４月２９日が土曜と重なったために普通の土日だったので
今年のＧＷは、５月３日からの５連休という感じでしたね。
（ああ今日で終わってしまう…）

そして、長い休みは望めない私にとって、
ＧＷ＝イタリア映画祭なのです。
今年は３本しか観ませんでしたが、
昨日観た２本が、とても面白かったのでご紹介します。
（と言っても、もう終わってしまったので、もしＤＶＤが発売されたり
来年劇場公開されたりしたら、観てくださいね、ということになりますが）

さて、その２本とは、
「いつだってやめられる」と

続編の「いつだってやめられる　マスタークラス」です。

「いつだってやめられる」の終わりの場面が
「いつだってやめられる　マスタークラス」に続いていて、
「いつだってやめられる　マスタークラス」の終わりに
続々編「いつだってやめられる　名誉学位」の予告があったので、
来年の映画祭で１・２のアンコール上映と３の上映があるかもしれません。

経費節減の理由等で大学に残ることができず、
その学問を生かすこともできないアルバイトで食いつないでいる
様々な分野の優秀な研究者が、
合法ドラッグの製造販売を始める…という映画なのですが、
映画はコメディで、爆笑シーンがたくさんあるのです。

けっこう出てくるマシンガントーク、
古代ローマのこととかイタリア人ならだれでも知っているようなこと、
日本人でも古代ローマ好きだったり、塩野さんの本を読んだり、
あるいはローマの遺跡歩きを楽しんだりした人なら知っていることでの
面白い会話がいろいろ出てきてそれだけでも笑えます。

会話のみならず、ドタバタアクションにも爆笑シーンがあり、
また、主要登場人物ではない人にちゃんと伏線があって、
ああこんなところで出てくるのね！みたいなこともあり、
本当に笑える映画でした。

さて、イタリア映画祭は昨日で終わりましたが、５月はイタリア映画の上映が続きます。

これは5月20日からです。
http://www.zaziefilms.com/jeegmovie/
昨年のイタリア映画祭で観た中で私の一番でした。
予告編を見ると、ちょっと暗い映画っぽいでしょ。
ところがどっこい全然違うんです。
ヒーローものとも違うし。
笑えて、ほろりときて、また笑えて。

また、5月27日にはこれがあります。
http://www.vivaitaly3.com/
「Viva!公務員」は去年、
「マフィアは夏しか殺らない」は一昨年のイタリア映画祭で観ました。
前者は爆笑もので、後者は笑いつつも、監督の正義感のようなものを感じる映画でした。

imagineさん、cokemomoさんのようにイタリア旅行中の方たちもいらっしゃいますが、
なかなか行けない方たち、スクリーンでイタリア気分を味わってみてはいかがでしょう。