新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマさんさん

    2008年06月24日 20時50分59秒

    icon

    川と海

    Sさんは、今朝の5時に釣り場に行き、
    岸辺の斜面の草刈を一人で行い、
    素晴らしい釣り場を作ってくれた。
    その目覚しい仕事振りにいつも驚かされる。
    「遊びも、真剣らて」
    浮きを見つめる目が、輝いていた。

    Sさんの仲間のお爺さんが、参戦してきた。
    「ほれ、ここで釣ればいいねっけ」
    「しょうしらっけ、ちっとむこうで釣ってば」
    そのお爺さんは、ひよこひよこと筏の上を渡り、
    その上で竿を出した。
    「俺の仲間らて」
    「あんまし俺が釣るもんだっけ、自分もやりとうなったんがね」
    Sさんは、浮きから目を離さず、笑って語っていた。

    遊びを真剣にやる人たちは、
    一日一日も遊びつつも真剣に生きている親父たちだった。
    「少欲知足」
    それは、この大先輩たちの生き様からいつも感ずるものだった。
    「ひょうひょうと本気で生きる」
    趣味の世界にどっぷりと浸かり、何の迷いもないSさんには、
    釣り士の威厳すら感じてしまう。

    Cさんが、海に潜った。
    子供の浮き輪に網を取り付け、
    ウエットスーツを着て、シュノーケルとゴーグルを着ける。
    それは、まさに海の男そのものであった。
    黙々と潜っては、メカブや昆布を一人で採っている。
    ここにも真剣に遊びに向かっている修行者がいた。
    上がってきて堤防の上で休憩を取りながら、
    「幸せらね」と笑っていた。
    海と潜りをこよなく愛する男の笑顔であった。

    川があり、海がある。
    私たちはそんな山の下に生きていたのだ。
    Sさんと、Cさんの笑顔を見て、
    自然と戯れる環境にあることを私も幸せに思った。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件