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  • from: クマさんさん

    2005年03月25日 01時18分03秒

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    コミュニティーの喪失の意味するものは

    地域コミュニティーが今求められる時代となったのだと思う。
    人は、一人では生きてはいけない。これが基本だ。
    個人主義の世の中となり、かかわりの希薄な時代となったことも現実である。
    かっては、かかわりをしがらみと言った時代もあった。
    めんどくさいしがらみから解き放たれた時、自由という言葉と出会った。
    高度成長時代が終わり、バブルがはじけ、閉塞的な時代が10年以上続いている。
    かって私が高校生であった頃は、革命への幻影があったり、
    大人の価値観をぶち壊す希望があった。
    既存の年功序列の価値観に、どこか反抗したくって、ものを申す。
    それが反骨の主流であった。
    人と違う事にアイデンティテーを求め、
    それを自分なりの個性として自己認識してきた。
    人が、右へ往くのならば、私だけでも左へ往こう。
    そんな考えは、とうの昔に消え去ってしまったらしい。
    個人主義の崩壊。
    実は、個の哲学を求めながらも、その答えが見えないままに、
    私たちは集合の中に埋没してしまったのかもしれない。

    私は、どこから来たのか。
    私とは、いったい何者なのか。
    私は、どこへ往くのか。

    日常の生活の中で、私は根源的な意味を問う事も無く、
    日々の生活や組織の欲求の中で、右往左往してきたのかもしれない。
    日常の生活にあくせくする中で、私たちが失ってしまったのは、
    実は、哲学であり、コミュニティーを形成してきた人間らしい社会性だったのかもしれない。
    あの人がこうだから、私もこうあらねばならない。
    人を見すぎて、人に迷う。
    規準を何処に置くかを、見誤った10年がここにあるような気がする。

    本日、我が家に振り込め詐欺の電話がかかってきた。
    79歳の母は、私を守るために必死だった。
    心臓の悪い母は、どうすべきか受話器を取りながら、
    泣きそうになっていた。
    金が欲しい。そのために、一人の老人が死のうが、病気になろうがどうでもいいのである。
    母は、子供である私を守るために錯乱した。
    しかし、父と私の妻とがその幻影を現実にもどしてくれた。

    私たちが失った10年とは、金のために他人の不幸と生命とをものとはしない非情な社会なのか・・・。
    私は許せない。
    たった一つの短い人生ではないか。
    どうしてお互いが優しく、助け合っていけないのだろうか。
    お年寄りを大切にできないのだろうか。
    子供たちには、美しいものを大人として見せてあげないのであろうか。

    コミュニティーの喪失。それは人間の人間らしさの喪失ではないだろうか。
    今夜もしこたま酔っている。
    しかし、人間らしく生きたいとひとしお願う私であった。

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