カロヴィーニョ2日目⑧（'17年夏）

2日目の夜の部だけでも長くなってしまってすみません。

いよいよマンドゥーリアについたと思ったら、祭りの気配が全くなくて…
マキさん夫妻も、おかしいと感じたようで、通りがかりの男性に聞いたところ、
今日はこのまちではそんなのないよ、
サン・ピエトロでやっているんだよ、とのこと。
正しくは、San Pietro in Bevagnaというところでやっているのでした。

マンドゥーリアからは、さらに海（イオニア海）の方へ下ったところでした。
まちに入ると渋滞が始まり、人々が同じ方向に向かって続々と歩いて行っています。
ジュゼが、まちの人に、その辺に車を停めるのがいいか聞くと、
もうぼちぼち停めないと場所がなくなってしまうようで、
メインストリートからちょっと入ったあたりに駐車し、歩いて行くことに。

それが、まちの人は5分も歩けば着くようなことを言っていましたが
歩けど歩けどたどり着かず。
結局20分ぐらい歩いたのではないかしら。
やっと辿り着きました。

それなのに、バンドがピッツィカの音楽は演奏しているものの、
踊る人は皆無なのです。

マキさんが、春にどこかのピッツィカの会場で、
プロのピッツィカの踊り手で超イケメンで踊りもカッコイイ人を見つけ、
もしかして今日も来ていないかしらと期待していたようなのですが、
見事に外れたのでした…

すごい混雑の中、私たちはひとところに固まって、
マキさんが食べ物や飲み物の食券を調達してきてくれました。

お腹も空いていましたのが、とりあえずは飲み物から。


食べ物も。



どちらも、どうってことのないものでした。
美味しかったのは、やっぱり炭火で焼いているサルシッチャを挟んだパニーノです。


こんな器具があることにびっくり。

ぐるぐるハンドルを回すとマヨネーズや、ケチャップが出てくるのです。
買うときに、マヨネーズありのケチャップなし、とかオーダーすると
それに合わせてかけてくれたり、なしだったり。

とりあえずお腹は満たしたけど、不完全燃焼で車に戻り、カロヴィーニョに帰りました。
戻ってから、マキさんがごめんなさいね～、飲み直ししましょ、といろいろ出してくれて飲んだのですが、そのときは多分皆疲れていたのでしょうね、写真がありません。

祭りは面白くはなかったけれど、オーリアのまちに寄ったのは楽しかったので
この夜のお出かけも、まあよしです。
だいぶ遅い就寝となりました。

カロヴィーニョ2日目⑦（'17年夏）

オーリアの夜のカテドラーレです。


広場がけっこう大きくて、カテドラーレの反対側は、ちょっとした段差があって、
まちを見下ろす形になるのでした。


中に入りました。

なんだかよく分からないのですが、演奏と合唱の練習をしていました。
きっとこの地に伝わる民族音楽なのでしょうが、
中近東とかアフリカの影響もあるような不思議な音楽でした。
動画を撮ったのでご覧ください。



旅先で、こういう地元の音楽に触れることができるのは、とても幸運なことだと思いました。


車に戻ってマンドゥーリアに向かいます。
ところが、通りかかった広場で、若い人たちが旗振りの練習をしているところが見えて、
また車を止めて降りてみました。
車があると、こういうのが本当にいいですね。滅多にできないことですけど。

練習とはいえ、けっこう皆真剣で、その中にときどきくつろいでいる感じもあり、
見ていてとても楽しいものでした。

この広場の端に教会があり、なんとこの時間に結婚式をしているのでした。

花嫁は純白のドレスではなく、
花婿はマントを羽織り、
一般的な結婚式とは違う雰囲気です。
参列者も普段着で。

その教会の前でも旗振り隊の練習をしていました。
私がカメラを向けたら、撮って撮って！と言う感じでこちらを見る女の子たち。

ああ、面白かった！
マンドゥーリアに向かいます。（つづく）

カロヴィーニョ2日目⑥（'17年夏）

ピッツィカのお祭がManduriaであるということで
8時過ぎにみんなででかけました。

途中でOriaというまちを通った時に、マキさんがここにはお城があるのよ、
というでちょこっとだけ降りて見ることにしました。


地域ごとの旗が掲げられています。



オリーブオイルが名産なのでしょうか。


お城が見えました。

城の方に向かいます。

夏の夜のまちは、暗くても人々の営みが感じられて、まち歩きも楽しいです。



お城に行きつきました。
閉まっているのは承知の上ですが、城全体を見渡せるところに行くこともできません。

仕方がないので引き返します。

素敵なカテドラルもあるのでそっちに行ってみましょう、ということに。
車でちょこっと移動しました。


カテドラルの中がなかなか素敵だったのですが、それはまた次回。

nasakuraさん、

ほんとうに、よい店って作る人、お給仕する人、そして客とで作っているんだなあということを実感するような店でしたね。

＞隠し撮りしたのはペコさんです。

あらまあ、失礼いたしました。
そうでしたね。

＞彼女はそういった遊び心があるので

あはは！
アーモンドをつついて落としている写真を見ると、
みなさんにそのことは伝わっちゃいますね。

デル・ピエロは、20代のころは、息を飲むようなイケメンでしたよ。
今は、良い年を重ねた顔をしています。それも大好き！

カヨさん、

お久しぶり～
近々いらっしゃるのですか？
いいなあ。
このお店です。
Pescheria il Delfino
URLは下記の通り。
https://www.tripadvisor.it/Restaurant_Review-g642178-d2227198-Reviews-Pescheria_il_Delfino-Ostuni_Province_of_Brindisi_Puglia.html

ぐら姐さん、

オストゥーニのお食事どころ、いい店でした。
作る人もお給仕する人も、そして食べている人も♪

私はデル･ピエロを美男子として意識したことはなかったのですが、
ぐら姐さんの後ろで会食していた彼を見て、
「あ、デル･ピエロに似ている、
それにしてもなんて綺麗な顔…」と思ったので、
彼に似ているデル･ピエロはやはりいい男ということになりますねぇ（笑）

そうそう、隠し撮りしたのはペコさんです。
彼女はそういった遊び心があるので。
（私は小心者なので、隠し撮りなんて無理、無理）

ぐら姉さん、こんにちは〜
いつも楽しく拝見させてもらってます。
オスツーニの魚介の店が気になります。
店の名前が分かったら教えて下さい。

カロヴィーニョ2日目⑤（'17年夏）

昼食の後、もう少し散歩。

ちょっと調べたら、この、私の好きな教会がドゥオーモだと分かりました。
広場のある教会は、サン・フランチェスコ教会で、
広場はリベルタ広場。
Yukoさん、リベルタ広場向かい側から上っていったところにあの店があります。

ドゥオーモの中に入りました。


来た時とは違う坂道を下ってみました。

でも下りすぎると待ち合わせの場所に遠くなるので引き返し、
リベルタ広場の向かい側にある階段を下ってみました。




この後待ち合わせ場所でマキさんの車に拾ってもらい、農園に帰りました。
夜は、少し離れたまちのピッツィカ（このあたりの伝統的な踊り）の祭りがあるらしく
20時ごろに出かけることになっているので、少し昼寝をし、
それからまた農園散歩に出ました。

イチジクも食べごろのものがいくつもありました。

ブドウも少し。

ペコさん、リトルさんも出ていてアーモンドやイチジクを採って食べていました。


リトルさんは、石でアーモンドを割っています。

これを割るのです。


この赤いのは、洋梨の種類の一つなのだとか。
まだ硬くて酸っぱかったです。

夜のお出かけについては、また次回。

カロヴィーニョ2日目④（'17年夏）

昨晩アップしたのですが、撮っていないと思っていた写真を
カメラの電池切れで、スマホのカメラで撮っていたのがみつかったので
追加しました。それなので写真満載です。

この店のロゴとマークは、マキさんがデザインしたのだそうです。


近頃は、オステリア・デル・テンポ・ペルソより人気があるのよ、
とマキさんがこの店を教えてくれました。

おばあちゃんが作る地元料理の店だそうです。
さて、ここと魚介の店とどっちで食べようかしらねえ、といいながら
もう少しまち散歩を楽しみます。

裏の方から上がってきたので、大好きな教会の方に向かいます。

ここから振り返ると見えるんです。
逆光で、もう少ししないとファサードに日が当たりませんが。




もう少し先へと上っていきます。




真っ白な壁に緑のサボテン、そのドアにこの色、この模様をつけるセンス、
素晴らしいと思います。
イタリアは田舎に行ってもこうなんですよね。

さて、そろそろおひるごはんの時間です。
結局、おばあちゃんの料理の店に行くことにしました。

時間が早かったので運よく入れましたが、私たちの入った後、
予約の客で満席になりました。
入ったばかりのときはこんなに空いていました。


ガラス越しに、作っているところが見えます。

イタリアってこうやってマグネットで包丁をくっつけおくのが多いですね。

おばあちゃんがお仕事してる！

この店では、もう一人の女性も調理をしていました。

５人いるので、アンティパスト・ミストを３人前と
プリモをそれぞれ１皿オーダーしました。

アンティパストの数々。
リコッタ

モッツァレッラ

生ハム＆イチジク

ペペローネの詰め物。

パンとトマトのサラダ

ズッキーニか何かのスフォルマート

乾燥空豆のペースト、チコリアと焼いたパンを添えて

花ズッキーニのリコッタ詰め焼き
自分の皿にほぼ全種取り分けてみました、


プリモ。
私のは、茄子入りのトマトソース（だったような気がする）リングイーネ。

これは、そば粉の手打ちパスタ。

多分これはラヴィオリ。
お店のスタッフは、とてもにこやかで、きびきびしていてすっごくいい感じ。

ところで、私の背中のテーブルに男女4人で来ていたお客の男性の1人が、
nasakuraさん曰く「若き日のデルピエロ似のイケメン」なのだそう。
見たいけど振り返るわけにもいかず、
nasakuraさんにお願いして隠し撮りしてもらいました。

ほんとに、すっごいイケメン！
この夏の旅行のNo.1！
皆さんにもお見せしたいのだけど、さすがにここに載せてはいけないぐらい
アップで撮れているので、私だけの目の保養にしておきます。

大満足で外に出ました。（つづく）

Yukoさん

お店の名前は憶えていません。
ごめんなさい。
でも、このスパッタリングの陶器を売っているのはこの店だけでした。
大きな教会（ドゥオーモ？）のある広場のほうからチェントロへと上っていくと
通りかかると思います。
ゆっくり散歩を楽しんでくださいね。

こんにちわ。
可愛い町ですね。
２週間後この町に行きます。
お店の名前教えてください。
でも重くて買えないだろうな・・・
楽しみが増えました。
ありがとう♪

カロヴィーニョ2日目③（'17年夏）

オストゥーニ散歩の続きです。

マキさんお薦めの店に入りました。
素敵なものがたくさんあって、リーズナブルな価格だったので
買いたい気持ちをぐっとこらえるのが大変でした。
（もう、物は極力増やさないことに決めたのです。）


この食器にはかなりそそられました。

このまちでもチンクエチェントを見かけました。

白いまちを歩く白いワンちゃん。

白くないワンちゃんも見かけました。
おっきい2匹。1匹は尾が丸まっています。

カロヴィーニョ2日目②（'17年夏）

今日は、上野の運慶展を観てきました。
毘沙門天立像の足に踏みつけられている鬼のような生き物が
ロマネスクの教会彫刻に通ずる部分もあったり、
四天王像の衣装や髪型のデザインがとても素敵だったり、
体や動きがとても力強く生き生きしていたり、
間近でじっくり観ることができて、とてもとても面白かったです。
イタリアに行かれなくなったら、日本の古寺巡礼をしようかしら、
なんて思った1日でした。

さて、マキさんちの2日目の続きです。
連れて行ってくれたのは、ここ。

大きなスーパーマーケットのとなりにある
ENOTECA VINI DI PUGLIAです。
ここでは、毎日プーリアのどこかのカンティーナの試飲をやっているのだそう。

ありました。4種類冷えています！！

まずは、泡。

ロザート（ロゼ)も微発泡。

4種類全部、飲みました。
試飲と言ってもそれなりの量をくれるのでそれなりに飲みました。
写真撮ってる間がなかった…　えへへ。

つまみは、プーリア名物のタラッリ（これは小さいからタラッリーニですね）

ここでは、プーリアのクラフトビールやオリーブオイル、その他の特産品もいろいろと売っていました。


買うつもりはなかったのに、美味しかったし安かったし、
途中で飲んでもいいかなと思って赤とロザートを1本ずつ買いました。

車に戻り、オストゥーニへ。
降りて、途中まではマキさんが一緒に歩いてくれます。
降りてすぐのところで見かけたポルシェ。

すご～い！　って、何がすごいかと言うとこれです。

車泥棒に盗まれないように、ハンドルにがっちりと鍵をかけているのです。
こんな感じで。

マキさんが、いま人気の魚介の店を紹介してくれました。
魚屋であり、リストランテもやっている店です。



美味しそう！！！
お昼ご飯は、この店も候補に入れてまち散歩へ。


前はあまり見かけなかったけれど、アーペを改造したミニタクシーだか観光案内だかが
たくさんまちを走っていました。



このシャツ、下の文字が英語じゃなければ買うのに。


このワンコ、ブサカワ過ぎる～～～（大好き）

背中の模様も可愛いの。

まだまだ、だらだら街歩きは続きます。
今日はこのへんでciao,ciao!!