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  • from: クマさんさん

    2008年09月23日 09時16分00秒

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    心の出家

    五木寛之の「林住期」を読んでいる。
    ひょんなことから書店で出会った本である。
    人生を四つのシーズンに分けて考える。
    基本は仏教の思想のようだ。

    「学生期」それは、学びの時である。
    社会に出て、仕事をするための基本を身に付ける時期である。

    「家住期」それは、家庭を作り、子育てを行い、
    社会的には中堅として仕事に打ち込む時期である。
    それぞれが25年間のサイクルであるから、
    家住期は50歳までである。

    その後の25年間を、
    「林住期」と言うのだそうだ。
    壮年から老年に向かうこの時期に、
    本当の人生の花があることを、
    作者はこの本の中で述べている。

    これからは、仕事や家庭を離れて、
    本当に自分が好きなことや、やりたいことに打ち込む生活を送るべきなのだ。
    そんなことを伝えていた。
    それは、家庭や地域社会に居ながらの「出家」でもあった。
    「捨てる」ことで身も心も軽くなる。
    後の残りの人生は、我がままにやりたいことをするのである。

    金銭を目的とすると、人間は欲のために捨てることはできない。
    仕事は、生きるための手段であったのだから、
    本来の目的である「いかに生きるか」に集中して生き方を変えていく。

    「リセット」ではなく、「ジャンプ」だと作者は言っている。
    これからの25年間をいかに充実し、自分らしく生きるかで、
    死ぬときの心の平安も変わるのだと言う。

    自分のやりたいことを抑える力は、
    自分をとりまくしがらみであり、欲望である。
    親と子は、「先輩と後輩」の付き合いでよいのだ。
    夫と妻とは、「友情」でつながればよいのだ。
    そうした平等な視点から、家族とのつながりを見直していくとき、
    心の「出家」はできるようである。

    とにかく、私はその入り口に立っている。

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