インスブルックでは、モーツアルトがイタリア旅行へ行く途中、宿泊したという由緒あるホテルに１泊しました。が、なんと！朝食後、消防車が出動する騒ぎに巻き込まれてしまいました。朝食を食べ終わって部屋に戻ろうとしたとき、照明が落ちて暗くなったのですが、ブレーカーが落ちたのだろうとさほど気にせずに部屋に戻ったところで、警報が鳴り始めました。ドアの向こうでばたばたと人の動く気配。その後、ノックがして、外へ逃げるようにと指示されました。ホテルの宿泊客への避難誘導は早かったです。サイレントともに消防車やパトカーがやってきて大騒動に、、、原因がわかるまで小１時間外で待たされましたが、幸い、コンプレッサーのオーバーヒートによる煙が原因とのことで、出火は免れていました。無事に旅を続けられることに安堵しました。




かぼちゃの種やライムギの入ったパンがおいしかったです。フルーツや野菜もたっぷりで充実した朝食でした。



イケメンの制服姿は素敵でした。。。



　インスブルックからブレナまでは、工事に伴う代替臨時バスが出ていました。列車のチケットを見せるだけで乗れました。しかし、ここでまたアクシデントが！高速道路に入った途端、バスは道路脇に止めさせられました。なんと！毎日何回も往復したためにカードの残金がなくなっていたのでした。運転士は、どこかへ電話しています。列車の時刻が迫っているというのに、バスを降り、なかなか戻ってきません。１０分くらいして戻ってきました。ようやっと出発です。こんなこともイタリアあるあるなのでしょうか。窓の外は、美しい景色が広がっていますが、内心乗り損ねるのではと、景色を楽しむ余裕もなくしていました。しかし、ユーロシティは待ってくれていました。こんなに親切だから、遅れるんですね。。
　ヴェローナに戻る前に、ボルツアーノで下車して散策しました。ここでも、ケーブルに乗って山頂まで行き、電車に乗り換えてドロミテを眺めようと決めましたが、１時間で終点まで行く列車は本数が少ないため、半分で下車して引き返すことになり残念でした。
　山から下りて、街歩きを楽しんだ後、広場でジェラートを食べて戻りました。



ケーブルカーを降りて、赤い列車に。車両は２両しかありません。観光客で満員でした。







ボルツアーノの広場。誰の像だったか



この後、列車を乗り間違えてしまい、途中の駅で乗り換えることに。。。イタリアの車掌さんは優しかったですが、なぜ、リージョナルとフレッチャを間違えるかと呆れ顔でした。だって、同じ赤い色に見えたんですもの。。

そして、ヴェローナでは、ホテルでまたまたアクシデントが・・・
雷雨の中、Ｂ＆Ｂを予約し直して、ようやっと一日が終わるのでした。