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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2007年03月22日 20時40分28秒

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    次男の通知表

    子は、親を超えられない。かも・・・。
    本日終業式に、次男坊は通知表をもらってきた。
    成績は・・・。すごい。優秀である?
    家ではまったく勉強しない彼である。
    最近は兄ちゃんとつるみ、勝手なことばかりやっている彼である。
    しかし、やるべきことはしっかりとやっていた。
    ここで親は一安心なのであるが・・・。

    「自分の目標を決めて頑張りましょう」
    「失敗を恐れずに、自分のことを信じましょう」
    「力はあるのですから、自信をもって」
    担任の先生のこの真摯な、そして誠意ある言葉に頭が下がった。
    彼は、失敗することを恐れ、発言しないのである。
    自分ができそうもないことは、挑戦しないのである。
    目立つことは大嫌いで、そっと人の中で生きているのである。

    それは、私だった。
    あーー、ブルータスよお前もか・・・。である。
    私は、中学生の頃からそんな屈折した生徒になってしまった。
    屈折し続けて、その信念をまっとうした中・高校時代を送った。
    今の私からは、とうてい想像も出来ない生き方である。
    世間知らずの私は、そんなんちっぽけな生き方を頑固に貫いた。
    損ばかりだった。

    生徒会を頑張っている彼がいる。
    授業中は積極的に発言している彼女がいた。
    教師が右だと言えば、左を選ぶ。
    天邪鬼な生き方かもしれなかったが、
    ステータスの路線は、自分の生きる道ではないと思っていた。

    さて、その頃の私の心境に、次男はそっくりなのである。
    彼は彼なりに自己主張をもっている。
    そして、彼は彼なりにまっすぐに生きられない自分のことを知っていた。
    「おい、いっぱい失敗していいんだよ」
    「失敗することを恥ずかしがるな。父さんは失敗だらけだぞ」
    実は、今彼のご褒美に近くの焼肉屋で、
    たらふくカルビとホルモンを食べてきたのだ。

    彼の屈折は、私のそれだった。
    彼の恥ずかしがり屋の性分は、私とそっくりであった。
    彼は、その性格故に苦労することが予想された。
    感受性が強すぎるのである。
    最近は、私に反抗的な態度ばかりとっている。

    彼の生き方をここに記録することも、
    この親父たちにとっては有意義な作業であると改めて思った。
    これから、我が次男坊Nは、面白い存在になりそうである。

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