新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマさんさん

    2009年06月21日 06時21分10秒

    icon

    家庭は、学ぶ場

    親父としての権威がないよ。
    何だか子供に気を使っているみてらね。
    そうだなあと、私も思った。

    日野原明氏が、テレビ寺子屋に出演していた。
    日曜日の早朝は、まずこの番組から始まる。
    福沢諭吉の言葉を借りて「学校は教えるところ、家庭は学ぶところ」と話していた。
    学ぶの語源は、真似るである。
    だから、子供たちは家庭生活で親を見て、
    親の生活や社会に生きる生き方を真似て育つのである。

    モデルは、やはり親しかいないのだ。
    とんな家庭に生まれ、どんな親に育てられたかは、
    その子のある意味宿命なのだ。
    我が家は、父親不在の母子家庭であった。
    だから、母は私と妹の遊びにとことん付き合い、一緒に遊んでくれた。
    母の一言。その中に今でも忘れられないものがある。
    その一言から、何だか幼いなりに大人の生き方を学んだ気がしたものだ。

    家庭では、とても単純で当たり前のことを教えればいいのだ。
    「おはようございます」「いただきます」「ありがとう」
    そして、「ごめんなさい」である。
    それは、みな人に対する心であり、思いやりだ。

    子供たちは、私をどのような父親として見ているのだろうか。
    呆れていたり、諦めていたりするかもしれない。
    大人に対する尊敬と同時に、
    大人に対する幻滅を与えることも親父の役割であったりする。
    小津安次郎監督の「生まれてはみたけれど」という名画に、
    そんな父と子の姿が描かれていた。
    そして、いつの間にか私があの父になっていたのだった。

    私は、親父の権威とは、親父がしっかりと仕事をし、
    家庭を守る人であるから、子供が感ずるものだと思っている。
    力ではないのだ。
    生き方なのだ。
    だから、日々自分自身を振り返り、謙虚にならざるを得なかった。
    そして、「おはようございます」「いただきます」「ありがとう」
    時には、子供に対して「ごめんなさい」を言えることである。

    「家庭とは、お互いに許しあえる場ですよ」
    「喧嘩できるのは、仲直りができるということが前提にあるのです」
    父も、母も、子供も、お互いに「学ぶ場」が家庭でありたいものだと、
    日野原氏のお話を聴いて、私は思った。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件