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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2007年11月20日 05時49分13秒

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    親父の背中

    寒くなってきた。
    昨日は雪が降っていた。
    既に季節は冬になっているということか。

    次男は、昨日も私に言われてからの勉強だった。
    分数の掛け算・割り算共に、自力で解決していた。
    覚えることで自信ができる。
    やれるから、もう少しやりたくなるのだ。

    長男は、相変わらずエレキギターであった。
    私が帰ってくると、ギンギンにギターを弾いている。
    「父さん聴いて」と言ってくる。
    彼にとっては、このギターがアイデンティテイーなのである。
    新しい曲に挑戦し、何時間も集中して練習を繰り返す。
    成績は・・・。であるが、
    彼は、そのことを忘れるかのようにギターに夢中である。
    「勉強しろ」と弟のように強くは言えない。
    私は、彼との関係を大切にしたいために、
    余計なことを言わなくなっている自分を感じている。

    子供に気を使っているわけではないつもりだ。
    どかんと一発怒鳴ることもできる。
    しかし、その後の後味が最悪なのだ。
    その気持ちを引きずって仕事に行くと、
    一日心が晴れず、重い気持ちが残ってしまう。
    ちょっとずるいが、妻に「言えよ」と預けてしまう。

    後姿で教える父親。
    それが「象の背中」の答えなのだろうと思った。
    生き様が、子にも伝わる。
    子供は口で言った通りにはならず、育てた通りに育つものだ。
    そう考えると、失敗ばかりの父親であったと思う。
    しかし、私自身たいした人生を歩いたわけではなく、
    優れた成績も記録も残せなかった平凡な男であるから、
    あまり恰好のよいことも言えないのは事実である。

    長男は、私のコピーだった。
    妻が「本当にお父さんに似ているんだから・・・」とため息をつく。
    なんだ彼は俺だったのか・・・。
    改めて私の背中を見て彼が育ってきたことを認識している。

    だから、言えなくなったのである。
    願わくば、真っ直ぐに、健康に育ってくれ。
    そればかりを祈るようになった。

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