから、あまり気にしていなかったんです、行きはニースから夜にローマに入ったので混乱にもまったく気づいていませんでした。
火事自体は大したことなかったそうなんですが、有毒物質？(アスベストかしら？)が検出されて、7月もターミナル3はほぼ封鎖されていて、しかし、チェックインはそのターミナル3の片隅でする、免税手続きはターミナル2でやれ、そして荷物をまたターミナル3に戻しにきて、セキュリティチェックと搭乗はターミナル1でと細かいところは時間がたっているので記憶違いもあるかもしれませんが、とにかく3つのターミナルを行ったり来たり、トランク２つにベビーカー、そして3歳児を連れて1人で行ったり来たり駆け回る羽目に…
さらに、ターミナル封鎖のため、国際線はどれも大混乱でどの便も遅れていてフランクフルトの乗り継ぎは本当に空港内を猛ダッシュして、ギリギリ乗り込めました。荷物がちゃんと一緒に飛行機に積まれていたことが奇跡としか思えなかったです。
イタリア人があんなに沢山マスクをつけているのは始めて見ました。
余裕を持って４時間前くらいに着いていたのですが本当にギリギリで大混乱状態でした。

その時の旅行は行きもニースの空港がタクシーストの為封鎖されてしまい、空港外に全員歩いて出なくてはならなくて、本当に行きも帰りも大混乱の旅となりました。

福岡で道路陥没が数日で修復されたのをニュースで見た娘があれはイタリアだったら1年以上かかるよ、と言っていました。

いよいよ帰国です。

フィウミチーノ発7:10なので、6時には着きたいのですが、
イタリアですもの何が起こるか分かりませんからうんと余裕をもって行くことに。
レオナルドEXPの始発は5:35なので、
バスで行くことに決め、Terravisionのバスを予約しました。

当日は、3時に起きてシャワーを浴び、
赤オレンジを食べて（ここまで残っていたのです、3㎏2エウロのが！）
トイレも済ませ、支払いは前夜のうちに済ませていたので、
レセプションに鍵を返し、4:15に宿を出発。

バスは4:40発だったような（なぜか日記に記録なしです）。
ホテルがあるのは、テルミニ駅の北側で、バスの乗り場は南側のVia Giolitti。
（以前は北側のVia Marsalaだったのに、工事の関係で変わってしまったのです）
テルミニ駅の通路を抜けて行けばすぐだと思っていたら、
え～～～～っ、始発列車がまだだからなのか駅は閉鎖されています！
他の旅行者もびっくりしていました。
仕方なく、チンクエチェント広場の向こうをぐるりと大回りして歩きました。
やはり余裕をもって出てよかった。

荷物をゴロゴロ転がしながらガンガン歩いたので、辿り着いた時は汗だく。
で、バスに乗ろうと予約のチケットをスマホで見せたら、
プリントアウトした紙がないと乗せられないというのです。
なぜ？
どうしてこれじゃダメなの？
旅行者がどこで印刷できるというの？
わざわざホテルで印刷代を払って印刷しろと？
とかなり食い下がりましたが、結局担当の強～いシニョーラには敵わず、
再度切符をその場で買わされました。

その後は順調で、無事にフィウミチーノに着き、チェックイン。
今回はマイレージでいただいたビジネスクラスだったので、
ラウンジで朝食をいただきました。



朝からがっつりいただきました。

フランクフルト空港でもラウンジに行き、ビール。

お替り。

そして日本への帰国便に搭乗。
ウェルカム・シャンパン。

そして昼食の時もシャンパン。
アミューズは、ゴートチーズとマスカルポーネのクリームを添えたセロリ、
パテ・ド・カンパーニュ　コルニッション添え、
2種のオリーブとドライトマト。

前菜は、カルダモン香るターキーの胸肉と鮪のスモーク。
3種のパン、バターとオリーブオイルを添えて。

ターキーも鮪もいいけど付け合わせのアスパラガスも美味しかった！
前菜には、シャルドネを合わせていただきました。
ビジネスクラスだと、お替わりもまめに来ていただいて嬉しいです。

メインは、牛フィレ肉のステーキ、バルサミコソース。
ワインは、ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨン主体のもの。

バルサミコソースなの？という疑問はありましたが、
それなりに美味しくいただけました。

ドルチェ、オレンジパイタルトと抹茶と黒ゴマのオペラ。

その後に、チーズ盛り合わせをいただきました。
だってもう少しワインを楽しみたかったのですもの。

そして、〆にブランデー。

満足して、眠りに就きました。
何しろ、早朝に羽田に着いたら職場に直行ですから。
フルフラットでぐっすり、かなり眠ったのですが、
朝食の前に、是非食べたいものがあったので起きて、オーダーしました。

一風堂のラーメンです。
しばらくこうしたものから離れていたので、
帰国便でいただくラーメンは最高です！

そして着陸前の朝食。

窓から夜が明けるのが見えました。

そして関東平野を流れる利根川（多分）。



いよいよ着陸が近くなり、東京湾、富士山が見えました。

私のまち、横浜も見えます。

無事定刻に着陸し、冬の旅が終わったのでした。
これにて2016-17冬の旅報告を終わります。

Matinさん、

濱清に行ったのは2度目で、
最初の時は、ドイツ駐在の日本の方と食事をする機会があり、
その方が選んだのがこの店でした。
長いことドイツで生活していると、全うな和食が食べたくなるのでしょうね。
そして今回は友人がいたから。

日本に戻れば美味しい和食にありつける身には有難みはありませんが、
在住の方には貴重な店だと思います。

イタリア人も多く来ていて、握りの魚の名前も一部イタリア語になっていました。
オラータ2貫、なんて。

チネチッタの方には、私がまだイタリア語の学習をしていた頃、
イタリア語の先生の実家があって、たまたま彼女が帰省しているときに
遊びに行ってお昼ご飯をごちそうになったことがあります。

「イタリア人の日常生活の中で過ごす」
時間がたっぷりあるときに、是非やってみたいものです。
あ、でもそうなるとローマではなくもっと田舎を選ぶかも。

ところで、フィウミチーノの火事でどんなひどい目に遭ったのですか？

あ！！！
そういえばフィウミチーノに日本のラーメン屋さん出来たのですよね！
火事で焼けた新ターミナルかしら？
ちゃんと日本資本の味千ラーメンらしいです。

あの火事には本当にわたしはひどい目にあいました、涙。

ハマセイは本当に良いですよね！

娘はローマに住んでいたころここで度々癒されていました。
ランチはお得ですし、ローマの他の日本食屋はほとんどが日本人経営でないのでここは安心らしく、イタリア人にも人気らしいですね。
本気でここでアルバイトしたいと言っていた時もありました。

スペイン広場の上の教会はわたしや娘たちの母校の修道院があり、どんな時でも入れてくれるというので、わたしが行った時には修復中でしたが傍からピンポーンと修道院の呼び鈴を押しましたら本当に入れてくれて、母校に所縁のある絵のあるお部屋に通してくださるのです。

わたしはローマに行く時にはテルミニの隣のリパブリカにホテルをとっています、娘いわく、あそこだけは何故かスリがまったくいない、のだそうです。
娘は数ヶ月前までチネチッタに住んでおりましたが、チネチッタの水道橋公園もとても良いですよー！

何もないので逆にローマ時代にタイムトリップしたような気持ちになれますし、荒れ野の中にポツリポツリとある遺跡と過ごせるので逆にすごいことです、そして、チネチッタは普通の住宅街なので小さなお店でも日常のローマの人たちの生活だらけなのでぐら姐様の好みかもしれません。
機会があれば是非！

宿で一休みして、翌朝帰国のために荷物の整理。
お土産食材に何を買うか、どのぐらい入るかを考えて
まずは、スーパーマーケットへ行き、買い物。
その足で、晩ご飯を食べに出かけました。
超早朝出発なので、早めに食べて早めに寝ないといけませんから
近場でちゃっちゃと食べることに。

ヴィテルボに行く前日と同様、
テルミニ駅のメルカート・チェントラーレへ行きました。
とは言え、この旅行での最後の食事ですからねえ、
2階のリストランテで食べることにしました。

ヴィーノは、グラスでいただくことに。
最初は、プロセッコ。左の白い袋はパン。近頃流行りですね、紙や布袋にいれるの。

前菜は、コラトゥーラ（カタクチイワシの魚醤）でマリネしたカタクチイワシと
プンタレッレに、エディブルフラワーを添えたもの。

イワシは、プンタレッレの下にきれいに並んでいました。
これ、すっごく美味しかった！
普通、プンタレッレは、アンチョビドレッシングがかかってくるわけですが
同じような味で、カタクチイワシをちゃんと食べられるのです。
かなり鮮度よいカタクチイワシで、マリネの締まり加減もよくて。
もっとたっぷりあったらいいのに～と思いましたが、
こういうお洒落な店はそんなものですね。

プリモは、またまたカチョ・エ・ペペなのですが、
今回のパスタは巨大フジッリ、そしてウニ入りです。

ウニは、塩辛にしたものが入っていました。
これはこれで美味しかったけど、
生のウニでパスタを作ってくれるプローチダのゴルゴーニアや
マリ・デル・カントーネのロ・スコーリオに行きたくなってしまいました。

これまどに何回かシチリアでウニ・スパを食べましたし、
今回の旅行でもシチリアでウニスパ食べましたが（友人が食べたものの味見）、
やっぱり、ウニ・スパに関しては、私はこの２つの店のものが一番好きです。

この店の、カチョ・エ・ペペにウニを合わせる試みはそれなりに面白いとは思いました。
2杯目のヴィーノは、白（見た目変わらず、ですね。苦笑）。

最後の食事なので、ドルチェもいただきました。
チョコレートのタルトゥーフォです。

割るとチョコレートがトロリと出てきました。
これはかなり美味しかった！
満足してカッフェで〆ました。

部屋に戻り、お土産食材を整理して、寝ました。

ヴィテルボからローマに戻りました。
1時過ぎに宿にチェックインし、預けた荷物を引き取って部屋へ。
すぐにでかけて、「濱清」へ行きました。
ローマでいちばんの和食の店です。

実は、ボローニャの友人がこのときちょこっとここで働いていたのです。
彼女の働く姿を見られるカウンター席に座りました。
月～金だとお昼はランチがあってお得なのだそうですが、
この日は、土曜なのでお得ランチはなし。
お寿司の「松」とお浸しとビールをいただきました。

お浸しは、すっごい量。
日本で言う１把分入っていそうです。

イタリア式に葉っぱの部分だけでしたから、もしかして２把分？
ちゃんと和食でした。美味しいお出汁（ちょっと多すぎでしたけど）。

そして「松」がやってきました。

種類は日本で食べるほどのものはありませんが、
ちゃんとしたお寿司で、なかなか美味しかったです。

カッフェをサービスしていただいて、一旦店を出て、
ランチタイム後の休憩時間の彼女と待ち合わせをしているので、
それまでちょこっと散歩。
濱清のすぐ近くにこんな看板の店が。

なんとVino gratis（ワインは無料）とあります。
美味しいものではないでしょうが、空腹を満たすのにお得なパスタのように思います。
ちょこっと一人で食べるには便利そうですね。

友人にこの教会の中がなかなか素敵だと聞いたので行ってみたら、

残念閉まっていました。

スペイン階段の方へ行ってみたら、
階段の上のトリニタ・デイ・モンティ教会の修復が終わったようで、
覆いが無くなっていました。


コンドッティ通りはそこそこの賑わい。

その後、友人と落ち合い、バルベリーニにある彼女の部屋に行って
お茶を飲みながらいっぱいおしゃべり。
なんと、ここでシチリアで食べて大好きだったフィアスコナーロのパネットーネが！

ボローニャで一番というパネットーネも。

夜の営業のために再び店に戻る彼女と別れスパーニャの駅へ。
もうすっかり暗くなっていたので、スペイン階段付近を撮ってみました。



スペイン広場のプレゼーピ





宿に戻りました。（つづく）

uccellina さん、

失礼、返信を忘れていました。
コクがあってとても美味しいパスタでした。
でも、いくらトリュフをかけたと言っても、
この値段は高いなあ、やっぱりローマだわ、と思ったのでした。
数日前までシチリアで美味しく安く食べたので
余計にそう感じたのでしょうね。

マギーのままさん、

このテルミニのメルカート・チェントラーレも、
フィレンツェの2階と同じ経営だそうです。

500エウロも買い物するって、すご～い！
帰国後いろいろ楽しめますね。

黒こしょうのパスタマジでうまそう～～～～
しかしたしかに高いですね。。。

私も　
先日いったフィレンセでは、いちばがいちばんたのしかったでした。

場内市場といのでしょうか？　イタリアンのさまざまな食材が並んでいて、うれしくなって、つい５００ユーロほど買い物しました。

サラミとチーズなど変わったものも多く、生ハムも真空パックしていましｔた。

ドライトマト、乾燥ボルチーニ、イチジクあじのバルサミコ酢など、目移りしそう、で。
きりがありません。

バルサミコ酢も１５種くらいありました。アイスクリームにかけて食すとおいしいそうです。

上の階はレストランというか、食べるバールみたいになっていて、いろんな方がさまざまなものを
食していました・こちらのほうが　注文は大変でした。

青春の旅立ちさん、

ここは、まだ出来立てで、観光客は多くありませんでした。
地元の人たちが、ワイワイと集まっているのです。
ですから、観光客狙いのスリは、まだ出入りしていないのでは？
いずれにせよ、大きなお金は持たないし、
財布も簡単には掏られないところに入れているので、
普通にぶらぶら歩いていますよ。

ぐら姐さん

テルミニ駅の最近の様子が非常によくわかります。

しかし、こんなに綺麗で詳細な写真を撮っていて、よくスリに狙われませんね？
私は、駅周辺はいつもびくびくしながら歩いていました。

テルミニ駅の建物にできたメルカートチェントラーレ。
昨日載せたのは、ジョリッティ通りに面した入口。
駅の中のお店通りを通って行くと、こんな入り口があります。

中のお店は実にいろいろ。
これは八百屋ではなく、こんな鮮度の良い野菜を使って作りますよ、という感じの
言わば楽屋裏を見せているようなもの。
ジュースかスープを売っている店だったような。


グラス売りの店。


ここは、魚介の料理屋。

手書きのメニューが市場っぽい？

ここは肉を焼いて出す店。

揚げ物屋


シチリアのドルチェも。

ピッツェリア。

私は、ここを教えてくれた友人のお薦めのこれ。
右上に書いてあるカチョ・ペペ・エ・タルトゥーフォ。

これです。胡椒を効かせたカチョ・カヴァッロのパスタの黒トリュフがけ。

グラス売りのところで赤を1杯買って来ました。

こうやって店のカウンターで食べることもできますが、
中央にテーブルがあり、あちこちで買った物を一緒に食べることもできます。
イータリーと同じようなものですね。

お値段はそれなりなので、
ここではこれだけで止め、ホテルまでの帰りにスーパーで買物して、
部屋で続きの生ハムとサラダとヴィーノ。

これで栄養バランスもとれたかな、ということで、
のんびりテレビを観て、寝ました。