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from: クマさんさん
2007/01/17 21:32:10
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今夜は最高
今日の4時半に合格発表であるとのこと。
インターネットでそれを確認できる時代となった。
一日仕事は手に付かず、いろいなことを考えていた。
もしかしたら・・・。
その後はどのように反応したらよいのだろうか?
午後からは研修会であった。
講演会があり、私からは合否を確かめるわけにはいかなかった。
彼はどんな気持ちでこの瞬間を待っているのだろうか?
段取りは、彼が時間になったらインターネットでHPを開き、
合格した受験番号を検索する。
どちらにしても、妻の携帯に結果を知らせる。
彼女はすぐに私の携帯にメールを送る。
これが私たちの連絡網であった。
講演会の講師の話が面白く、思わず聴きこんでしまったが、
予定の時刻になったときから、私は結果だけが気になっていた。
マナーモードの携帯はメールが届いたかどうかは察することはできなかった。
講演会が終わり、携帯をカバンから取り出すと、
待ちに待ったメールが届いていた。
心臓はバクバクと脈打っていた。
「合格」それだけで涙が流れた。
あーー。私は受験生の父になったのである。
とにかく、何とか自分の目で確かめたくなった。
私は出張先から車を飛ばして、
高校へやってきた。
真っ暗な敷地に、合格者の番号が掲示されてあった。
仕事帰りのお母さんだろうか、
私のように保護者が十人ばかりいた。
カシャリ、私は携帯で我が子の受験番号を記録した。
あーーーよかったなぁ。本当によかったなぁ。
親父は一人安堵していた。
おかげさまで風邪気味の体調不良にかかわらず、
今夜は旨い酒をたらふく飲めた。
実は、我が父は今日から病院に入院であった。
彼には電話が来たときに、長男の合格を知らせた。
夕飯は、奮発してのステーキだった。
母もとても嬉しそうだった。
こんな夜を迎えられただけ、彼は親孝行だったのだと思う。
生意気なことばかりで、あきれ、腹が立つが、
今夜だけは許すことにした。-
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