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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2011年01月31日 06時27分11秒

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    稽古とトレーニング

    走らなくなってから3週間たとうとしている。
    この雪のおかげで、トレーニングができないからだ。
    続けて何かをするためには、本当に強い意志が求められる。
    私には、三日坊主の癖がある。
    あんなに連日走っていたのに、少々そのモチベーションが下がっている。

    トンネルを歩いて帰宅している。
    4キロ・50分間のウォーキングだ。
    このウォーキングが、ランニングの代わりになっている。
    すると、学生の陸上部の集団が猛烈なスピードでランをしていた。
    5〜6人の学生が一団となって、ダッシュのスピードで駆け抜けて行く。
    とうてい私には追いつけないスピードだった。
    彼女たちの目標とモチベーションが、そのスピードに現れている。

    目標とモチベーションは、とても大切なことである。
    日々のんびり、ぼんやりと、平穏無事も大切なことである。
    しかし、そうした閑話休題から、本論に入るきっかけには、
    やはり自分なりに課した目標は必要な気がする。
    もし、トキ・マラソンに出場すると決めていたら、
    どんな天候の中でもトンネルに行き、
    1時間のLSDのトレーニングを続けたと思う。
    それは、彼女たちと同じようにレースと言う目標が出来るからだ。

    私には、りゅうとぴあ劇場と言う大舞台の目標ができた。
    この目標は、私が望んだものではなく、ある運命によって定まったものだった。
    確かにその選択を迷い、躊躇したが、
    「ここがロドスだ。ここで跳べ」との声が聴こえ、
    決断することにした。
    台詞が多く、重要な役である。
    この劇のテーマは、私の演ずる乞食坊主の良念が体現している。
    そんな役が、全くの素人の私にできるものなのか・・・・。

    しかし、決めたのだ。だから、やり遂げねばならないのだ。
    私のトレーニングは、走ることではなく覚えることとなった。
    台詞を書いた紙をいつもポケットに入れて、
    時間があれば、その台詞を頭の中で反芻しそしゃくしている。
    まるで牛のようにして、その台詞を何度も何度も頭の中に取り出しては、味わい直している。
    不思議なもので、その言い回し、スピード、トーン、語尾の言い方で、
    伝わるものが違って来るのだ。

    そして、私は気づいた。
    「これって、音楽と同じだなぁ。」と。
    私の書いた脚本は、楽譜なのだ。
    それを美しい音楽として演奏するのは、演奏家の役目なのだ。
    そこには楽譜と表現された音の間に、
    必ず演奏者の解釈とテクニックと、
    最も重要なパッショネーションが存在しているのである。

    モーツァルトの音楽であるが、
    本当はウィーンフィルのモーツァルトなのである。
    役者は、一流の演奏家にならねばならない。
    そのために役者に求められる資質とは、
    やはり、役の人物像や台詞の意味と必然を理解することであり、
    それを肉体と声とで表現する技であり、
    それを熱く演じ切るパッショネーションなのだ。

    同じことを何度も何百回も繰り返す稽古の中からだけ、
    その資質は育てられる。
    彼女たちが猛烈なスピードで、
    何十回とトンネルを往復することでしか手に入れられないもの。
    それと同じサムシングを、私は稽古でしか手に入れられないのだと改めて感じた。

    トレーニングとは、繰り返すことなのだ。
    トレーニングとは、続けることなのだ。
    今の私にとっては、良念になり切ることが最大の目標でありねモチベーションだった。
    だから、今日も念仏のように台詞を繰り返し、独り稽古を続けるつもりだ。

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  • from: クマさんさん

    2011年01月30日 10時58分38秒

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    奇跡ではない

    奇跡を起こすのも戦略の内。

    あの高い位置に長友がいて、岡崎が右で張っていたのは、
    ザッケローニの采配だった。
    守備に岩政を投入し、相手の高さに対応させ、
    長友が攻撃に集中できるようにした。
    彼からのクロスが、アジアカップでは何度も勝利へ導いていた。
    左からの展開に賭けた監督は、
    長友を上げると言うリスクを負ってまでも勝負に出た。

    岡崎の本当に惜しいヘディングシュートがあった。
    オーストラリアの猛攻は、川島のファイ・どや顔セーブで何度も凌いだ。
    苦しい場面にも耐えて戦いの手を休めずに、前線にボールを送った。
    まさに日本は総力戦だった。
    そこへ、新たな局面を展開させ、決定的な攻撃につなげるために、
    李が投入された。

    李には、自分が果たすべき使命は分かっていた。
    結果を出す。それしかこの時間帯に期待されることはない。
    勇気のある若手の起用だった。
    そして、長友のクロスを、見事に左足のボーレーで振り切った。
    弾丸シュートに、キーパーは動くことが出来ず。
    ボールは矢のようにゴールネットに突き刺さった。
    アドレナリンが大爆発し、
    私は雄叫びを上げ、目眩が起きた。

    これは奇跡では、けっしてなかった。
    かっての日本チームの勝利に対しては、奇跡という言葉は使われただろう。
    周到な戦略とアグレッシブルな攻撃と、
    勝つための強い気持ちをもち、
    どんな局面にも耐えて凌いで、勝利を勝ち取る。
    このザックジャパンには、
    奇跡を起こす戦略とチームワークが確かに存在しているからだ。

    それを、ワールドクラスの実力と呼ぶ。
    日本は、やっとその実力をザッケローニと若手の力で手に入れたようである。

    耐えて凌ぐ。
    攻撃の手は緩めない。
    新たな局面を開くための策を講ずる。
    チームの一体感を高め、監督との信頼感を深める。
    実力を付けた新人をどんどん起用し、モチベーションを高めて行く。

    サッカーの歴史的な勝利の喜びと共に、
    ザッケローニからは、指揮官としてのセオリーを学ぶことができた。
    ワールドカップ優勝も、もはや奇跡ではなくなったのだ。

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  • from: クマさんさん

    2011年01月29日 08時09分08秒

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    ここにある

    孔子にとって、「仁」が教えの根本だった。
    人には、「仁」がある。
    その仁を他の言葉で表現すれば、優しさであり、想いやりだ。
    そして、人が生きる上で最も大切にすべきは、
    この仁の道の生き方なのだ。

    仁という字を分解すると、「二人」と読める。
    本当に漢字とはよくできたもので、
    物事の本質を単純な文字で表現している。
    「人が幸せに生きるためには、どのようにして生きたらよいですか。」
    そんな問いに対して、孔子はこう応えているような気がする。
    「二人で生きなさい。」と。

    それは、反対に読めば、人は一人では生きられないということなのだ。
    とてもとても単純で、当たり前で、分かりやすいことなのに、
    これがとても難しい。
    それでは、二人が「和」をもって生きるためには、何が必要なのか。
    そのことを学ぶことが、
    この険しい旅路でもある人生を生きる一人一人の修行の目的でもある。

    「王瀬の長者」の脚本を書きながら、
    どうしたら個と個とが心からつながれるのかを考えた。
    私たちは、孤独な存在としてこの世に生きている。
    それは確かな事実なのだが、実はここから始まる事実でもあるのだ。
    つまり、だからこそ「人とつながるための努力」が必要なのだということだ。

    我儘な人と出会うと、寂しい気持ちになってしまう。
    自分が一番偉くて、周りの人を馬鹿にして見下している人もいた。
    人の意見何ぞ全く聴く耳をもたず、自分勝手な行動で迷惑を撒き散らしていたりする。
    相手の痛みや、辛さを理解できず、弱さを愚かさと勘違いしている人もいる。
    言葉の暴力や、実際の暴力で、力にものを言わせて威張り散らしている人もいる。
    困っている人を見ても何とも感ぜず、自分だけよければいいという人もいる。

    さて、こうした人たちと私はいろいろな人生の場面で出会ったが、
    二度とかかわりたくない人たちばかりだ。
    逆説的にここに書いたが、
    そうした人の生き方と、「和」とは正反対な存在なのだ。
    そうした生き方をして来た人には、きっと家族も離れ、友もいなくなるだろう。
    「二人」になるどころか、どんどん孤独地獄に堕ちて行くのだ。

    「我執」と言う言葉がある。
    その執着と欲望を持つことで、めらめらと自分自身を欲望の炎で燃やす。
    その結果、金と権力とは手に入れたとしても、
    その孤独地獄はいっそう深まり、絶望に至る道だけが残されるのだ。
    今回の王瀬の長者の独白に、その孤独と絶望とを込めたつもりだ。

    ただし、彼は再生をする。
    それは、息倒れになっていた親子との出会いによって。
    そんな自分のことを心から愛してくれた女性によって。
    「心の熱さ」
    「涙の温かさ」
    その人と人とをつなげる「仁」によって、
    彼は、回心し、自分の人生を生き直す。

    人は、二人にならねばならない。
    そのためには、「仁」なる生き方を選択すべきなのだ。
    そして、この「仁」とは、ごくごく当たり前に、みんなが知って、感じているものなのだ。
    まさに道元が言った「眼横鼻直」のように。

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  • from: クマさんさん

    2011年01月28日 06時25分12秒

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    サル山のボスザルの話

    サル山のサルたちが、昨日もまた吠えていた。
    とにかくまとまらないサルたちだ。
    一匹が喋っていると、必ずヤジを飛ばす。
    聴くということは、サルたちにはできないのだ。

    代表に立った一匹一匹は、ただ相手をこきおろし、
    いかに自分たちの群れだけが優秀かを主張する。
    はたから見ていると、ただ吠えているだけにしか聴こえないが、
    同じグループのサルたちからは、やんやの喝さいを浴びている。
    足の引っ張り合いほど、見苦しいものはないのに、
    このサルたちにはそんな品位すらもはやなくなっている。

    どのサルがボスザルになるか。
    そんなことより、もっともっと大きな問題がサルたちの世界では起きていた。
    病気が蔓延し、瀕死のサルたちが続出している。
    飢えや寒さで孤独死するサルたちもいる。
    群れから追い出されて、彷徨っているサルたちや、
    働く場もなく、棲む場所すらないサルたちもいる。
    その棲む場所である森が、環境破壊され始めている。
    温暖化の影響は、サルたちの生きる場所すら奪おうとしていた。

    一匹一匹のサルたちは、そうした苛酷な状況に追いやられているのに、
    ボスザル争いに夢中のサルたちは、ヤジや怒声を交わしながら、
    全く無意味な時間を過ごすばかりだった。
    それを代表の責任・仕事と勘違いしているのだ。
    ボスザルたちにとっての最大の確信ごとは、
    そうした死にそうな仲間のサルたちのことではなく、
    ほんの一部の金持ちのサルたちのことであったり、
    次のボスサルの投票で味方になってもらえそうに有力なサルたちのことだった。

    ボスザルと自認しているサルたちは、
    本日もそんな議論と称したバトルショーを展開することだろう。
    だから、世の中の片隅で生きているサルたちは、
    そんなボスたちに見切りをつけて、
    近くの仲間たちと助け合いながら、
    何とか日々の命を自分たちの力で守って行かねばならないのだ。
    まず、ここから始めなければ、
    自分たちが幸福な生活ができないのだという自覚こそ、
    新しい世界を創るサルたちの自覚であり、責任であった。

    「和を以て尊しとなす」by聖徳太子
    国内の各派閥のサルたちが、自分の利権を守るために、
    有力な二つの豪族のサルににじり寄り、
    互いにいがみ合い、なじりあい、戦を仕掛け合っていた。
    国の乱れは、国の危機。
    外国からの圧力は、この機会にこの乱れた国に襲いかかって来るはずである。
    だから、「争うな」「仲良くせよ」「心を一つにせよ」と、
    「和」を憲法の第一条とした。

    千年後のサル山にも、そんな知恵を持つサルが必要なのだ。
    まず、困っている、苦しんでいる、同胞のサルたちのことを第一にせよ。
    ヤジを飛ばしている時間があったら、
    次の世代のサルたちのために、木の一本でも植えればよいのだ。

    しかし、小さな小さなサル山しか知らない、このボスザルたちには、
    そんな知恵も力も勇気もないのだろうなぁと、
    その争いを周りで見ていた人間たちは、ほとほと呆れて、哀れに想った。

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  • from: ピエモンテ - 2さん

    2011年01月27日 21時11分10秒

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    「Re:地域社会人のアクターズスタジオを」
    まったくです。
    まず一歩です。
    そしてまた一歩です。
    つなげる・つながるです。
    山ノ下を福祉特区にしましょう。

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  • from: クマさんさん

    2011年01月27日 06時28分47秒

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    地域社会人のアクターズスタジオを

    昨日、劇団のアクターズスタジオに参加した。
    役者の修行のために、ワークショップを行い、感性を磨いていた。
    「距離感」と「方向性」というテーマでの即興劇だった。
    やってみることで初めて分かることがある。
    やってみることで初めて納得することがある。
    演劇の稽古は、その繰り返しだけである。

    やらなければ、何も変わらない。
    やることで、確実に何かが自分の中で変化する。
    台詞の練習をしながら、
    いかに一つの言葉に多様な言い方があるかに気づき、
    その難しさを感じている私だった。
    それにしても長者役のOさんは、
    あの長台詞をよくまぁ覚えているものだと感心した。

    さて、どうしたら世の中を変えられるか。
    まさにそのことが今回の「王瀬の長者」特別編のテーマだった。
    私は、弱い立場の人たちこそ、涙と心でつながって、
    力を合わせて戦えば、きっと何かが変えられると、
    この劇を通してメッセージを送るつもりだ。
    現代の社会では、そうした「弱さ」は置き去りにされ、
    「孤立」させられているのが現状のような気がするからだ。

    老人の孤独死についてもそうだ。
    80歳を過ぎてこの雪の中、独り暮らしの老人は、
    買い物も行けずに、自宅でテレビだけを相手に孤立している。
    「買い物難民」と呼ばれる人たちに、
    行政は手を貸すことはなかった。
    そこで、山ノ下市場では、「宅配」を商店会が始めた。
    市場で買った商品を、お客さんの家まで届けるシステムだ。
    これは、商店主たちの善意で出来た互助作用である。

    そんな老人の孤独と寂しさとを癒すためには、
    気軽に集まり、お茶を飲んだりお昼を食べたり、
    共に過ごせる場所が必要なのだと感じた「なじら家」は、
    今、「ランチ」を始めて、お年寄りの居場所づくりに努力している。
    2階のフロアーでは、老人のためのいろいろな企画も考えられる。
    そのフリースペースは、アイデアによっていろいろと活用可能な場所になる。

    障がいのある子どものために、
    「ぷれジョブ」が新潟市でどんどん広がりを見せている。
    とにかくそこに強い願いと想いとがあり、
    障がいのある子の就労と社会参加と言う大きなニーズがあるから、
    このように各区でいろいろな形で広がったものと思っている。
    中央区の舟栄地区でも、この会の立ち上げが2月19日に計画されている。
    嬉しいことだ。
    「一人」からは難しいが、「仲間」がいれば何とか可能となるものだ。
    私もその立ち上げの会には参加させてもらうことになっている。

    実は、私たちの生活や地域社会を見回すと、
    いろいろと解決せねばならない課題に満ちた現状なのだ。
    それは、政治なんかの遅速な手段には任せられないものであり、
    行政のような前例重視の変革を恐れる人たちには理解できない課題でもあるのだ。
    一人の老人の孤独をどのように救ってやるのか。
    一人の老人の買い物の苦労をどのように解決してやるのか。
    一人の障がいのある子の就労と社会参加をどのように支援していくのか。
    その障がいのある子をもつ親を、
    地域全体でどのように支え、励ましていくのか。

    そんな一人の「弱さ」を助けてやれるのは、
    やっぱり声をかけあい、手助けをできる範囲の、
    地域社会を構成する一人一人だけなのではないだろうか。
    政治も行政もこの一人の悩みには、気づくこともなく、
    孤独の解決に対しては全く無力なのだ。
    その人の今日、一日を少しでも豊かに、幸せを感じられる時間としてあげられるのは、
    その人とかかわられるだろう人たちだけだった。

    よき役者となるためには、アクターズスタジオが必要だ。
    よき地域社会人となるためにも、やっぱりアクターズスタジオが必要なのだ。
    そこで、共に活動することで始めて、何かが分かり、
    自分の中で何かが変化する。

    「弱さ」で人と人とがつながるとは、こういうことだと私は思う。


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    秋桜

  • from: クマさんさん

    2011年01月26日 06時19分06秒

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    ザックジャパンの勝利

    本日の睡眠時間は、4時間に届かない。
    ああーっ、サッカーだ。
    我が家の一大イベントは、サッカー大会だ。
    とにかくこのザックジャパンの戦いは、見逃すことができなかった。

    宿敵韓国である。
    何故韓国戦に韓国のチームや国民がこれほど燃えて来るのかは、
    日本の侵略と戦争の歴史を考えれば分かることだ。
    敵国日本に対する韓国民の気持ちは、
    韓国併合・日中戦争あたりまで遡る。
    「絶対に負けられない戦い」がこの両国の戦いだった。

    前半、FWの連携と速攻により、押し気味での試合運びだった。
    世界水準とよく言われるが、
    確かに日本チームの実力は、その水準に達して来ている感がある。
    香川がボールを受けて前を向くことで、
    岡崎と前田にスペースが与えられる。
    外からはオーバーラップした長友がいる。
    前半の怒涛のような攻撃の起点には、本田がよくからんでいた。
    こんなアグレッシブな日本チームは、初めてではないだろうか。

    韓国に与えたPKは、不運だった。
    まさかのPKに、今野は凍りつき、抗議しても判定は揺るがない。
    しかし、このことで日本のPKのチャンスは約束されたのだ。
    前半1対1で折り返し、後半の日本の1点は値千金であった。
    PKを失敗した本田と、それを果敢に詰めていた細貝。
    ここにもまさかの奇跡が起きていた。

    「これで勝てる。」後半終了間際、日本は香川を下げた。
    長谷部の足がつり、遠藤もぼろぼろだった。
    動けない日本は、5バックすの形で、ゴール前を死守した。
    残り時間を考えれば、あと1プレーで終了か・・・・・。
    「早く終わってくれー。」という叫びが、次の瞬間絶望の叫びに変わった。
    フリーキックからのゴール前の混乱。韓国の見事なシュート。
    それは、まさに悪夢だった。

    ぼろぼろな日本。起死回生の韓国。どちらに分があるかは明らかだった。
    PKの先発は、本田だった。
    自分がはずしたPKに自らチャレンジする男だ。
    そして、韓国は3連続で川島にファインセーブされた。
    長友がはずすところがドラマだったが、
    最後に1点を叩きこみ、日本の勝利となったのである。

    「これがサッカーだ。」とは、よく我が家では言っている。
    それは、サッカーには予想もつかないドラマに満ちているということなのだ。
    ・最初の韓国のPK
    ・2点目の日本のPK
    ・後半終了間際の韓国の同点弾
    ・韓国のPKの連続での失敗
    ・川島のファインセーブ
    それを脚本に書いたら面白いだろうなぁとしう展開を、
    現実で行っているのが、サッカーと言う奇跡の試合なのだ。

    歓喜から絶望へ、まさに瞬間で替わるドラマだ。
    家族四人が心を一つに、魂を込めて応援していた。
    本当に何が起こるか分からない。
    だから、最後まで諦めるな。最後まで油断するな。
    いつでもどんな状況でも希望をもって、戦おう。
    独りじゃないんだ。何とかなるさ。
    いろいろな人生に対する教訓に満ちている。

    ザックジャパンの優勝を信じている。
    決戦は土曜日だ。
    また寝不足の朝は必至であろう。

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  • from: クマさんさん

    2011年01月25日 06時51分57秒

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    連日の朝寝坊

    目が覚めたらこんな時刻だ。
    5時起きどころか、慢性的な朝寝坊となってしまった。
    12時を越えたら、やっぱり朝は起きられない。
    月曜日は、肝臓にも来ていたらしく、
    全身がだるい感じだった。
    いろいろとあり過ぎた一週間。
    それはそれにりに体に響いていた。

    昨夜は、劇の稽古が石山公民館であった。
    良念だから、行かねばならないのだ。
    こんなはずではなかったが、
    それはそれなりに壺にはまって楽しんでいる。
    役者は、私にとっては一番の生涯学習になるかもしれない。
    台詞を覚えられないのは相変わらずである。

    こうした自由を手に入れるために、
    今朝もこれからビニルゴミを捨てに行く。
    それから、昨夜回した洗濯機の中に、
    洗濯物が私のことを待っている。
    朝は、家族みんなの茶碗洗いだ。
    そう言えば、昨日は帰ってからスタンドへ行き、灯油を買いに行った。
    今は、家庭に尽くす親父としての役柄を、
    献身的に演ずる私でもあった。

    自由とは、そうした代償の後に、
    褒美として与えられるものなのだ。
    さて、これから雪道を長靴で、
    ごみ捨てに行って来よう。

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    2011年01月23日 07時21分06秒

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    JAZZが傍に居てくれたから

    JAZZストリートだった。
    ホテルオークラのエジンバラは満席で入れなかった。
    田中トシユキさんの演奏が聴けなかった。
    それから歩いて東掘りの「からみ屋」さんへ。
    ファビオさんのギタートリオだった。
    ベースの東さんがいい味を出していた。

    それから上に行き、JAZZスクールを探した。
    経麻朗さんのギターを真正面で聴くことができた。
    目の前1メートルに経麻朗さんのギターが鳴っている。
    凄いテクニックと、豊潤な音楽に心奪われた。

    次は、CAT HOUSEでフォッサマグマのコンサートだ。
    この店は昔々、JAZZママという店だった。
    階段を上がって、踊り場を見上げた瞬間、
    私の高校時代が蘇って来た。
    確かに、この感じだった。
    そうかここだったなぁ。
    何だか私が忘れていた忘れ物がここにはあるような気がした。

    店の扉は替わっていた。当たり前か。
    しかし、その扉を開ける時、何だかドキドキした。
    それは、過去につながるどこでもドアのような気がしたからだ。
    店内はがらりと変わっていた。
    あのどてかかったJBLのウーハー付きのスピーカーはそこにはなかった。
    しかし、振りかえると、あの当時の雰囲気が彷彿された。
    ここだったなぁ。
    改めて、ここの場所が、居場所だった頃の自分を思い出した。

    人とは、違った自分でいたかった。
    真面目なことをやる気もなかった。
    実に実にいい加減で、非社会的な高校生でもあった。
    どうしたらよいか分からず、学校帰りはいつも古町を歩いた。
    「アマンド」だったけ。
    女子高生が集まる喫茶店とは正反対の、
    真っ暗なJAZZ喫茶が私の居場所だった。

    入り口に入ると、制服を脱いだ。
    実は、ここではタバコを吸わせてもらえたのだ。
    コーヒー1杯で2時間粘る。
    マイルスも、コルトレーンも、モンクスも、ダラープラントも、
    私のために渾身の演奏を聴かせてくれた。
    心に響く曲があると、店内に掲示されるLPレコードのジャケットを見る。
    そこで、チャンバースも、ミルトジャクソンの名前も覚えた。
    苦いコーヒーを飲む。店内には話し声は聴こえなかった。
    ただ只管ハードバップのJAZZが鳴り響いていた。

    何の取り柄もなく、目立たず、褒められもせず、苦にもされない、
    そんな孤独な存在だった影の私。
    何をしたらいいのか分からず、
    何をしたいのかも分からず彷徨っていた時代。
    昨日、あの階段を昇りながら、泣きそうになってしまった。
    それは、そんな私に、JAZZがいつも傍にいてくれたことに、
    階段を昇りながら気づいたからだ。

    そうだったのだ。
    音楽が居てくれたから、孤独な私も死なずに生きて来れたのだ。
    改めて、音楽の力を感じた。
    慰められ、癒され、そして、希望を抱かせ、生きる力を与えてくれる。
    それが私にとっての音楽だった。
    音楽に、感謝だ。

    豊栄の黒山で太田ハイキングの新年会があった。
    帰りは強風のために、電車が遅れた。
    新潟駅のホームの立ち食いそばの営業が終了していた。
    腹が減ったので、駅にある他の立ち食いそば屋に寄った。
    食券を買い、温かな天玉そばを食べていたら、
    中国語の会話が聞こえて来た。

    カウンターの向こうには、二人の20代前半の若者が仕事していた。
    お客とお客との間に、二人は何やら和やかに中国語で話しているのだった。
    私には会話の意味は全く理解できないが、
    何だか二人のことを想うと、涙が出そうだった。
    夢と現実。
    ここにも「小さな村の小さなダンサー」が生きていたのだ。
    「ありがとうございました。」と言う彼に、
    「ごちそうさま。シェィシェィ」と言って、私は店を出た。

    高校時代の私が、そこに居たような気がした。

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  • from: クマさんさん

    2011年01月22日 07時55分52秒

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    中国人のダンサーのように

    いやはや怒涛のような一週間だった。
    とにかく予定が立て込み、忙しい日々だった。
    そう言えば、夕食をまともに家族と食べたのは、木曜日だけだ。
    妻には、本当に心から頭を下げているが、
    それはそれなりに、人のためになる活動も多いのだ。

    「かかわりだねぇ。」と、よく思う。

    月曜日は、東区市民劇団の稽古だった。
    その稽古で、私が良念という良寛さんのような坊主をやることが発表された。
    30名近くの劇団員が稽古している中で、
    子どもたちとの初稽古は、汗が流れた。

    火曜日は、研修会だった。
    衰退している「総合」こそ、人類を救う道なのだと、
    総合フリークたちが集まって、意見交換を行った。
    語ることのある人たちが、体験に基づいて物語を語る。
    その道を只管生きている人の生き方と考え方とは、やっぱりためになるものだった。

    水曜日は、まちづくりの会だった。
    薩長連合が成立し、
    ほっとけないと義憤を感じている若き志士たちが「なじら家」に集った。
    新撰組の見周りはないが、
    山ノ下の新たな夜明けのために、力を合わせようと話し合った。
    ここも個性的な人たちの集まりだった。

    木曜日は、お仕事でパソコンに向かっていた。
    すると悲鳴が聞こえて来た。妻だった。
    何と長男の某大学の願書の〆切が明日だと分かったのだ。
    彼は、その願書すら手に入れていなかったのだ。
    すぐに予備校に電話して、妻と長男がタクシーで往復し、
    奇跡的に願書を手に入れることができた。
    親父としてその素早く的確な指示を、
    ちょっとだけ、家族に認めてもらえた。

    金曜日の午前中は、長男と共に願書を提出に行った。
    いろいろと手続きがあった。
    それは全部長男にやらせた。
    「父さん、ありがとう。」その一言が聞きたくて・・・・。涙。
    そして、気づいた。
    シネウィンドの「小さな村の小さなダンサー」が今日までだということを。
    私は夜、職場から40分間かけて歩いて、ウインドに向かった。
    実話を基にした感動的な映画だった。
    親子の情愛が、今日本の家族からは失われていると感じた。

    本日は、JAZZストリートである。
    尾崎利彦さんと矢川さんのバンドと、
    田中トシユキさんのバンドと、
    五十嵐誠さんのベースと
    フォッサマグナは見逃せないのだ。
    その後、豊栄の太田で太田ハイキングクラブの新年会に参加する。

    明日は午後から、憧れの美人バイオリニストの川井郁子さんのコンサートだ。
    前列何番目かで、彼女を見つめ、鼻の下を伸ばして聴き惚れるつもりだ。

    そして、月曜日には、劇団の稽古である。
    まさに「かかわり・すごろく」で、「ふりだしに戻る」である。
    しかし、自分のことながら、よくやるよとは思っている。
    ある意味、「呆れ」「諦め」「見放され」ている状態でもある。
    私は、私のためだけに好きなことに打ち込んでいるわけではないと、
    ここで強く弁明する。

    しかし、妻からそう思われながらも、こうして放牧してもらっている現状を、
    すまないと思いつつも、感謝している。
    「遊びは、人生の肥しである。」
    「きっとビックになって、家族に恩を返す日が来ると信じてくれ。」
    「あの中国人のダンサーのように。」

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