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  • from: クマさんさん

    2008年09月26日 10時31分12秒

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    プラスとマイナス

    ところが、五木さんは二度目のうつの時代には、
    悲しいことを書き留め、記録していたそうだ。
    辛かったことや、悲しかったこと、
    そんなマイナスの感情を記録したらどうなるか、
    その実験を自ら試みた。

    同じ憂鬱な雨の一日。
    辛さや、悲しさを書こうとすれば、
    これまた沢山の感情と出会えるのである。
    「人間は思い通りには生きられないものだ」
    その思い通りにならないことが、
    辛さや、悲しさ、痛みとして受け取られる。

    「今日の雨は、とても辛い」
    「朝ジョギングができなくて残念だった」
    「心が暗く、憂鬱な気持ちが晴れずに悲しいなぁ」
    これはマイナスの感情表現である。

    それもまた人間なのだ。
    嬉しさというプラスの感情もある。
    悲しさというマイナスの感情もある。
    それが「生きる」ということの両輪として存在している。
    しかし、躁状態の時代に翻弄されて、
    忙しさの中で自分を追い込んでいると、
    こんな人間的な感情に気づかず、表出する機会すら失われ、
    生きる日々が続くものだ。

    そんな暇があるわけないだろう。
    私もそうだった。
    だから自分としっかりと向き合うために「うつ」があったのではないだろうか。
    自分をすっかり見失ってしまう前に、
    そんな警告が心から発せられたのではないだろうか。

    鬱の第一の意味とは、草木が鬱蒼と伸びるという意味で、
    実はとても生命力・エネルギーが旺盛な状態を表現しているのだそうだ。
    しかし、一時そのエネルギーが抑制されたとき、
    内にこもって鬱々としている状態が第二の意味だと聞いた。
    無気力な人は、鬱にはならない。

    そんなプラスとマイナスを持ちつつ、
    思い通りに行かない不条理な娑婆を行き続けていかねばならないのが、
    人の人としての姿なのだと、
    五木さんのお話を聞きながら思っていた。

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