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親父たちよ

親父たちよ>掲示板

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  • from: クマさんさん

    2009年11月30日 06時35分43秒

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    生き方の師をもつ


    座右の書というものがあるならば、
    私にとってはこの「山に憧れ 山にいだかれ」という蒲水先生の題字の本、
    森田健 作品と追悼文集になるようだ。

    我が人生と山の師である森田さん。
    どれだけの人に慕われ、
    どれだけの人の心に灯火を灯してきた人であろうか。
    ここに寄稿しているたくさんの人を私は知らない。
    それなのにみんな同じように、
    「お世話になったこと」「教えてもらったこと」を心から感謝している。

    それでけ自分を忘れて人に尽くした人だったんだなぁと改めて思った。
    人は、棺桶の蓋だと聞いたことがある。
    死んだ時、その人がよく分かるということだ。
    生きているとき、何を人の為に為してきたか。
    どれだけ人の為に尽くし、人に優しくしてきたか。
    それが全部その瞬間に分かるということなのだ。

    ここには森田さんへの感謝の言葉がぎっしりとつまっている。
    どれだけの「ありがとうございました」がこの本にはあるだろう。
    いや、ここに寄稿した人はほんの一部の人だけだった。
    沼垂四つ角の山小屋に来たお客さん一人一人の「ありがとうございました」は、
    ここに記されていなくとも、
    しっかりと聴こえてくるのである。

    偉大な人だったなぁ。
    つくづくその偉大さを感じている。
    独座大雄峰という言葉がある。
    「私に会いたくなったら、大雄峰にあるこの寺にいつでも来なさい」
    ある偉大な禅の坊さんの言葉である。
    まさに私たちにとっては、沼垂の山小屋がそこだったのだ。

    私は、再び原点に帰り、
    森田さんの生き方に学ばねばならないと思っている。
    「私は、何のために生きているのか」
    「私は、どこから来たのか」
    「私は、どこへ行くのか」
    その問いを問い続け、
    決して出会うことのない答えを求めて生きようと静かに思った。

    静かに、素直に自分を見つめれば、
    残るべきものだけが残る気がする。
    余計な欲を取り去り、余計な体面や面子を取り去り、さらりとすると、
    そこにあるものは、「眼横鼻直」
    「それだけ」と呼べるものが必ずあると私は信じている。

    その生き方を私はライブで、森田さんと蒲水先生から教えてもらった。
    自称二人の師の弟子である。
    だから、二人を真似てせっせと絵手紙を描いている。
    森田さんは笑って見ていてくれることだろう。
    そう思うだけで安心するのだ。

    座右の書と共に、
    人は、生き方の師を持たねならないとも、
    私は、教えられている。

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  • from: クマさんさん

    2009年11月29日 10時25分26秒

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    出逢った人のお蔭様で・・・


    いろいろだね、人生は。
    金曜日の夜、中学校サッカー部の懇親会があった。
    妻と私の二人で参加。
    会場は懐かしい「山小屋ホテル」
    ここで次男が小学生の頃、
    アズーリの祝勝会を何度も行った。

    新人戦では、勝ち進み、
    とうとう県内の30チームの中に選ばれたそうだ。
    それも公立の中学校は山中だけで、
    あとは全てクラブチームだという。
    親父魂にまた火がついた。
    とにかくこれからはサッカーの応援なのだと決意を新たにした。
    すると最後の〆の万歳に指名された。
    翌日声が出なかったのはこのおかげてあった。
    また子供のサッカーを通して新たなネットワークが生まれたようだ。

    昨日の午後は、山小屋の森田さんを偲ぶ会であった。
    私は残念ながら仕事で出席できなかった。
    追悼集の完成記念パーティーでもあった。
    「へそを曲げて行かなかった」わけではないのだ。
    編集委員としてはぜひぜひ参加したかった会であった。
    しかし、参加しないことが正解である会もある。
    本はあるルートで手に入った。
    ずっしりとした手応えに、
    やり遂げた実感があった。
    この原稿書きのおかげで体調を崩してしまったいわくつきの本である。

    その夜は、豊栄に行った。
    劇団葛の葉の劇「家族」を観るためだった。
    2回目の王瀬の長者でお世話になった皆様だった。
    そのお礼にと舞台に出かけた。
    差し入れは、「希望の街?」という吉野川から出された日本酒である。
    何とこの酒、中越地震の瓦礫の中から生き残った酒なのだそうだ。
    その逞しさと生きる力がみなぎっている酒ということだ。

    これから私は新発田へ行く。
    長者役のHさんから、蕨座の「火の鳥」のチケットがあると連絡があり、
    その劇を観に行くのである。
    二日続けての観劇となる。
    今、そういう意味では劇のことを考えている。
    「演劇とは何か」

    しかし、よく考えれば、サッカーも演劇も、
    人とのつながりの中で私がかかわってきたものばかりだった。
    ある人との出会いから、今の付き合いが生まれている。
    「人は出逢いだ。よき出逢いを」
    私はそういう意味ではよき出逢いに恵まれている。
    だから、子供にもいつも言っていることがある。
    「友達を大事にせぇ」

    こうして出逢った人たちは、私の人生を豊かにしてくれた。
    この三日間を考えただけでも、
    本当にお蔭様なのである。

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  • from: クマさんさん

    2009年11月27日 05時44分55秒

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    感謝の心


    母がインフルエンザで寝ている。
    父はとても元気がなかった。
    私が帰ってきたら、父は炬燵で丸くなっていた。
    マスクをしていた。
    「具合わぁりんだ」と聞くと、首を横に振った。
    床屋さんの臭いがした。
    頭がやけにさっぱりとしている。

    夫婦ってそんなものかもしれない。
    やっぱり何だかんだと言いながら、
    二人で一人の人生なのだ。
    我が家もそうだ。
    妻に倒れられたら、
    この男だけの家族は路頭に迷うことだろう。

    日常の生活をしっかりと妻と母とは支えてくれている。
    その上に生かされているのが我が家の男たちなのである。
    長男はインフルエンザからなかなか立ち直れなかった。
    食欲がやっと出てきた程度である。
    次男は学級閉鎖のおかげで退屈な生活を謳歌している。
    彼にとっては夢のような生活なのだ。
    しかし、それが出来るのは妻と母とがいるからだった。

    親父とは、日々の家庭生活においてどんな役割を果たしているのだろうか。
    親父とは、必要不可欠な存在なのだろうか。
    親父が存在しなくても、家庭生活は成り立つのだろう。
    それでは、親父としての私の役割とは何だろうか。

    こんな親父でも不思議なことだが、
    子供たちには、少々煙たがられているのである。
    遅くなったりすると、「父さんは」と聞いてくるそうである。
    夕食の後は、食器を洗い、テーブルを拭いて後片付けするのである。
    時には出勤前に洗濯物を干している。
    「勉強しろよ」と言っては、不評をかっている。

    情けないが、そんな親父の背中を子供たちは見て育っている。
    その程度だから、我が家は平和なのかもしれない。
    居ても居なくてもいい親父は、居ていいのである。
    しかし、それは妻と母のお蔭様の中での話だ。

    感謝の心を、親父は忘れてはいけないのだと思っている。

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  • from: クマさんさん

    2009年11月26日 06時56分22秒

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    こだわるな、こだわるな


    開けてみたら、75万人を達成していた。
    ありがたいことである。
    個は普遍にをモットーにこの掲示板を続けて来た。
    何よりも癒されたのは、私自身であったかもしれない。
    素直に、あるがままを書き綴った。
    公にはできないことも多い。
    それでも、親父としての弱さや愚かさは書こうと思ってきた。

    実際に、弱く、愚かな親父である。
    良寛さんが国上山の五合庵に住み、
    分水を托鉢し、子どもたちと遊んだのが私の年なのだ。
    この年になり、難儀なことが多くなると、
    良寛さんを想うことにしている。
    彼は、ああして生きたではないかと。

    愚かでいいのだ。馬鹿にされていいのだ。弱くていいのだ。
    ただそれに徹せられるかどうかが問題だ。
    もし、良寛さんが生きていたら、
    どれだけの人が癒されたことだろう。
    その笑顔で心が救われる。
    それは、とても尊いことではないだろうか。

    怠け者である。出世にはとんと興味がない。
    ほんのちょっと食べていけるだけでいい。
    のんびり、ゆっくりと生きればいいのだ。
    あくせくしない。
    雨が降ったら家の中。
    ゆっくりと足を伸ばして、休むことにする。

    さてさて、こんな生き方は、
    現代の生活に対しては、全くの対極の生き方であろう。
    しかし、そこに魂の安らぎが在り、
    良寛さんの悟りの境地があるのだった。
    うまく行かない。
    どうしても思い通りにはいかない。
    そのストレスで少々胃を痛めている。

    ストンと忘れればよいのだ。
    こだわらなければよいのだ。
    負けるなら、負ければよいのだ。
    そこにだけこだわる時、私は危なくなってしまう。

    良寛さんは、本当に近くて遠い私の師である。

    母がやっぱり新型インフルエンザであった。
    熱は下がったが、心配だ。

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  • from: クマさんさん

    2009年11月25日 06時05分00秒

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    未病


    今日から次男は学校へと思っていたら、
    何と今週が学級閉鎖となってしまった。
    次男がにんまりと笑い、喜んでいた。
    思わぬ連休になってしまった。
    彼にとっては体調も治り、
    一日中私たちが居ない部屋で、自由を謳歌できるのだ。

    長男の熱は下がらず、グロッキー状態が続く。
    食欲は出てきたようだが、
    熱には弱い体質らしく、
    昨夜はずっと寝たままだった。

    90歳の姉を見舞いに東京に日帰りに行って来た母が、
    具合が悪いと帰ってきた。
    喋る声ががらがらだった。
    熱が出たらしい。
    今日の様子では医者に連れて行かねばならないだろう。

    さて、次々と病人が出た我が家である。
    そう考えると、普段の何事もない日常が、
    とてもありがたいものなのだとよく分かる。
    健康な生活とは、当たり前のものではなく、
    ありがたいものなのである。

    今年は、私自身疲れを貯めたおかげで、
    39度の発熱を三日間続けた苦い経験がある。
    そのおかげで、鹿島アントラーズ戦には行けず、
    新潟マラソンにも参加できなかった悔しさがある。
    そんな意味で、小さな喜びを感じながら生きるためには、
    この朝何事もなく目覚められたことには感謝すべきなのだと思った。

    あの熱が下がらぬ苦しさの中で、
    病気と人の意志とは無関係であることがよく分かった。
    ウイルスには勝てないように、
    病にも人は勝てないのである。
    「未病」という考えは、年を取れば取るほど大切な考えだった。

    家族の健康を祈っている。

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  • from: クマさんさん

    2009年11月24日 06時48分20秒

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    新型発生


    模試を受けていた長男からのメールが届く。
    熱が出て辛いから迎えに来てとのこと。
    妻はあわてて五十嵐まで車で行った。
    39度の熱だった。

    救急は、小児科が何時間待ちか分からないそうだ。
    高校生なので内科に回してもらうことにした。
    一旦妻が車で受付を済ませ、
    また戻って長男を連れて行った。

    次男もまだインフルエンザで休んでいるから、
    二人で向かい合って留守番だった。
    しかし、会話は何もない。
    「具合はどうら」
    「早く寝なさい」
    彼はお風呂に入りたいと言い出した。
    「入ったら、すぐに寝るんぞ」
    彼は、とにかく私を煩がっている。

    11時を過ぎてからふらふらになって長男が帰ってきた。
    新型だった。
    次男もきっとそうだったのだろう。
    我が家には新型インフルエンザのウイルスが生存している。
    年寄りが心配である。
    長男は9度から熱が下がらなかった。

    晩酌をするから、何も役に立たない親父であった。
    いつも緊急事態に対応できない。
    妻の獅子奮迅の活躍に感謝・感謝・感謝である。
    出来ることしか、やれない私。
    また親父としての存在感が薄くなった。

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  • from: クマさんさん

    2009年11月23日 09時47分50秒

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    夢を語る男たち


    男四人集まって飲み放題となると、
    語ることは夢のような話ばかり。
    それだから、飲み会はやめられないのだ。

    劇の代表・制作・演出・事務局の四人が集まった。
    先週の日曜日が劇の本番当日だった。
    祭りの後。
    そんな余韻を皆は感じていた。

    まずは、収支決算についての話をした。
    劇は金がかかるのだ。
    それをどうやりとりするか、
    敏腕事務局の腕の見せ所であった。
    さすがである。一週間後には全て完了することができた。

    東区の区役所に出来る演劇ホールの話になった。
    ワークショップ広報して、いろいろな立場の人に集まってもらおう。
    劇団で出し合った意見を青写真として活用しよう。
    提案については今年度中に行おう。
    途中経過も広く区民に知らせていこう。
    「いつ来ても楽しめる癒しの区民エリア」
    そんなテーマで区役所含めた総合的なデザインができたら、
    きっと日本にはどこにもない独自の区役所ができるはずである。
    これも市民劇団にとっては大きな夢なのだ。

    運用については、NPOを立ち上げて行政から委託で行う。
    そのホールの企画・運営・メンテナンスをNPOが行い、
    助成を得ながら運用して行くシステムを創る。
    これもまた面白い話である。
    300席位のキャパをもち、
    演劇・音楽・舞踏・落語・漫才・パフォーマンス等等、
    東区のホールに行けば何か催し物をやっている。
    地下にはスーパーがあり、買い物もできる。
    区役所とは、書類を書いたり提出したりするだけの場所でなく、
    誰でもいつでも参加できる書道教室や絵画教室があり、
    シルバーの人たちのための縁側があり、
    自由に表現したい人が表現できるフリースペースがある。
    定期的にホールでは昔懐かしい映画を上映している。
    「今日も、区役所に行ってこばな」と気軽に遊び感覚で行ける場所。

    そこにはぜひスーパー銭湯もお願いしたい。
    そんな意見も出されていた。

    完成の暁には、こけら落としは、市民音楽劇「王瀬の長者」にしよう。
    個人的にはyuccaのコンサートを興業したい。
    そして、市民劇団は年1〜2回の公演をこの劇場で行おう。
    大浦安に負けない劇団を設立し、
    長く長く上演活動を継続して行こう。
    その時は、いつも公募で集め、
    ワークショップで気持ちを一つにしていこう。

    男たちの語りは尽きなかった。
    「王瀬の長者」を通して、今東区で何かが生まれようとしている。
    その胎動をそれぞれがそれぞれの立場で感じている。
    「日本一の東区に」
    とにかく表現特区としての独自性を追究すべきなのだ。
    役者は揃っている。
    後は、観客を唸らせる台本とその気にさせる演出があればよいのだ。

    夢を夢で終わらせない。
    それは、この劇の完成からも分かると思う。
    終わるのは、時間になった飲み放題だけなのだ。
    9時にみんなは解散とした。



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  • from: クマさんさん

    2009年11月22日 07時07分50秒

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    アルビ寒戦


    アルビの柏戦に行った。
    いつものことだが、今回もキックオフぎりぎりの到着だった。
    妻とちょっと不穏な空気となってしまう。
    ついつい余計なことを言って、
    怒らせてしまう親父であった。

    寒風吹きすさぶスタンドで、
    菊水の熱燗を片手に応援モードに入った。
    この400円の紙コップの日本酒が対戦意欲を高揚させる。
    降格のかかった一戦に、
    柏サポーターは黄色一色で、踊っていた。
    「元気なのは今のうちだ。泣いて帰ることになるのはお前たちだ」

    試合は、いい感じで流れて行った。
    前半のアルビの連動した動きはなかなか見応えのある試合ぶりだ。
    天皇杯の大島のシュート以来、パスが回り、
    全体が動きながら意志をもったパスがつながる。
    ムービングサッカーが達成されている。
    負ける気はしない。
    フランサのプロらしい技ありシュートで1点を入れられても、
    余裕で後半戦を観ることができた。

    絶えずボールの動きを解説しながら、
    「そこじゃねーだろう」と怒鳴っている私。
    二杯目の紙コップの中で透明な液体が揺れている。
    すぐ前の親父が立つから、私も自然と立っての応援。
    あっちこっちの酔っ払い親父たちから、
    声援というか、罵声というか、悲鳴というか、
    このS席は凄い親父の見本市である。

    終了間近、焦りからかミスを連発するアルビ。
    「くそーっ。泣いて帰るのは俺たちであったか」
    ホイッスルが鳴った。
    二人はインフルエンザの息子が待つ我が家に急いで帰った。
    観戦しているうちに、妻の機嫌も直り、笑顔になった。
    「俺たち夫婦には、やっぱりアルビが一番である」
    アルビについてだけは、心が一つなのだ。

    試合開始40分前に我が家を出て、
    試合終了40分後には我が家にいた。
    「新記録だね」と妻が笑った。
    実は、アルビ観戦の新兵器を開発したのである。
    しかし、これは企業秘密としておく。

    とにかく、向き合うから喧嘩になるのだ。
    同じ方向を向くことで、笑顔になることがよく分かった。
    負けたけれど、変な意味でアルビに感謝している。
    次節は、絶対に川崎を破ってくれ。

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  • from: クマさんさん

    2009年11月21日 12時54分31秒

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    海援隊ウルトラA型ウイルス


    一週間おとなしく生きた。
    何か憑き物が落ちたような気分だ。
    「祭りの後」疲労感はなかなか抜けないものだった。
    参加したスタッフ・キャストみな同じだと思う。
    先週の今頃、舞台の仕込をやっていた。

    さて、昨日はぷれジョブの定例会であったが、
    次男の突然の寒気と発熱により、
    親父はおろおろし様子を見るためにお休みとした。
    たった今、医者から帰ってきた次男は、
    インフルエンザA型であると診断されてきた。
    それを聞いた途端、私の体の中のウイルスも活動しだしたようである。
    新型でなくてよかったが、
    やっぱり旬な流行物は、我が家にもやって来た。

    しかし、夜9時には「よしはら」にお邪魔した。
    Cさんと今後の対応について話したかったからだ。
    このぷれジョブのお蔭様で、CさんやYさんとは月一で飲む機会がある。
    今思えば「やろう会」が懐かしい。
    若い親父たちがよくここに集まって話し合いと称する飲み会を行った。

    ぷれジョブの活動は、二極化になっていた。
    推進している地域は、学校の教員が協力的である地域だ。
    結成を望みながらも、なかなか形にならない地域は、
    その中核の学校の教員が協力的でない地域だった。
    保護者と子供の願いがありながら、
    教員とは困ったもので、地域活動は自分の仕事ではないと考えるのだ。
    学校の教室の中だけの教育。
    その意識をどのように変えて行くかも、このぷれジョブの役目である。

    だから、こうした地域においては、
    特別支援学校の意識のある教員が中心となり、
    コーディネートすればよいのだ。
    学校間の枠を越えて、地域のサポートセンター的な組織を立ち上げる。
    そうすれば、非協力的な教員も見過ごすわけにはいかないのである。

    次に、聾学校へ来年の春から高等養護学校が併設されることについてである。
    受け入れる側に共感的な理解を求めるのは、難しいことだった。
    障害が違うことが、お互いの心の大きな障害となっている。
    受け入れる側の教員もそうである。
    きっと好意的にはこの県のトップダウンの判断を受け止めていないはずである。
    そこで、「ぷれジョブ」なのである。
    就労と自立の機会を求めているのはお互いである。
    まず、「ぷれジョブ」をセールスすることから、
    聾学校の保護者の理解と共感を得るようにアプローチする。
    保護者同士の心の交流が大切なのである。

    さて、とかく障害のある子の親たちが作る団体は、
    セクト主義になりやすいと聞いている。
    中心になるカリスマ的にリーダーがいて、
    その求心力に頼って運営されていることが多いかららしい。
    しかし、お互いの協力関係や支援体制がないことは、
    これからの活動にとってはとてもマイナスなことも分かっているのだ。
    だから、面子や体面から離れて、虚心坦懐に心の交流を図り、
    手をつないだら、すごいパワーになるに違いないと考えている。

    その機会を「ぷれジョブ」で作ったらどうかという話なのだ。
    坂本龍馬と脱藩浪人たちが作った「海援隊」が私の理想なのだ。
    独立独歩・自立・自治。
    そんな組織をこの「ぷれジョブ」で作ったら、
    保護者の夢の実現に大きく近づくのではないかという提案なのだ。

    飲むと本当にいいアイデアが次々に浮かんで来る。
    もったいないからCさんは、せっせとメモをする。
    本日二日酔い、10時半に起床だった。
    これから寒風の中、アルビの応援である

    また親父たちの体の中で熱いウイルスが増殖を始めた。
    その名は「海援隊ウルトラA型」ウイルスと呼んでいる。
    このウイルスを大いに広め、感染者を増やそうと、
    Cさんと心に誓った。

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  • from: クマさんさん

    2009年11月20日 06時26分54秒

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    美人ライターKさんとは


    まだまだ疲れが残っている。
    相当な消耗度である。
    精神と体との金属疲労とでもいうのだろうか。
    回復すること、自然に任せて静かに待っている日々である。
    あの祭り、思い返すだけで心が熱くなる。
    集団で創造することの喜びは、生きていることの醍醐味でもある。

    昨日ファシリテーション・グラフティーFGの講習会があった。
    FGとは、集団思考の一つの手法で、
    会議や討論の記録を模造紙に記録して、
    お互いの意見をつなげ、新たな気づきを作り出しながら、
    会議を促進させる方法である。
    そのライターは、左手の指に8色のクロッキーをはさみ、
    その色を使いながら、
    参加者の発言をまとめ、つなげ、発展させていくのである。
    ただ今私は修行中である。

    その師匠であるKさんは、二十うん歳、
    大学生の頃からのお付き合いである。
    スタイル抜群、美人のKさんが描くFGがこれまた優れものなのである。
    さまになっている描きぶりに、いつも惚れ惚れと見とれている私。
    いつか必ずあのように(スタイルも)、と日々精進である。

    さて、仲間が集まっての研修会は楽しいものだった。
    本音で語れる楽しさとでもいうのだろうか。
    否定されないことの安心感とでもいうのだろうか。
    価値観を異なりながらも、認め、尊重しあう雰囲気が大切なのだ。
    一人でもやぼこきがいて、
    「何を言ってんだ」「何で私の言うことが分からないのだ」と、
    長者のような発言があると、全員がしらけ、
    それからは本音は語られなくなる。
    そんなメンバー構成も大切なことなのだと思った。

    次に、やはり認められ、評価されることである。
    自分の発言がライターによって記録される。
    参加者は模造紙に向き合って座っているために、
    いつもこの言葉がそこで輝いて見える。
    また、同じ方向を見つめているために、
    お互いの意見を虚心で聴きやすく、気づきも多いのだ。

    そして、何よりも話し合いながら、
    皆は「これだ」という答えを探しているのである。
    しかし、場が煮詰まり、熟してこないと、
    実はこの「これだ」という言葉とは出会えないのである。
    体で思考する時、言葉に熱が篭る。
    そんな熱を集約し、一転に焦点化された時、
    「これだっんだ言いたかったことは」という瞬間と出会える。
    その喜びが、この集団思考にはあるのだ。

    そして、何よりも大切なことは、
    ファシリテーターとライターとが、
    居ても居なくてもよい人となり、
    ただ只管「聴く人」になることだと改めて思った。
    「共感」という言葉が、
    昨日の討論でのキーワードとなった。
    その「共感」を人は、心から求めているのではないかとも思った。
    誰がそんなに心から共感して私の話を聴いてくれるだろうか。

    「共感」しつつ、「自己を無」にして、ただ只管「聴く人」になる。
    これは、家族の原点ではないかと、ふと気づいた。
    そんな親父が、家の中に棲んでいていいではないか。
    「ああだ」「こうだ」と勝手に方向付けて、指示・命令を出す人よりも、
    ライターのKさんのように、
    「うんうん」と肯き、笑顔で「いいですね」と言い、
    それを心のノートに書きとめてくれる。

    そんな親父や母や、妻や子や、お姉さんやお兄さんが居たら、
    あーーー嬉しいだろうなぁと、私は思う。

    ライターとは、描く人であり、
    ライターのように人の心に火を灯す人でもあるのだ。

    集団思考の結果、こんな気づきが与えられた。
    これもまた素直に人の話を傾聴した効用なのである。

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