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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2009年06月18日 05時16分30秒

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    親子の時間は

    1枚のカードが見つからない。
    それは、私が次男の机の上を片付けた時、
    どこかへやってしまったらしいカードなのだ。
    実は、彼が大切にしていたカードらしく、
    昨日の朝も、彼はそのカードを探していた。

    責任は、私にあった。
    「やらなくてもいいことをして」といつも妻に言われる。
    反論したい気持ちもあるが、ぐっと堪えた。
    どんなカードなのか分からないまま、
    次男の部屋で出勤前に捜索をした。

    すると分かったことがあった。
    私は、彼のことを放ったらかしにしていたということだった。
    過去のテストやプリントがぞくぞくと出てきた。
    机の中は、プリントの山である。
    カバンからは、カードが袋に入ったまま何セットも出てきた。
    つまり、私は彼の生活を把握していなかったのである。

    また「やらなくてもいい」ことをしてしまったらしく、
    次男はそんな父親に対して怒っていた。
    「煩い」「最悪」「もういい」「出て行って」
    いろいろな意味で私は、かれに「ごめんなさい」を感じた。
    私は、私の事に夢中で、彼のことを忘れていたのではないだろうか。

    本当に親として彼のことを見守っていたのなら、
    もっと何とかなったような苦い後悔を感じた。
    彼は、いつの間にか中2となり、
    私たちは、そのプロセスの大切な時間を失ってしまったような気がしたからだ。
    「親子の時間は、逆戻りはしない。」
    その日々の小さなかかわりや、言葉かけ、思いやりが、
    親子であることの意味をお互いに教えてくれるのだ。

    長男の大反発に会って、この「親父たちよ」が5年前に始まった。
    次男はこれから自立する時期に差し掛かった。
    彼は、彼なりにホルモンが爆発する季節となってきている。
    やはり、これからは「親父たち第2章」になるのである。

    そんな次男は、「情けない親父」のことを許してくれた。
    ワールドカップ予選を観ないで、
    今日のテスト勉強をしていた。
    知らぬ間に、彼も大人になってきたのだ。

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