アルビが、悲惨である。
対川崎戦　1対4で惨敗だった。
実に見るべきものが無かった。
これで4連敗である。
自信を無くし、パスがつながらず、連携もあまり見られなかった。
単調なアルビの攻撃に、相手は守ることは簡単だった。
すぐに中央へのパスを出す。
しかし、デフェンダーの守りは堅く、突破口はどこにもなかった。

雨が酷く降っていた。
サポーターはこの雨の中、必死に応援をしていた。
今夜は夜通しバスで走り、明日の早朝に新潟に到着だ。
それでも大挙して押しかけていく。本当に凄い人たちなのだ。

北野がセービングできなかった。
マークがはずれ、シュートを打たれた。
抜かれても追いかけて取り返そうとしない。
ある面では、末期症状のような気がする。
このサポーターの熱意にアルビは応えていないのではないだろうか?

しかし、サポーターは温かい。
常にアルビの闘争心を鼓舞するかのように歌を歌い続ける。
私は、それでいいのかと思ってしまった。
同じ歌を、同じように歌うことが応援することなのだろうか?
批難することなく、怒鳴ることも無く、
みんなでマスゲームのように応援歌を歌い続けることが応援なのだろうか?

これだけ負けが混み、出口が見えない土ツボにはまったときこそ、
サポーターは辛口で、辛らつな言葉を言うべきではないのだろうかと、
私は、試合をTVで観戦しながら今回も思ってしまった。

何故本気で怒らないのか?
ビッグスワンの試合では、なりふり構わずたった一人で怒っている私である。
選手たちにとてもとても優しいサポーターの姿を見て、
何だか孤立感を感じてしまうクマであった。

サポーターよ。本気で怒ろうよ。