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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2011年02月26日 06時11分26秒

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    でこぼこがあり中庸の道

    今週もなかなかハードな一週間だった。
    そして、よく歩いた。
    通勤をバスにしたおかげで、帰りはトンネルを通り歩いて来る。
    50分近くを歩くと、なかなかのカロリー消費なのだ。
    しかし、一向に体重は減っていない。
    それは、くたくたに疲れるまで歩いても、
    しっかりとその分を飲んで、食べて補っているからだ。

    人間の身体とは、不思議なもので、
    現状維持を本分としているらしい。
    こんなにいろいろなことが起こりながらも、
    体重の変動が少なく、いつの間にか現状維持をしていたりする。
    「あるがまま」にしていると、自然に元に戻る。
    つまり、無理なく、自然体でいることが中庸に生きる道なのだ。

    体重は無理なく平均値に戻っているが、
    ハードに果敢にいろいろなことに挑戦する生き方は、なかなか止まらないものである。
    昨日は、職員劇をやった。
    総勢25名の劇の脚本は、もちろん私だった。
    悪の軍団のボスとして、プイプイと活躍もした。
    頼まれたことは、一応は何でも引き受けているから、
    こんなことになる。

    今日は、「なじら家」でのコンサートだ。
    田中トシユキさんの素敵なアコーディオンの音色が山ノ下市場に鳴り響く。
    私は、何年前かに田中さんの音楽と出会い、
    その音楽ワールドに惚れてしまった一人だった。
    どうにかして田中さんの音楽を、山ノ下の人たちに聴かせたい。
    切に願っていたら、ひょんなことからつながって、
    今夜のコンサートが実現することになった。
    私は、今から心ときめいている。
    500円。6時30分〜7時30分。
    フランス・イタリア映画音楽。
    懐かしいしスタンダードJAZZ満載。
    70年代の青春の日々を飾った音楽を演奏していただく。
    まだ若干の余裕あり、ぜひぜひご来店をお待ちしている。

    そのコンサートの打ち合わせに「なじら家」へ行ったら、
    二階で「ぷれジョブ」関係の人たちが集まって飲み会をやっていた。
    知っていた人もいたので、帰る時に「王瀬の長者」とコンサートの宣伝をした。
    「この劇は、ぜひぜひぷれジョブの人たちには観ていただきたい劇なのです。」
    「なじら家では、私が企画しているコンサートを毎月行っています。」
    すると、参加者の一人のお母さんから、
    「クマさんのお仕事って何だか分からないね。」と言われた。

    この言葉、実は今週もある同僚から言われた言葉だった。
    「私の仕事は、○○です。」とは言うものの、
    どれもこれも本気でやっているから、
    傍から見たら、どの仕事が本業なのか分からないかもしれないなぁとも思ってしまった。

    この一週間の疲れとは、そんなハードな生活から来る疲れなのだ。
    ある時は、「ぷれジョブのセールスマン」
    ある時は、「劇の脚本家」
    ある時は、「舞台の役者」
    ある時は、「まちづくりのコーディネーター」
    ある時は、「コンサートの企画・運営者」
    そして、連日連夜「ただの酔っ払い」

    それでも、自然体に生きているから、中庸の道を歩き、
    いつの間にか現状維持に戻っているのだ。
    これから、「ランナー」に変身し、10キロのLSDに出発する。
    何だかクマは、死に急いでいるような気もして来た。

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  • from: クマさんさん

    2011年02月25日 06時36分31秒

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    ぷれジョブのセールスマン

    ぷれジョブをフレッシュ本町で行おうと、ただ今セールスの真っ最中だ。
    営業関係とはなかなか縁のない仕事に就いているが、
    飛び込みで内容を伝えることの難しさを感じている。

    まず、このぷれジョブという活動の説明だった。
    イラスト入りのパンフレットがとても助かっている。
    そのイラストを指し示しながら、どんな活動であるか説明する。
    しかし、初めて聞くこの言葉と、その活動内容をすぐに理解してくれる人は少なかった。
    難しさの一つは、伝えたい情報が相手に確実に「伝わらない」ことの難しさだった。

    次に、仕事とボランティアとの両立に対する抵抗感だ。
    「店員が少ない。」「仕事が忙しい。」「対応する余裕はない。」
    確かにそうだ。
    商売をして、人を使って利益を上げているお店にとって、
    この活動はある意味「時間」と「労力」を取られる面倒な活動と思われるはずだ。
    しかし、この活動はお店にとっても従業員の人にとってもWINな活動なのだとは、
    活動を行っていないお店の人には理解してもらうことが難しいことを説明しながら感じた。

    それから、一番の抵抗感は、
    「障がい」に対する誤解と偏見(失礼だが)がまだまだ社会には存在していることである。
    特に、知的・情緒的な障がいに対する見方にそれを感じた。
    それは、その人たちがそうした「障がいのある人」とこれまでの人生でかかわって来なかったから、
    自分勝手に描いているイメージだけで決めつけている感じがあった。

    「どうやって仕事をさせたらいいんですか。」
    「お客様にご迷惑をかけられたら困るんです。」
    「教えた内容は理解できるのですか。」
    「つきっきりでの指導は無理ですよ。」
    そのたびに私が弁護するのは、「障がい」という事実についてだった。
    社会では、「障がい」に対するイメージは、まだまだ昔のままなのだと痛感させられた。

    私は今回のセールス活動を通して、
    社会における「障がいのある人」たちへの認識度をまざまざと見せつけられた気がした。
    まだまだなのだ。
    もっともっと「かかわり」「知らせる」努力が、
    「障がいのある人」側の人たちには求められている気がした。

    人は、人と出会って初めてその人の個性を理解できる。
    私は、社会の人たちが「障がいのある人」をひとくくりに考えてほしくないと思っている。
    一人一人その個性が違い、一人一人はしっかり存在感をもって生きている。
    それは、私とその人と同じ目線で、一人の人としてとらえて欲しい。
    人は違うことが当たり前だ。
    だから、その違い個性と捉えてお互いに理解し、尊重し合うことがとても大切なのだ。

    だから、地域社会における「障がいのある人」対する、見方や視点を変えて行くためには、
    もっともっとぷれジョブのように、
    障がいのある人たちが、地域社会に出て、多くの人たちとかかわることが大事なのである。

    あるスーパーの副店長さんに話したら、
    「ああ、私は前のお店でぷれジョブを担当していましたよ。これ、いいですね。」と話してくれた。
    私は、笑顔でそう答えてくれた彼の言葉を、心でジーンと感じてしまった。
    「これがぷれジョブの効果なんだ。」
    彼はぷれジョブを通して、見方や感じ方が変わった。
    世の中を変えて行くということとは、
    こうして一人一人の見方や感じ方を変えるということなのだ。

    ぷれジョブ゜ひより」の今後の活動と展開とを期待している。

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  • from: クマさんさん

    2011年02月24日 06時06分28秒

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    まちづくりへのコメント

    延藤安弘さんの言葉。

    1 にぎわい・くらし・歴史文化のバランスの良い配置

     ・その地域独特の個性があるはずだ。その個性をどのように生かすかだと思う。
     ・祭りはとても大切だと語っていた気がする。みんなの心を一つにするからだ。
     ・歴史の中に、現代の課題を解くヒントがあるかもしれない。

    2 いのちとしての人と人と共に生きるまちへ 探検・発見・ほっとけん

     ・やはり人と人とを温かな関係でつなぐことがまちづくりなのだ。
     ・まずその魅力を知ることだ。そして、見過ごしていた当たり前の中に、驚きを感ずることだ。
     ・自分の住んでいるまちを、愛せなくては、まちづくりはできないだろう。

    3 我流・得意技を周りにおすそわけ

     ・まず自分から始める。まずほんの少しでも出来ることから始める。
     ・それを細々とでも続けることだ。
     ・我が父の朝顔の棚づくりと、鯉のぼりにその答えを感じている。

    4 楽しさと面白さとを重ねて、持続力と創造力を育もう

     ・いつも言っていることだが、大人が楽しいことでなければ、子どもは来ないのだ。
     ・人のためとは言わず、自分のためにこれをやっていると言おう。
     ・楽しいからやる気が出るし、アイデアも湧いて来るのだ。

    5 のんびり人と人とのネットワークを紡ぐ

     ・事は決して急がないこと。
     ・率先して動くことは大切だが、自分勝手なリーダーには絶対にならない。
     ・只管コーディネーターとしての「のりしろ」となり、人と人をつなげることを楽しもう。

    6 子どもの視点は未来に開く 子どもを味噌にしよう

     ・大人同士は喧嘩になるが、子どものためだと仲良くなるのだ。
     ・まず子どもたちの幸せを考える。それが、将来のそのまちの幸せになる。
     ・子どものためならばと、協力を惜しまない人たちでまちはいっぱいなのだ。

    7 うっとおしい対立・トラブルをエネルギーに変えよう

     ・対立するのは当たり前、合意形成のためには何百回も議論を重ねることだ。
     ・対立は、新たな対話を生む母体である。本音の対話は、可能性なのだ。
     ・活力と行動力とは、こうした課題に向かった時人間に生まれるものだと、私は経験から学んだ。

    以上、私の勝手な「まちづくり」に対する想いだ。
    それにしても、延藤さんの講義は、いつもいつも心に沁み入る面白さだ。
    これは、何十年とまちづくりを創造し、
    いろいろなトラブルの中で果敢に闘って、実現して来た人だからであろう。
    心から尊敬する人の一人である。

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  • from: クマさんさん

    2011年02月23日 06時17分52秒

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    同僚モンスター

    ある人から相談を受けた。
    それはモンスター同僚の話だった。
    二人のモンスターがその職場には存在している。
    A36歳独身女性。B44歳既婚女性。
    とにかく我儘で、自分勝手な行動のために多くの同僚がその被害を受けている。

    結局他の人たちへの被害を回避するために、
    その職場の管理職が取った手段は、
    この二人にもう一人新規の人を加えてチームにすることだった。
    つまり、その人を生贄にして、
    自分たちは助かるという卑劣な手段だった。

    とにかくAがすごいモンスターだった。
    自分が言ったことを相手が出来ないととにかく攻める。
    次に、自分が言った指示をすぐに撤回し、一貫性がない。
    相手がやることが気になって仕方ないので、
    細々としたことに指示を出し、文句を言って来る。
    自分の思い通りにならないと、感情的に爆発を起こす。
    自信がないのか、時にはとても精神的に不安定になる。

    私に相談に来たCさんは、Aより10歳も年上だった。
    「言ってやればいいねっか。」と、アドバイスしても、ため息をつくだけだ。
    「誰も言えないんだ。」
    そんなことをしたら、どんな卑劣な攻撃を受けることか分からない。
    本当にCさんは、愁訴していた。心が疲れ、倒れそうだった。
    管理職も手を出さないと言う。
    Aに噛みつかれたら、わが身が危ういからだ。

    しかし、可哀そうなのはA自身かもしれない、と私は思った。
    誰も本気でこの人に対して物を言っていないからだ。
    みんなAのことなど無関係で、相手にしていない。
    だから、愛されていない?自分自身を振り返り、
    怒りやイライラが増幅されるのではないだろうか。

    突然沸騰し怒り出したり、人を人前で怒鳴り出す人に会ったことがある。
    怒鳴る人は、それでいいかも知れないが、
    怒鳴られた人の心の痛みは、決して消えることのないことなのだ。
    モンスターとは、己の存在がモンスターであることを分からない人のことを言うようだ。

    Cさんの心の疲れと痛みとが、とてもとても心配になっている。

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  • from: クマさんさん

    2011年02月22日 06時01分16秒

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    まちを誰が作るか

    まちを作るのは、誰だろう。
    まちは、誰かがつくってくれるから存在するのだろうか。
    その誰かとは、誰だろう。
    やっぱりそれは自分ではないだろうか。

    そんな当たり前のことを気づかせてくれる人と十年前に出会った。
    Sさんは、新潟市のまちづくりを果敢にも推進して来た人だった。
    「夢のある学校づくり」というビデオの製作で私は出会った。
    何よりも有り難かったことは、
    当時私が仲間たちと共に取り組んでいた学校ビオトープの活動を、
    とにかく評価してくれたことだった。

    地域と共に、5年間をかけてビオトープを作る。
    地域の人たちの力で、子どもたちと共に自然を復元する。
    そして、その活動プロセスで生まれるものは、
    地域における新たなネットワークと居場所なのだ。
    そんなビオトープを通したまちづくりを評価してくれた人だった。

    私は、Sさんから呼ばれて、
    ある社会教育の講座で講師として話すことになった。
    当時、ビオトープという言葉を誰も知らない時代だった。
    私のような者がやっていることを分かってもらえるのかと、
    本当にどきどきして、緊張していたことを覚えている。
    一番前の席でSさんは聴いていた。
    私の一言一言に肯きながら聴いてくれた。
    有り難かったなぁと今でも思う。

    Sさんは、私にとっては雲の上の人だった。
    しかし、SさんのWSに参加し、Sさんの話を聞くたびに感じたことは、
    この冒頭の問いだった。
    「まちは、いったい誰が作るのか。」

    Sさんからは、新しいリーダーの在り方を教わったことがある。
    「トップダウンのリーダーではなく、参加者をその気にさせ、やる気にさせるリーダーです。」
    「参加者の意見を聴きながら、その発想を促進していくリーダーです。」
    「時には、誰がリーダーか分からないリーダーです。」
    様々な活動とかかわりながら、
    その言葉は真実であったと、今は思える。

    つまり、まちづくりには、このSさんのような見えないよきリーダーが求められているのだった。
    表に立ってみんなを引っ張っているリーダーの影に、
    Sさんの存在をいつも感ずるのだ。
    みんなで創り上げる活動を支え、励まし、促進させているのは、
    Sさんが理念をもち、そこに存在しているからでもあった。

    禅の言葉に「独座大雄峰」がある。
    まさにそれはSさんの20年以上にわたる新潟市におけるまちづくりだった。
    意識を持った人は、問いをもってSさんを訪ねた。
    そこで、Sさんと出会い、新たな気づきと発見とを与えられた。
    そうした意識改革を行った人たちが同志となり、Sさんの基に集っていったのである。

    もし、新潟市にSさんが居なかったとしたら、
    今の新潟市のまちづくりは、できなかったと思っている。
    まちをつくるのは、行政ではないのだ。
    意識をもち、なんとかせんばばねぇと感じた人が、
    まず声をあげ、行動することなのだ。
    まちに住む一人一人が、まちづくりの一翼を担うことで、
    本来のまちづくりは進められる。
    それを支援し、支え、実現するための応援隊が行政なのだ。

    実は、政治家も行政も私たち市民のために存在しているのである。
    そして、そのまちづくりを推進していくのは、私たち一人一人なのだ。
    独座大雄峰は、有り難いことだった。

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  • from: クマさんさん

    2011年02月20日 12時35分52秒

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    ぷれジョブ「ひより」の誕生日

    昨日、ぷれジョブひより(寄居・二葉・舟栄)の立ち上げの会が北地区コミュニティーで開かれた。
    会場には、地域の小学校の特別支援学級に通う子どもさんの保護者や、
    自治会、コミュニティーの方も集まっていた。
    今回の立ち上げは、高等部の三名の生徒さんが対象だった。
    保護者の方の熱意が、この会を実現させていた。
    保護者の本気が、まずぷれジョブには大切だった。

    イーストの立ち上げに参加し、
    1年間は定例会のFGと「かわら版」の発行を通じてお手伝いして来た。
    ぷれジョブと初めて出会った3年前の秋から考えたら、
    本当に新潟市内だけでなく、県内各地に広がっている現状は、
    まるで夢のようだと感じている。
    それも、この活動を推進している、
    保護者・地域の人たち・地元企業・社協・学校職員等の人たちの
    熱心な活動の結果だと思っている。

    「子どもを中心にすると、よき町づくりができる。」
    これはこれまで親父の会や自治会の子ども会を経験した私の持論だ。
    子どものためというと、快く力を貸してくれる人たちとたくさん出会ったからだ。

    「地域の子どもは、地域の宝だ。」
    これも本当だと私は思う。
    もし、地域から元気な子どもたちの声や笑顔が消えてしまったら、
    どんなに寂しいことだろう。

    「地域の子どもは、地域のみんなで育てる。」
    本当はこれはほんの30年前までは当たり前のことだったのだ。
    ご近所の人から、挨拶されたり、声をかけられたり、
    時には叱られた経験を私の世代はもっている。
    やっぱり貧しくとも、温かな時代だったのだと、今は思う。

    そのつながりを再生するのは、このぷれジョブが一番なのだ。
    それは、この新潟市の各地域での実践で証明されている。
    「子縁」を通じた「町育て」と、私は師匠から教わった。
    とにかく子どもたちのためにやったことは、
    全部自分に帰り、町の変化につながって行く。

    昨日、そんな話を皆さんに語りながら気づいたことがあった。
    まずは、出会いなのだ。
    地域にAさんやBさんという支援を必要としている子が、
    生活していることをその出会いから地域の多くの人たちに知ってもらうことだった。

    次に、理解が生まれて来る。
    共に活動する中で、お互いの個性を理解し、共感的な働きかけが自然と生まれてくるのだ。

    だから、手助けの手が差しだされ、温かい言葉が伝えられる。
    支えることは、実は地域の人一人一人の喜びとなるのである。
    それは、子どもたちとの出会いを通してね
    人としての何かに気づき、人として大切な真実と出会うからだ。
    子どもたちと活動した人たちの心が、変わる。
    それは、人とのかかわりを通した本来の「学び」だった。

    実はね、どもたちによって育てられるのは、地域の人であり、
    そのぷれジョブによって育てられるのは、
    新たなつながりが生まれた温かな町そのものなのだ。
    そのことに気づいた人たちが増えたので、
    この活動が炎のように燃え広がっているのだと私は思う。

    熱い人の心が、もっともっと燃え広がることを願って、
    私は、この「ひより」で支援者の一人として活動して行こうと思っている。

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  • from: クマさんさん

    2011年02月19日 06時38分33秒

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    学校を開き、地域を再生する

    地域に教育力をもつためには、その教育力を育てるコーディネーターが必要だ。
    昨日の北区文化会館で行われた講演会を聴いて、
    改めてそう想った。

    まず、地域と連携し、地域の大人たちに学校へ入ってもらうことの意義を学校が感じていることだ。
    閉ざすか、開くかでは、大きな違いが生まれる。
    開くことで、いろいろな大人たちの力を得て、
    学校の教師たちは活性化され、教育へと専念できる。
    お互いにとってためになる活動が、学社融合なのだ。

    K中の校長先生は、楽しい企画を考えて地域の人に呼び掛けてきた。
    国体のイベントや、昔ながらののっぺ料理、映画製作等、
    ユニークな発想で、気軽に、自然に地域の人たちに学校へ入ってもらい、
    子どもたちと出会わせ、一緒になってやれる活動を仕組んでいた。

    「かかわることで、気づき・発見・感動が生まれる。」
    「学校で学んだものを、生かす場・返す場・使う場がちいきなのだ。」
    「教えることは、二度学ぶことだ。」
    なかなか示唆に富んだお話だった。
    何よりも笑顔で話される校長先生自らが地域連携を楽しんで実践されていた。

    次にキャリアコーディネーターネットワーク協議会のOさんの熱烈な講演には、感動させられた。

    生涯学習をベースにすると、学校と社会教育とは双方向で支え合うものなのだ。
    そして、地域の子どもは、地域の宝である。
    だから、地域の大人たちは、その子どもたちのことを心配してやるべきなのだ。
    その子どもと大人とのかかわりのシステムを作る仕事が、
    地域コーディネーターの仕事なのだ。
    この信念を持ち、とにかく突き進んだPTA会長であったようだ。

    あるお爺さんの話をしていた。
    大荒れの中学校のすぐ隣のお屋敷に彼は住んでいた。
    ところが、春になるとこの中学校の生徒たちが、
    トイレからトイレットペーパーをこの屋敷の庭の樹木に向かって投げるのだそうだ。
    春には、トイレットペーパーの花が咲く。
    毎年、彼は学校へ怒鳴りこみ、教頭が平身低頭で謝罪した。
    ある年、怒鳴りこんで行ったら、新しく赴任した校長が校長室に彼を入れた。

    こんなことは初めてだったので、少々驚いた彼に対して、
    校長は、「貴方に、学校の挨拶大使になってもらいたいと。」お願いをした。
    彼は、「何くそ。」と思いながら、
    「分かりました。」と、反発を感じながら次の日から登校する生徒たちに挨拶したそうだ。

    「おはよう。」「おはよう。」と彼が挨拶しても、俯く生徒たち。
    そのうちに、小さな声で挨拶が返って来た。
    彼は、校長を見返してやろうと、諦めずに毎日続けた。
    すると、生徒たちが笑顔で応えるようになり、挨拶の声も大きくなった。
    彼は、嬉しくなり、いつの間にか挨拶することが彼の喜びとなった。

    すると、生徒たちに大きな変化が生まれた。
    トイレットペーパーの花は、それから絶対に屋敷の樹木には咲かなかった。
    部活でボールが屋敷に飛び込むと、ちゃんと挨拶をしてボールを取って行くようになった。
    そして、卒業の季節になると、卒業生たちが個々に彼の屋敷を訪れて、
    「一年間、温かな挨拶をありがとうございました。」とお礼を言いに来るのだそうだ。

    彼は、自分を挨拶大使に任命した校長の所へ行った。
    そして、生徒たちを褒め、こうして自分が変えられたことを校長に感謝したそうだ。
    挨拶で、生徒が変わり、地域の大人の心が変わった。
    「心配して、見守ってくれる大人が、地域に居るよと子どもたちには伝えてあげてくださいる」
    「子どもたちは、悩んでいます。俺なんか、生きる意味はないんだと思っている子もいます。」
    「そんな時、地域の大人から声をかけられるだけで、生きる力をもらえるんです。」

    その他にも感動的な話のオンパレードだった。
    ああ、どこの学校も地域に開かれればいいのになぁ。
    ああ、どこの地域にもこうした子どもたちのために力を貸してくれる大人がいればいいのになぁ。
    ああ、子どもたちは地域の宝物だと、分かってくれる大人が増えてくれればいいなぁ。
    と、私も思い、親父の会やビオトープ作り等様々な活動を続けて来た。

    子どもたちは、それを求めているのだ。
    しかし、その子どもたちのニーズに応えていない学校や地域があまりにも多すぎる。

    「学・社・民の融合を当たり前にする世の中にしよう。」
    そこで、初めてノーマラィゼーション社会は地域社会に生まれるのである。

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    秋桜

  • from: クマさんさん

    2011年02月18日 06時12分28秒

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    しみじみと感じる

    昨日、親戚の叔母たちが集まり、母の退院祝いをしてくれた。
    実家に集まり、みんなで料理を持ち寄り、
    和気あいあいの会だったらしい。
    父も久しぶりに表に出て、この会に参加した。
    こうして近くに姉妹が健在なことが母にとっては何よりのことだった。

    最高齢の叔母は、88歳である。
    それでも小新からバスに乗って山の下に来てくれる。
    次は、私の母の85歳である。
    あれだけ若いなぁと思っていた叔母が、80歳になっていた。
    父と叔父を含めて、平均80歳としたら、総勢7名で560歳である。
    しかし、この年になってもこうして集まれる姉妹がいることは幸せなことだと思う。
    実は、このように仲が良いのは、
    実家が実に子だくさんで、貧しかったからだと私は思っている。

    貧しさの中では、お互いの助け合いが当たり前だった。
    年上の母は、下の妹たちをよく面倒を見て来た。
    就職に際しても、母がいろいろと働きかけて、勤めに出ることができた。
    母たちは、戦争中は、一番上のたった一人の兄をを戦病死で亡くした。
    そして、戦後すぐに父を病気で亡くした。
    残されたのは、女9名の大家族であった。
    その家族を守るために、祖母の獅子奮迅の働きがあった。

    物には恵まれず、私が幼かった頃も、その貧しさは変わらなかったが、
    何だか今の時代よりも、温かく、のんびりして、豊かだった気がする。
    物がないので、知恵が生まれる。
    金が無いので、助け合いが生まれる。
    生きて行かねばならないので、互いにしっかりと結びあって生きてきた。

    基本的には、みんな貧乏な生活だった。
    我が家は間借り暮らしだったし、
    みんなそうだったから、他の家を羨ましくも思わなかった。
    何もないから、よかったのかもしれない。
    今はその反対で、持ちすぎるから飢えているのだ。

    この叔母たちの集まりを見ると、
    もうそろそろなんだなぁと思ってしまい、寂しくもなる。
    お互いの別れの時は、お互いがひしひしと感じているはずである。
    あれだけ可愛がってもらった叔母たちである。
    できれば、もう10年は時間を差し上げたいと思っている。
    しかし、それは出来ぬ相談なのだ。

    小学生だった私が、53歳になっている。
    あの頃、若くて賑やかだった叔母たちが、80歳になっている。
    時代は移り、世の中もまったく変わってしまった。
    母から昨日の会の話を聴きながら、
    その当たり前の自然の流れに、
    人間的な悲しみをしみじみと感じてしまった。

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  • from: クマさんさん

    2011年02月16日 06時05分38秒

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    とにかく動く

    「なじら家」コンサートが苦戦している。
    なじら家の営業日が金・土となり少なくなったことも影響している。
    これまで3回のコンサートを行ってきたが、
    集客にこうして苦戦することは、予想していなかった事態だった。
    500円のワンコインで一流のコンサートを聴ける。
    それも、地元の山ノ下市場のお店で。
    しかし、現状のままだと続かないと、私は思っている。
    集客に向けての新たな戦略を考えねばならない。

    土曜日には、中央区での「ぷれジョブ」の立ち上げの会がある。
    舟栄中校区を中心としたエリアになるらしい。
    その会のお知らせを地域の人にしたら、
    「私も参加します。」と、シルバー世代の人たちが言ってくれた。
    特にこの会で大切な役割を果たす人は、
    平日の昼間にサポーターとして動ける人たちだった。
    保護者が動くのではなく、地域の大人が見守るところにこの活動のよさがある。
    そうした面では、立ち上げのプロセスは、
    今後この活動が広がるエリアではとても参考になると思う。
    そこにも、次に繋げ、持続させるための戦略が求められる。

    北区の24年度に発表されるミュージカルの原案に当選した。
    私が10年前に豊栄で出会った人たちのことを物語にした案が、
    コンクールで選ばれたのだ。
    その原案を基に、プロの脚本家が舞台の脚本を書き、
    プロの音楽家が作曲し、プロの演出家が演出する。
    まさに新潟発の本格的なミュージカルが誕生することになる。
    その時、演奏するオーケストラが、北区フィルハーモニーだ。
    このオケ、実はアマチュアの人たちの集まりなのだ。
    私の仲間であるWさんの呼びかけで集まった楽団員だ。
    地産地消。まさに北区の農作物のように、
    手造りで美味しいミュージカルができそうである。
    この戦略には、学ぶところが多かった。

    人を集める。人をつなげる。活動を広げ、持続させる。
    そのためには、やはりしっかりとした戦略が必要である。
    いかにして人の心をつかみ、魅力ある活動とするかだ。
    人には、人のために働きたいと言う深いところに眠っている欲求がある。
    人には、何か人のためになりたいという想いはDNAの中に埋め込まれている。
    その人の根っこにある本質を刺激し、促進し、発揮させることで、
    その戦略は成功するのかもしれないと、最近思っている。

    「人は、たった一回の人生しか生きられねぇ。その一回の人生を何に使うか。
    仏様は、ちゃんと見ていなさる。」 by「王瀬の長者」

    実は、人とは、その戦略に乗って、
    人のために「働きたい」人なのではないだろうか。
    「人のため」でありながら、
    その活動とは、「自分のため」になる活動なのである。

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  • from: クマさんさん

    2011年02月15日 06時34分55秒

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    食の陣の楽しみ方

    食の陣では、楽しませてもらった。
    昼は、妻と共に糸魚川のブラック焼きそばに並んだ。
    アーケードに入って驚いた。
    ブリカツ丼とこの焼きそばの行列は半端ではなかった。
    とにかく100m近くお客さんの列が出来ていた。

    我が妻は、前日にはブリカツ丼は手に入れたが、
    このブラック焼きそばが売り切れだったので、
    再チャレンジでやって来た。
    11時30分。既に最後尾では、
    買えるかどうか分からない状況だった。

    私は、掲示板を持って立っている最後尾の係の人に頼んで並ばせてもらった。
    とにかく評判が、評判を呼んだらしい。
    マスコミにも流され、それなら私もというお客が殺到したようだ。
    何よりも限定商品であるから、
    手に入れるためにはそれなりに努力が必要だった。

    それから、行列が出来ていることも大切なアイテムになる。
    人は、行列の長さを味の評価と考えやすい傾向がある。
    だから、少し時間があったら、
    行列のないお店よりか、わざわざ行列のあるお店に並ぶ。

    次に、その希少価値のあるブラック焼きそばを、
    妻と二人で食べている時の優越感はなかなかのものだった。
    テーブルの脇に並んでいるブリカツ丼目当てのお客さんが、
    そのブラック焼きそばを覗いて通って行く。
    「これがあの評判の焼きそばであるか。」
    それを二人でつっついて食べていることの何たる贅沢感。

    担当の人が、嬉しい悲鳴を上げながらも、
    「この人たちがみんな糸魚川に来てくれたら・・・。」とつぶやいていた。
    つまり、このヒットは、この食の陣限定であったのかもしれないのだ。
    私たち夫婦もそのブームに乗り、1時間以上も行列に並んだ。
    よくよく考えてみると、
    このブラック焼きそばには、ヒットする秘密が幾つも隠されていたような気がする。

    1 得体の知れないこのネーミング
    2 口コミで評判を伝える。
    3 限定商品にし、行列を作る。
    4 手に入れることで味わえる優越感がある。

    ここに戦略としての成功の秘密があるような気がした。

    しかし、その裏には、私自身の妻に対する愛もあるのだ。
    1 この得体の知れない焼きそばのために共に並ぶ
    2 交代で並ぶ間に、温かいボルシチを差し入れる
    3 日本酒を立ち飲みしながら、妻がゆっくり食べられる時間を確保する。
    4 途中放浪しながらも、一人2個限定なので、買う時には駆けつける。
    5 久しぶりの二人のお出かけの時間を楽しむ。
    6 家族のために4つの焼きそばをゲットする。

    そのおかげで、私は長者様と日本酒を飲み、
    だいしホールのコンサートに行き、
    ゆっくりと劇や家族のことを語り合うことができたのである。

    夕方、早めに帰って来たので、
    妻に褒められたことも、ここに付け加えておく。

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