残念なお知らせです。

＜イタリアの外出禁止緩和は、また延長＞
昨夜20:30過ぎ、国営放送でコンテ首相の会見が放映され、
コロナウイルス感染拡大防止措置として、
現在とられているイタリア全土で外出禁止措置が5月4日には解かれず、
さらに5月18日まで延長となったそうです。

ですが、5月4日付けで緩和されることもいろいろ。
・今までの外出理由に加え、「親戚への接見」を追加。
・お葬式の実施（ただし、参加者は最大15名まで）
・マスクの値段を1枚50チェンテージミに徹底。
・公園などの閉鎖を解く。
・プロスポーツ選手の個人練習再開。

この5月4日の政策は、一般的に「第2フェーズ」とよばれていて
その次の日程と内容（現状の決定事項）も国民に知らされました。

第3フェーズは、5月18日。
・バールやレストランのテイクアウト販売再開。
（ただし、家やオフィスなどでの消費に限る）
・美術館や劇場の再開。
・ブディック、宝石店、靴屋などの営業再開。
・プロスポーツ選手の団体練習再開。

第4フェーズは、6月1日。
・バールやレストランの完全な営業再開。
・美容院やスポーツジム、エステなどの再開。

ただし、緩和措置の段階で感染者や死亡者の数がまた増えるようであれば、州単位での封鎖を実施。

昨日もコロナ犠牲者の数が260名/日だそうで、
それでも1日に500名600名となくなっていた頃から見ると少なくなって
国民は皆ほっとしているところだそうです。

こういう発表に比べると、
日本政府の対応は後手に回ったり、見通しが示されなかったりで、
イラッというか、ムカッというか、腹が立ったり、呆れたりする状態ですね。
見通しが持てれば、我慢するのも頑張れますよね。

載せこぼし写真、
今日からウーディネのものです。

着いた日の晩ご飯の帰りに見かけたマック、
イタリアのマックは、まちの景観を壊さない配慮がされていますね。

そしてこれが夜の駅舎。

暗い部分があるからこそ、灯りに安らぎを感じるように思います。
18で故郷を離れた私にとって、駅は郷愁を誘われる場所であり、
夜はことさら切ないような甘酸っぱいような気持になります。