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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2007/03/13 06:11:04

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    サクラサク

    さて、昨日もまた季節外れの強風が吹いていた。
    午前中の勤務では、外の景色ばかりが気になった。
    猛烈な吹雪になることもあった。これも忘れられない天気となった。

    心配であった。どうしても心の重荷はとれなかった。
    午後2時が近づくと、どうしているかと心配になった。
    難関である。もし、彼が不合格だったらどんな言葉をかけたらよいのか。
    もし、ひどく落ち込んでいたら、どうやって慰めたらよいのか。
    変な話だが、そちらの方ばかり考えてしまう。

    2時過ぎでも連絡はなかった。
    8分たったので、私の方が我が家に電話した。
    母が出たがまだ連絡は無いよと明るい声だった。
    よく聞くと、発表まで2回も学校と我が家とを往復したのだそうだ。
    落ち着かない彼の気持ちがその行動に現れていた。

    妻からの着信があった。
    折り返し電話すると、「受かったよ」との返事。
    涙が流れた。
    勤務先で万歳と大きな声で叫ぶわけにはいかなかったが、
    一日感じていた心の重荷がすっと抜けたことを感じた。

    「親孝行な男だなぁ」
    友達の不合格の話も聞いた。
    彼にとっても複雑な気持ちでこの掲示板を見つめたことだろう。
    初めは隣の普通科の掲示板を間違って見ていて、
    自分の番号が無かったことがショックだったと言っていた。
    一瞬でも友達の気持ちを味わったはずである。

    妻は年休を取って番号の確認に行った。
    私も帰りに学校に寄って写真を撮ってきた。
    帰ったら彼は、まさに有頂天な状態であった。
    人生には我慢していたらこんな日が来るのである。
    「おめでとう」と握った手は、
    少し大きくなったように感じられた。

    これから彼は新生活が始まるのだ。
    そして、この掲示板には第二章として、
    「高校生の親父たちよ」という題でのメッセージが書き込まれることになる。

    とにかくこの猛烈な冬型の天気の中で、
    我が家にはサクラガサイタことを報告する。

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