本日、私は悲しいことがあった。
実は、鼓動のコンサートチケットを手に入れていたのに、
手帳に今日の日付を記入していたために、
観に行くことができなかったのである。

どうしてこんなミスが起こったのか分からないのだが、
私の手帳には本日の日付で記入されていた。
それだけを信じて、出張はバスで行った。
その後、県民会館と考えたからだ。
しかし、確認したら、期日は１２月５日と書いてあった。
我が目を疑ってしまった。
それは、先週の水曜日のことではないか。

思い込みの激しさと、いい加減さが私の特徴であった。
妻には、今夜コンサートであり、帰るのは遅くなると言っていた。
その手前、帰ることもできなかった。
知り合いに出張のついでに車に乗せてもらい、
沼垂四つ角に行った。
山小屋の赤提灯が嬉しかった。

鼓動は、私の念願のコンサートであった。
今は、たたの紙切れのチケットとなってしまった。
自棄酒をカウンターで飲んだ。
誰も知り合いは来なかった。
こんな夜に限って、またまた寂しさが増してきた。

帰ったら、妻にほとほとあきれられた。
実は、こんなことが我が人生には多いのである。
γーＧＰＴが異常に高いのを気にしながら、
ままよとばかりに飲むことにした。
実は、今夜トヨタカップのボカジュニア戦なのである。
毎晩のようにサッカーを観て燃えている。

長男と次男は、サッカーのおかげで学問から遠ざかっている。
父と母とは、夢中になってサッカーを観ている。
何だか一貫しない我が家族である。
親父は、最近長男にあきれられ、笑われている。
さてさて、辛いことのみ我に積もる。
それが我が人生である。

しかし、妻には「しっかりしてね」と本気で言われた。