１２月２９日の午前中は、チッタデッラに行きました。バスで、行きが５０分帰りが４０分ほど。電車もあり、その方が所要時間は短いのですが、ちょうどいい時間帯になかったのでバスにしました。

　そもそもここに行きたいと思ったのは、春にバッサーノへ１人で行ったときのこと。バスでバッサーノからパドヴァへ向かう時に、城壁がほぼ完全な形で残っているように見える、このまちの横を通ったからです。

　なんだなんだこの城壁は！バスを降りて歩いてみたくなったのですが、そのときはとても短期の旅行で、パドヴァをちらりとでも見たいと思ったので諦めたのでした。

　そのときはまちの名前も知らず、帰宅してからあれこれ検索してどうやらチッタデッラらしいことが分かったのでした。

　チッタデッラは、イタリア語で城砦とか要塞という意味で、その名の通り、パドヴァがつくった小さな城砦都市です。

　以前、この写真に写っている城壁は、春らしい雰囲気に包まれていましたが、この日は、今回の滞在中で一番寒かった日で、木々の枝が凍り、お濠も凍っていました。と言っても氷点下３度ぐらいだったと思いますが。

　なんだ、こんなもの。どこだか、なんだか分からない、空とパラソル、いや青と黄色じゃないか！…と聞こえてきそうですが、これはパリヌーロのビーチで、ビーチチェアに横になって撮った写真です。

　乾いた空気、そのために見えるこの空の青、そして日差しの強さが黄色いパラソルに照り付けている太陽の色から感じられると思いませんか。

　これは、２００４年の夏に行ったアグリトゥーリズモ・プリスコの部屋です。

　アグリトゥーリズモ・プリスコは、ナポリと同じカンパーニア州にあります。サレルノからさらに南下し、イタリア国鉄の駅だと、Pisciotta-Palinuro（ピショッタ－パリヌーロ）が最寄になります。ハイフンでつないであるのは、どうやらピショッタというところとパリヌーロというところの中間に駅を作り、２つのまちの名前をくっつけたようです。（この手は、けっこう見かけます）この駅で降りて車で行きます。（迎えに来てくれます）

　このアグリ、このときが２回目で（初回のときは、まだデジカメを持っていなかったので、写真をここに掲載することはできません）、この年の冬に３回目の滞在をしました。美味しくて居心地のよいアグリなのです。

　冬の写真は、またクリスマスが近付いた頃にでも、載せますね。

　

　ヴェネツィアには、初めての時に２泊、その後、仕事の研修でカーニヴァルの時期に６泊、その後も、川クルーズや、地中海クルーズの出発地だったために何度か立ち寄っています。

　その割りに、ヴェネツィアで美味しいものを食べよう！と思ったことがないのは、同じものなら、他の土地の方がはるかに安く食べられると思っていたためです。

　ぼられる、とか缶詰のアサリを使っているとか、予め茹で置きのパスタを使っているとかそんな噂もよく聞いていたし。

　でも、最近、写真家であり、イタリア関連の本を書いてもいる篠利幸さんのブログを見て、ちょっとそそられせっかく近くに滞在しているので行ってみようという気になりました。
http://blog.tabista.jp/italia/cat45/
　行ったのは、３つ目に出ている店「悪魔と聖水」です。

　本当は、現在ドイツ在住の友人夫妻が丁度イタリア旅行中で、この日はヴェネツィアに入る日なので合流して、一緒にお食事をするつもりでした。

　事前にメールで携帯電話の番号を交換して、前夜に電話してみたら…つながらない…どうやら、ドイツの国番号が必要なのかも…
友人の方からもかかってこないし、まいいか。

　ということで、チッタデッラを訪れた日に、午後はヴェネツィアへ行き、この店でランチを食べました。

　ナポリやソレント半島、近くの島々が大好きで、数回行っていますが、ソレント半島の中でもっとも美しいアマルフィ海岸にある、かつてイタリア四大海洋都市の１つであったアマルフィも大・大・大好きなまち。３回行きました。

　これはアマルフィのドゥオーモ。どこかしらアラブの香りを感じさせるつくりです。

はやく、でかけたーい！
これに尽きます。
旅行準備を細々しながら、やばーデジカメ何処かわかんない。
寒いと困るので、なにはなくともホカロン確保にはしってました。
歩行速度めちゃおそ人間は、免許合宿に行く息子にまでバカにされてます。（その彼は高2の時イタリアからの帰国便に乗り遅れた人なの）かあさんはすごーく久々でかつたった一人。うーんちゃんと行けるかなー（かなり本心だから怖くもあり、楽しみでもあり・・・）
何一つ予定がたたないまま気がついたら出発時刻をすぎてたなんてことにならないように締めてかからねば。

　ちょっとだけおひさです。ぐら姐さんの報告を楽しんでます。今更ながらイタリア料理を堪能してこなかったことを後悔してます・・・。(-_-;)　5月にドイツに行くのですが、今度は食事にもお金をかけようと思ってます。
　さて、なぜ突然出てきたのかと言いますと、ソフトバンククリエイティブという会社が発行している「デジタルフォト」という月刊誌がありまして、それが主催するコンテストに小生の画像が入選しました。要は、自慢ですね、ハイ。(^^ゞ　コンテストの性質上ここではアップしていなかったのですが、本日その雑誌が発売されたので晴れて載せさせていただきます。不適切でしたら申し訳ありませんが削除してください。

　３月下旬に、またちょこっと里帰りをしてくるのですが、それと平行して夏の旅行の計画や下調べを始めました。なんだか気持ちが夏モードになったので、２００４年の夏の旅写真を入れたＣＤを出してきてしまいました。そして大好きな島プローチダやアマルフィを懐かしく思い出して…

　冬に行ったときの写真を昨年６月に少し載せたのですが、また少しプローチダを取り上げます。

　これは崖に建つ教会の近くで見かけたおうちの洗濯物。赤いシャツが、パパのものであろう大きなものから、１〜２歳ぐらいの幼児が着るような小さなサイズまで、ちゃんと順に干してあるところが気に入りました。

　みんなで着て、歩いている姿を想像してしまいませんか。

　ここまでで、この年末年始の旅のレポートはほぼ終わりです。あとはお気に入りの写真などをぼちぼちアップして行こうと思いますが、これから１ヶ月半ほど、とても忙しくなるので、これまでのようなペースでは書き込みできないと思います。

　いつも私が一人で好き勝手に写真を載せ、適当に書いているので、他の皆様にも、いろいろと書き込みしていただけるとありがたいです。

　これは、パドヴァのワインバー。市場の近くでカウンターが見えたのでふらりと入ったら、奥は座れるようになっていたのでした。夕食前にちょっと１杯飲むのにぴったりの気さくな店。くつろげました。

　チッタデッラ＆ヴェネツィアの翌日は、カステルフランコ・ヴェネトへ。

　このまちは、中世に自分たちの街をまもる前線基地としてトレヴィーゾがつくったまちだそうで（パドヴァのチッタデッラに対して、トレヴィーゾのカステルフランコ）、チッタデッラが円形の城壁なのに対して、こちらは、１辺が２３０ｍという正方形の城壁をもつ小さなまちです。