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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2007年05月23日 05時32分44秒

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    距離感を保つ

    長男は昨日は学校帰りに携帯電話を再契約してきた。
    今度からは銀行口座から振り落としである。
    その口座に入金することを忘れたらアウトである。
    そのついでに、髪を切ってきた。
    どこを切ってきたのか分からないくらいボサボサの頭だ。
    何を考えているのか・・・。
    しかし、親父としては何も言わず、ぐっと堪えた。

    時々、彼はギターをもって私の部屋に来る。
    「父さん、聴いて」
    彼は文化祭目指してギターの弾き語りの特訓中だった。
    次々に暗譜でギターを弾いていた。
    アルベジオでも優しく弾き語られた。
    心に染みる音だった。
    「うまくなったなぁ」
    それだけで、彼は少し満足をしているのかもしれなかった。

    彼には帰ってきてからの時間はたっぷりあった。
    部活に入っていないから、
    彼は学校を終えるとまっすぐに家に帰ってくる。
    一番風呂は彼だった。
    勉強は・・・。

    何か本気で打ち込むものを求める時期になったようだ。
    私の意見には、ことごとく反対してくる。
    「人間は、この世の中に修行のために生まれているだ」
    「早く死ぬ人は、修行が終わって、神様が許した人なんだ」
    どこで聞いたのか、宗教的な話を食事の時にしていた。
    親としては「へーーー」である。
    願わくばまっとうな道を歩んで欲しいと親は思う。

    「父さん、ビートルズって知っている」
    「あー、昔よく聴いたよ」
    「CDもっている」
    「生憎ともっていないんだ」
    「そうか、分かった」
    こうして私に話しかけてくる機会が多くなっている。
    大抵は音楽の話である。

    子供との「距離感」の話を以前書いたことがある。
    親子には、その適当な「距離感」が大切であると改めて感じている。
    彼は、彼の人生を歩いている。
    ただ、親としては見守っていく姿勢は忘れてはいけないと思う。
    意識的にかかわっていく姿勢とでも言うのだろうか、
    「君のことを好きだから、いつも見守っているよ」
    というサインを子供に送る。
    その想いを感じられるとき、子供は安心するのではないだろうか?

    「幸福の食卓」という映画のテーマは、
    家族は知らぬ間にいつも誰かに守られているということの気づきであった。
    「自分のことを心配して見ている人がいる」
    「自分のことを遠くから守っていてくれる人がいる」
    声には出さず、過干渉にもおせっかいにもならないその「距離感」が、
    この映画のテーマであり、親父としての私のテーマとなっている。

    親と子の距離感を、みなさんはどう感じていますか?

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