C'era una volta アブルッツォ編
ヴィッラ・ラーゴ

ここも、1日村巡りで行きました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100201997832?sortList%5BsortType%5D=2

初めは、湖の畔にある教会だけ？という感じでしたが、
村は少し離れた山の稜線に沿うように家々が建つ小さな集落でした。

フランコが、村のてっぺんで降ろしてくれて、
ここで待っているから下りながら見ておいでと言ってくれたのですが、
同行のなおさんが、戻りがずっと上りになるのはきつい！と気づき、
村の下で待っていてくれるようにお願いしたのでした。
尚さん、本当にBravaでした。

今でこそこんなトンネルが掘られていますが、
村はもっと前からあったはずで、もしかすると自動車は通れないけれど人やロバが通れるぐらいの手掘りのトンネルが昔はあったとか？なんて想像しました。

見事な天気の日に訪れるべき場所ですね。





こんな小さな村でも、
立派な教会とバールがあるのが、イタリアですね。


今日でアブルッツォ編を終えます。

秋の旅行の出発まであと6日。
前の旅行からこんなに間が開いたのは初めてです。（10カ月以上も！）
準備の感覚も鈍っているかも。
調べたり、揃えたりすることや、出発前にしておきたい家のこともあるので
C'era una voltaシリーズは、これにて一旦終了といたします。

C'era una volta アブルッツォ編
アンヴェルサ･デッリ･アブルッツィ

一昨日書いたブニャーラの次に訪れました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100201991904?sortList%5BsortType%5D=2

車だとあっという間に通り過ぎてしまうような村でした。
ふらふらと路地に入っては出て、また別の路地に入り、としているうちに
編み物をしている素敵な老シニョーラに出会えたのでした。

ぶらぶら歩いても、2時間あったら持て余してしまうような村ですが、
鄙びた雰囲気がとても素敵で、でも村人たちは日々を生きることを楽しんでいる印象でした。





GWの東京の恒例になっているイタリア映画祭、’16年に公開されたコメディー
「これが私の人生設計」を観て、主人公の故郷としてこの村が出てきたときはびっくりしました。
https://luckynow.pics/jinsei-sekkei/
ほんのちょっと出てきただけなのに、あアンヴェルサだ！と分かりました。
自分が訪れたところが映画の画面に出てくるのは楽しいものでした。

台風19号が過ぎ去って、時間の経過と共に甚大な被害の全容が明らかになって行き、
テレビの映像を見てあまりの惨状に心が痛みます。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

私の住む地域でも、激しい雨が降り続き、台風がかなり接近してからは
もの凄く強い風が吹き、近くの皮が氾濫危険水位に達したとの警報メールも届き
どうなることかと心配しましたが、幸いにも無事に済みました。

昨日のラグビーW杯日本vsスコットランドの試合で元気づけられたとしたら
選手たちも嬉しいことでしょうね。
素晴らしい試合でした。
心を一つに、と言うのは簡単ですが、
本当に彼らは心が一つになっていて、
一人では食い止められなくても絶対に次にタックルに来る仲間がいることを信じ、
次から次と諦めることなく向かっていく姿にそれを強く感じました。
攻撃でも、タックルで倒されながらフォローに来ている見方を信じてパスを出し、
（オフロードパスと言う言葉をこれまで知りませんでした。）
繋いでトライを決め。
けして諦めることなくワン・チームで向かって向かって向かっていく姿、
対アイルランド戦と言い、スコットランド戦といい、
あんなに感動する試合はなかったですね。
それもハードな練習やミーティングでしっかりと準備をしてきたからこそできたことなのでしょう。
諦めず、最後まで力を出し切る姿には、目頭が熱くなりました。
決勝トーナメントでも素晴らしい試合をしてほしいです。

さて、続きです。

C'era una volta アブルッツォ編
ブニャーラ

'15年9月の弾丸旅行の美しい村々巡りで立ち寄りました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100201989624
この日は、全部で５つの村を訪れました。
1日に1つの村に行くというぐらい時間がたっぷりあれば、
バス利用でもいいのでしょうが、
レンタカーで回るか、車をチャーターして回るかするのが
何といっても時間を有効に使えるし、楽。
（バスが来るの来ないのと気を揉むこともないし）

C'era una volta アブルッツォ編
スカンノ

アブルッツォの「最も美しい村々」の中でも、ここは格別の雰囲気があります。
’13年の時も’15年の時も行きました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100200411807?sortList%5BsortType%5D=2
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100202004039?sortList%5BsortType%5D=2

中世さながらの伝統的雰囲気をもったこのまちに魅了された写真家が数多く訪れているそう。
まち並は美しく、歩きながら写真を撮るのも楽しいですし
山をバックにした独特の家並みを村の手前から眺めるのも素敵でした。








庇の上に鉢を置いているのに今頃気が付きました。
できるなら泊まって、昼～夕～夜～明け方といろいろな光の下でまちを歩いてみたいと思いました。

C'era una volta アブルッツォ編
ペスココスタンツォ

小さな村巡りでパチェントロの次に訪れたところです。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100200409193?sortList%5BsortType%5D=2
訪れたのは’13年のときだけで、’15年の時には行っていません。

この時に、シニョレッリさんがしてくださったコメントに、
イタリアの旅のベストシーズンは夏かも知れないと思うようになったとあります。
本当に、夏と冬は毎年、できるときに弾丸で春と秋という感じで訪れてきて
夏は、場所を選べば、そして忙しい日程にしなければ
たいてい天気が良くて、本当に楽しめると私も実感しています。

あっという間に歩けてしまうので、車で立ち寄るのはいいかもしれません。



大人しくご主人様の横でじっと待っているおっきいワンコ。

C'era una volta アブルッツォ編
パチェントロ

スルモーナのすぐ近くにある、「イタリアの最も美しい村々」の一つです。
’13年のペコさんと一緒の時にも
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100200407892
’15年のなおさんと一緒の時にも訪れました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100202013391?sortList%5BsortType%5D=2
なおさんとの時は、ここは予定に入っていなかったのだけど、
ちょっと時間があったので連れて行ってもらい、
帰りはスルモーナまで10㎞ハイキングをしました。
お天気が良かったし、ほとんど下りだったので、
大変な思いもせずに楽しめました。

まちの入り口すぐの広場と教会。

前後の脈絡もなくこんな写真を撮っていました。
古いスタジオの窓ガラスから見えたものだったでしょうか。




こんなところで時間が泊まったような暮らしをするのもいいかも、と思ったり
でも年取ったら階段や坂道がきついだろうなあとも思ったり。


歩くのが好きな方には、スルモーナまで片道歩きは本当にお薦めです。

C'era una volta アブルッツォ編
スルモーナ

このまちのことは、「あなたの知らなイタリア　ミステリアスガイド・アブルッツォ」という本で知りました。
（本の内容は、私はあまり評価しません。買うよりは図書館で借りる方がよいかと）

そうしたら、ちょうど手にした「イタリア好き」（'12年11月発行のVol.11)に
スルモーナのリストランテのことが出ていて、そこで食べたい思いもあり、
’13年夏にペコさんと2人、ローマから1泊で出かけました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100200402242?sortList%5BsortType%5D=2

偶然祭りの日に当たり、時代行列を観ることができました。


お宿もとてもよくて、女将も親切。
屋上テラスで食べる朝食も素晴らしかったです。
車を出してくれる人を紹介してくれて、
周辺の美しい村々を巡ることもできました。


’15年秋にはなおさんと再訪しました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100201972591?sortList%5BsortType%5D=2
祭りが無い時はこんな感じ。




このときの宿も素晴らしくて、このまちの宿のレベルが高いのかしらと思ったものでした。


目当てのリストランテも味、量、雰囲気がよくて、リーズナブルなお値段。

ここで食べてまちを散歩するだけなら、
ローマを朝出発し、昼食を食べて午後のバスまたは列車で戻れば日帰りできます。
ローマで1日あったらやってみようかな、と思います。

C'era una volta アブルッツォ編
モンテジルヴァーノ

ペスカーラから、わずか１駅北にあるまちです。
ここの結構大きいリゾート施設に滞在しました。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100200895895?sortList%5BsortType%5D=2

夏の旅行に海辺のまちのアッパルタメントまたはリゾート施設滞在を入れるようになったのは１０年ほど前からです。

わざわざ海水浴をしにイタリアに行くこともあるまい、と思われるかもしれませんが
日本の海水浴場やプールにいい年したオバチャンはとても行けません。
日本の海やプールは、若い人たちや小さい子どものいる家族のもの、
イタリアの海やプールは、老若男女みんなのもの、という違いがあります。

夏の昼下がりはかなり暑くて、観光ばかりしているわけにも行かないし、
イタリアの水辺でイタリア人ウォッチングするのは楽しいし、
美味しい食材を買ってきて好きに調理して食べるのも嬉しいし、
今や、これをしない夏のイタリア旅行は考えられないようになってしまいました。
（真夏の旅行は、今年以降もうしないかもしれませんけれど）

モンテジルヴァーノのこの施設は駅から歩けるし、
まちには魚屋や八百屋などのお店もあったし、
感じのいいバールもいくつかあって、違う時期の滞在でもいいかもと思いました。


生パスタを買って調理するのも楽しいです。

夕方になると皆部屋に引き上げるのですが、まだプールで遊ぶ子も少し。
滑り台も独占できますからねえ。


どのバールもお手洗いがとてもきれいで驚きましたっけ。