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親父たちよ

親父たちよ>掲示板

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  • from: クマさんさん

    2010年03月31日 06時25分06秒

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    明日から、全てが変わる


    明日から新生活を始める人がいる。
    日本中で数えきれない人たちが、この3月31日の朝を迎えている。
    みんなどんな思いなのだろう。
    異動で職場を変えることは、これまで何度もあった。
    しかし、何度目であろうとも緊張と不安は変わらない。
    みんなそうなのだからとは思う。
    52歳、その職場ではまさに新人なのだ。

    高橋大輔さんが、インタビューで答えていた。
    「宝くじは、買わなければ当たらない」
    彼は、そうコーチから言われてこの世界大会に挑戦することを決めたそうだ。
    チャンスは、挑戦する人にだけ与えられる。
    つまり、職場における新人にとって、
    職場環境に慣れることや、仕事内容を理解することも大切であるが、
    常にその立場や役割において挑戦する気持ちを持ち続けることが、
    新人の新人たる責任ではないかと思っている。

    しかし、挑戦には失敗がつきものである。
    そのリスクを恐れては、何事も始まらない。
    年を取ると、慎重になり、
    失敗することを恥ずかしく思うようになるようだ。
    「こんなことができないのか」「こんなことが分からないのか」
    だから、やれなくなり、聴けなくなり、もっとリスクを増やしてしまう。

    謙虚に何でも聴くことである。
    素直に教えてもらうことである。
    そして、トライし、間違ったらまた再トライすればいいのだ。
    初心に帰る。
    そう思えば、少しは気持ちが楽になる。
    困難な状況を乗り越えて来た経験と知恵とは少しはあるのだから、
    再トライの勇気を持ち続けることが大切だと思っている。

    ノーサイドの笛が鳴るまで。
    ボールをつなげながら前進する。
    独りではない。仲間を信じて、託されたボールを次につなぐ。
    どんなに攻められ、後退しても、
    少しでも少しでも前に進もうという意志と勇気を持ち続ける。

    それが、52歳の新人の「挑戦」であり、「再トライ」の意味なのだ。

    明日から全ては変わる。

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  • from: クマさんさん

    2010年03月30日 21時22分38秒

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    劇の脚本


    本日、最後のご挨拶。
    職場の皆様へ、お世話になりましたと、挨拶をした。
    7年間、さすがに感慨深いものがある。
    何も為せずに終わったとしても、
    やっぱりここは、私にとってはある意味での原点だった。
    育ててもらえた。
    それだけで、ありがたいのだ。
    ただひたすら深々と頭を下げるのみである。

    地域の大先輩と、飲んだ。
    「本当に、いろいろとありがとうございました」
    彼と私。
    お互いさまなのだ。
    Hさんは、今年76歳になるのだろうか。
    いつもいつも町づくりと環境教育との最前線である。
    どれだけ教えていただき、助けていただいたものか・・・。

    この出会い、確かに一期一会であった。
    それで私も生かされ、Hさんも自分の夢を果たしてきたのだ。
    その生き様に心から敬意を表する。
    だから、今夜はゆっくりと彼の生い立ちを聴き、
    どうしてこんなに環境教育へのめりこんだか、そのきっかけを聴いた。
    いい話だった。

    「大和のカレーライス」それが、人生のターニング・ポイントだった。
    その頃のカレーは、ご飯ではなく、マカロニだったそうだ。
    戦後の物資が困窮した時代、
    加茂がマカロニの産地であったそうだ。

    私は、Hさんの生涯を演劇にしたかった。
    その脚本の構想を、今夜直伝でいただいた。
    語る言葉の重さ。
    それは、自分の人生を真摯に生きた人の言葉なのだ。
    本当に心から伝えたいことがある時、脚本は書けるのだ。

    劇の本質は、伝えたいと言う切なる願いなのだ。

    ただ今、yuccaさんの映画の脚本、佳境に入った。
    そして、今夜、やっぱりHさんの生涯を脚本にしようと心に誓った。

    現実は、ドラマ以上のドラマなのである。

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  • from: クマさんさん

    2010年03月30日 07時22分43秒

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    昨日のこと


    昨夜、Cさんから電話があった。
    Sさんが東京から帰って来ているから飲まないかと言うのだ。
    彼は単身での東京勤務だ。
    実は、この掲示板の大ファンでもあると言う。
    嬉しいことだった。
    ここには、在る特定な地域のローカル情報が掲載される。
    その故郷を離れて暮らす彼にとって、
    ここの情報は懐かしく、嬉しいのだそうだ。
    「ずっと続けてください」
    酔っ払った元気な声で声援を送られた。
    「やりましょう」と、私は約束した。

    ただ今855547名を記録している。
    まず100万名が第一の目標だ。
    次に、まだこの掲示板が運用されていたら10年を目指す。
    それは、私自身の老化防止のためでもあった。

    昨夜、飲みに行けなかったのは、
    三泊四日で遠征に行った次男が、
    吐いて、具合が悪くなり市民病院に行ったからだ。
    幸い彼は点滴を受けて、帰って来ることが出来た。

    実は、私自身目眩が一週間続いているのだ。
    何だかいつも体が揺れている状態とでも言うのか、
    そんな具合に悩まされている。
    何かの前兆でなければよいのだが・・・。

    人生いろいろである。
    しかし、やれることは、目の前の現実に対してだけなのである。
    4月1日から環境が激変する。
    不安と緊張感もあるが、考えないことにしている。
    「自分の好きなようにやれ」
    三國連太郎を見出した、木下恵介が、
    まったくの素人役者三國にかけた言葉だそうだ。
    彼は、ただその言葉だけを信じて、役者人生を全うして来た。

    いかなることがあろうとも、
    「私が、私らしく」
    「好きなようにやっている」限り、
    この掲示板は続けられ、
    親父たちよの第2章は次男と共に物語られ、
    老化を引きずりながら生き続けるのだと思っている。

    それにしても、白髪が増えた。
    染めようかとも本気で考えている。

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  • from: クマさんさん

    2010年03月28日 21時14分28秒

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    ワイルド・バンチ


    人生もう一度「ワイルド・バンチ」だ。
    ウイリアム・ホールディン
    アーネスト・ボーグナィン
    ベン・ジョンスン
    ウォーレン・ウォーク
    ああっ、そして彼の名は・・・。
    本当に名前を思い出せなくなってしまった。
    これが老いるということなのでろうか。

    サム・ペキンパーは、70年代のバイオレンスを代表する監督なのだ。
    「わらの犬」に度肝を抜かれたのは、
    スカラ座の中学2年生だったろうか。
    ダステイー・ホフマンのシッョトガンがすごかった。
    しかし、ペキンパーの映画には、
    必ず哀愁と、男の生き様と、執念があるのだ。

    50歳に近いガンマンたちの最後の仕事は見事に失敗だった。
    昔の仲間が率いる賞金稼ぎたちの罠にはまってしまった。
    「これが俺の最後の仕事だったのに・・・」
    銀のワッシャーをつかまされ、みんな大笑いだった。
    しかし、最後の一花はどこかで見事に咲かせねばならない。
    ホールデンの馬に乗った後姿の悲哀が、
    分かる年となってしまった。

    70年代、私が中学生のころから、徹底的に映画を観て来た。
    とにかく夢中で映画の世界を追っかけた。
    その頃の映画を語れば、本当に切りがないのだ。
    フェリーニがいた。
    ビスコンテがイタリアだった。
    トリフォーには夢中だった。
    ルルーシュは、映像の神様だった。
    ヌーベルバーグがあり、フイルムノアールがあり、
    ライフでとことん名画ばかりを追っかけていた。

    東宝東和が素晴らしい配給会社で「バウシリーズ」をどんどん出した。
    「ブリキの太鼓」「木靴の歌」「旅芸人の記録」
    ポーランド映画は、早津さんが自主上映をしてくれた。
    ワイダと出会えたのは、そのおかげさんだ。
    ポランスキー・ベンダース・フリードキン。
    いたいた。本当にあの時代は映画監督で映画を決めていたのだ。

    ルイ・マル、ジョゼ・ジョバンニ、
    そして我が永遠の青春映画、
    アラン・ドロン、リノ・バンチュラ、ジョアンナ・シムカス、
    その題名を聴くだけで泣けてくる「冒険者たち」

    10時からの映画会。
    本日、ホールデンに生き方を学んだ。
    かっては、中学生だった私には、「ワイルド・バンチ」のどれだけが分かったことだろう。
    しかし、今は52歳となり、「最後の仕事にしたい」という台詞が身にしみるのだ。

    たった今思い出した。ロバート・ライアンだった。
    彼が城壁の門で笑っていたなぁ。
    本も映画も、その年になってもう一度出会うといいなぁとつくづく思った。

    ペキンパー、万歳。
    ベン・ジョンスン、大好きです。

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  • from: クマさんさん

    2010年03月26日 06時04分51秒

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    人こそ何よりの財産だ

    昨日、突然ある人から電話があった。
    先日のコンサートを観に来た人の中で、
    私を推薦してくれた人がいたのだ。
    「おもしろい人がいるから頼んでみたら・・・」とのこと。
    何のことなのか分からなかったら、
    依頼者本人からの電話があった。

    「中高年のボランティアのグループのための講演をお願いしたい」
    まさに青天の霹靂である。
    「いゃーー、ボランティアではちょっと・・・」
    お話をしている内に、
    もっと学校や地域とかかわってボランティアをするための方法を模索していることが分かった。
    「ぷれジョブということをやっていますよ」
    「総合学習では地域の人たちが先生ですよ」
    「地域コーディネーターという仕事を進めていますよ」
    「福祉や町づくりの活動を推進している人を知っていますよ」
    「ついでに、全員を集めてパネルディスカッションをやってはどうですか」
    という話になった。

    しかし、この私が持っている人のネットワークは、
    こうして考えるとありがたいものだと改めて知ることが出来た。
    それも、人から人へと知り合った人ばかりだった。
    何よりもこれからの環境教育やまちづくりでは、
    現役バリバリのエキスパートばかりである。
    現在進行形でその活動は未来に続いている人ばかりだ。

    人との出会いは、何よりの財産だった。
    この一本の電話から、その財産に気づくことが出来た。
    「あっそうか。独りではなかったんだな」
    そんな気づきが嬉しかった。

    人は、人によって人となる。
    人となれ人。
    人となせ人。

    本日、私自身のある節目を迎える。
    至るところ青山あり。
    また新たな人との出会いを期待して、
    この地を去ることとする。
    本当に、ただただ感謝・感謝だけである。

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  • from: クマさんさん

    2010年03月25日 21時27分31秒

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    屈折した物語

    次男の屈折は、止まらない。
    それは、それで気持ちがよく分かるのだ。
    彼は、今蛹のような状態なのかもしれない。
    それは、ちょっと長いトンネルになるかもしれない。
    出口なんか、そんなに簡単に見つかるものではないからだ。

    私もそうだったからよく分かる。
    学校が嫌いだった。
    先生が嫌いだった。
    その言うことを聞くということに潔さを感じなかった。
    悪の仲間と一緒に遊んだ。
    そこから、いろいろと学んだものだ。
    自分の知らない世界がそこにあった。
    真面目な友より、彼等の方が魅力的であった。

    そんな時期に彼もさしかかったらしい。
    彼は、彼で考え、現実にぶち当たり、気づく時が必ず来るはずである。
    私がそうだった。
    ある日、突然、目が覚めた。
    「このままでは、自分が駄目になってしまう」
    それから、猛勉強を始めたが遅かった。
    でも、あの猪突猛進に受験だけを目指した一時期があるから、
    自分を何とか保っているのかもしれない。

    困難に打ち勝つ。
    目標に向かって我武者羅に努力する。
    そんな経験を持たない子は、不幸だと私は想う。
    いつまでも自信を持てずに生きていかねばならないからだ。

    蛹の時代は必要なのだ。
    しかし、その蛹の中でぐちゃぐちゃに溶けながら、
    自分でも予測しなかった自分に変態すること。
    それが、蛹の時期の使命なのだ。
    その変態からも逃れてしまっては、
    いつまでたってもぐちゃぐちゃのままなのだ。

    さて、長い目で彼を見守り続けることが求められている。
    明日から三泊四日のサッカー部の遠征だと言う。
    親父は、彼が一晩でもいないと寂しいのだ。
    次男坊との親父たちよは、少々屈折した物語になりそうだ。

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  • from: クマさんさん

    2010年03月24日 21時25分18秒

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    チャレンジド

    「チャレンジド」NHKのドラマの題名だ。
    盲目の中学校教師と子供たちが描かれている。
    とても単純で、純粋で、当たり前のことをしっかりと語っているドラマだ。
    この教師は、子供たちの心に寄り添って生きていた。
    一人一人の子供たちが生きる悩みを受け止めて生きていた。
    「先生が、分からなくてごめん」と、謝ることのできる教師だ。
    盲目のため、安全管理に問題があるからと、
    校長に修学旅行の引率を許してもらえなかった教師でもある。
    でも、有休を取って自分で旅行することはできるのである。
    そこで、偶然修学旅行と同じコースで旅行をするのだ。

    学校の先生って、そんな人でぁって欲しいよなぁと、
    このドラマを観ていつも想う。
    真剣に出来の悪い自分のことに向き合ってくれて、
    本気になって自分のことを考え、悩んでくれる大人。
    優しくて、温かくて、何でも話を聴いてくれる大人。
    ちっょと変なんだけど、どこか魅力ある大人。

    ああーーーっ、しょせん先生だよなぁと、
    子供から見放され、呆れられる大人ではなく、
    「先生、俺も頑張るっけ、先生も頑張れ」と、
    子供から言ってもらえる大人。
    そんな先生が、少なくなってしまったのではないかなぁ。

    人間臭い先生を、子供たちは求めているのだと私は想う。
    勉強もそれは一生懸命だけれど、
    それだけでなく、何だか丸ごと自分のことを受け入れ、
    可愛がってくれる先生のことが大好きなのではないだろうか。

    せめて、学校だけには、そんな良寛さんのような先生が独りでも居ていいのではないだろうか。

    てなことを、想ってしまう。
    子供たちにとっては、学校はこの社会と家庭の中で唯一のシェルターであるかもしれない。
    いい加減で、出世もしないが、渋い大人の先生がいたら、
    子供たちは少しは救われるのではないだろうか。
    子供が先生に求めていることと、
    先生が世の中から求められていることが、
    どうもちぐはぐになってしまっているような気がする。

    だから、誰かがこのチャレンジドの教師にならなくてはならぬのだ。
    子供から慕われない先生は、先生と言えるのだろうか。
    単純、明朗、あるがまま。
    だから、私は泣けるのだ。
    子供から、お父さんやお母さんのように慕われ、愛される教師で、
    学校がいっぱいになったらいいねぇ。

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  • from: クマさんさん

    2010年03月23日 06時48分06秒

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    佐藤さんのコンサート

    本日、佐藤寛さんのバイオリンコンサートが、
    沼垂の「大佐渡タムラ」で開催される。
    これは、女将さんのお仲間を中心としたメンバーのためのサロン・コンサートである。
    沼垂四つ角在住の弱視のバイオリニストである佐藤さんは、
    3年前から故郷沼垂を拠点にしながら、
    精力的にコンサートを行ってきていた。

    彼との出会いは、山小屋のカウンターだった。
    彼の存在は知り合いから聞いていた。
    いつかは必ずお会いしたいものだと願っていたら、
    秋の夜、コンサートの帰りに山小屋に寄ったら、
    白い杖をついて彼が入って来た。
    私の隣に座り、お酒を森田さんに注文した。
    私は、「この人だ」と直感し、
    「佐藤さんですか」とぶしつけながら尋ねてみたらそうだった。

    そこから、音楽の話で盛り上がり、意気投合した。
    ウィーンでは、ホリゲーという居酒屋があり、
    そこではビールジョッキに入ったワインを飲みながら、
    バイオリン弾きが音楽を奏で、みんなで歌うのである。
    音楽は、ステージのものではないのだ。
    もっと私たちの生活の真っただ中に、
    音楽は降りて来て、浸透すべきなのだと、
    私はそこで大いに楽しみながら、考えたものだった。

    「森田さん、佐藤さんのバイオリンコンサートを、山小屋でやってもいいですか」
    「いいねぇ」それが森田さんの答えだった。
    「山小屋会の主催でやりたいですね」
    そして、ある金曜日の夜、
    山小屋会の常連が集まっている中に佐藤さんをお呼びして、
    即席のバイオリンコンサートを開いてもらった。
    感動だった。

    「佐藤さんのコンサートを第四ホールで」が、
    いつしか私たちファンの夢になった。
    先輩としての小学校でのコンサートは、3月に実現できた。
    さて、本日、私はこのコンサートの司会を仰せつかっている。
    この縁も山小屋のおかげ様と感謝して、
    沼垂のホリゲーでの音楽を楽しみたいと思っている。

    人は、やっぱり出会いだとつくづく思う。

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    2010年03月22日 17時51分17秒

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    老いを見つめる

    昨日、従兄弟たちが子供連れで挨拶に来た。
    東京のMさんの子は、山の下祭りが大好きで、
    祭りになるとやって来て、太鼓をたたき、山車を引いて帰る。
    だから、私は「祭りのおじさん」なのだ。
    我が家には分不相応な大きな和太鼓が座敷にある。
    親戚からもらってきた太鼓だ。
    子供たちが来ると、この太鼓を叩いて遊ぶのだ。

    その5歳の男の子と4歳の女の子が、父を大好きなのだ。
    どういうわけか父は、幼児には人気があるのだ。
    その父が、挨拶をしてからすぐに居間に引っ込んでしまった。
    子供たちがそんな父を心配していた。
    本当に子供は、純粋に優しいのだ。

    父は、本当は誰にも会いたくないのだ。
    人に自分のことを見られることをとても恥じていた。
    「こんなみっともない格好をどうして見られねばなんねぇんだ」と悪態をつく。
    だから、すぐに引っ込む。
    帰りには、表に出て皆を見送った。
    何週間ぶりに外に出た父である。
    それなのに、お客さんが帰った後は、またまた悪態をついていた。

    「誰にも会いたくねぇ」
    「人には見られたくねぇ」
    それが、父の本心らしい。
    寂しいなぁと想いつつつも、
    私も80歳になるとこうなってしまうのかと心寂しいものを感じた。
    この年になって、見栄を張ったり、世間体を気にしている場合ではないのではないかと、
    私は、父のそんな心が浅ましく感じてしまった。

    自分の人生なのだ。
    どうしてこの年になってまでも世間様の目を気にする必要があるのだろうか。
    しかし、それが、父の強がりでもあるのかもしれない。
    そう想うと、もっと悲しくなってしまうのだ。
    老いるとは、いったい何なのだろうか。

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    2010年03月22日 10時28分21秒

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    受験は難しい

    時間があるとかえって何もやらないようだ。
    みの掲示板もこんな時刻に書いている。
    二日酔いではないが、昨夜はカラオケで大盛り上がりだった。
    久しぶりに思いっきり歌を歌った。
    やっぱり歌うことは気持ち良いことだと実感だった。

    新潟検定2級を受けて来た。
    これまで出題された問題はほぼ出来たという手ごたえがあった。
    しかし、新出問題は、やっぱりなかなかの手ごわさだった。
    新潟市出身の宝塚のスターは・・・。
    安吾が全国大会で優勝した陸上の種目は・・・。
    だんだんレアな問題になってきている。
    それが全体の3割近くに達する。
    つまり、合格が80点だから、まず無理な話なのだ。

    合格させないための戦略かもしれないが、
    この検定は合格者を出した方がメリットのある検定ではないだろうか。
    確かに難しさは必要であるが、
    テキストを読み、過去の問題をやっただけでは合格できないラインでは、
    いったいどのように挑戦したらよいのか分からないではないかと言いたい。

    落とすための問題づくりも大切であるが、
    この検定の目的は何かと主催者にはぜひ考えてもらいたいものである。
    受験料も3500円と安くはないのだ。
    残念ながらその主催者の策略により、
    今年もまた不合格の憂き目を見るようである。

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