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  • from: クマさんさん

    2009年07月23日 05時51分31秒

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    皆既日食の日

    小学生の頃、学校で日食を観た記憶がある。
    部分日食だったような・・・記憶は定かではない。
    しかし、その時の感動は心に残っている。

    昨日は朝からの雨と曇りで、観測は諦めていた。
    ところが10時頃から薄日が差して、
    10じ30分頃には雲の切れ間から太陽が観えた。
    世界中の人がこのお日様を注目している。
    何だか自分もその天体ショーに参加できた気がした。

    11時9分には雲の中であった。
    それでも諦めずに屋上で待っていたら、
    風に雲が飛ばされて、7割近く欠けているお日様が観られた。
    子供たちが歓声を上げて観ていた。
    不思議さと驚きとは、いつしか神秘に変わるはずだ。

    私たちは、宇宙の中で生きているのである。
    地球は、太陽系の惑星であり、
    日々、宇宙空間を高速で旅している宇宙船なのである。
    世界中の人が同じ方向を観る時、
    確かに心の国境は消えてなくなる。
    地球のどこにも国境という線は引かれていないのだから。

    夕食の時、「本当に人間はあの月に行ったのかなぁ」と長男が言った。
    私は、アポロ13号の奇跡の生還の話と、
    宇宙船の飛行士の多くが宇宙空間で神と触れた体験を経て、
    宣教師になっていることを語った。
    こんな話題なら、彼にも話してやれるのだった。

    月と太陽がたまたま重なることで、
    世界中の話題がそこに集まった。
    同じ方向を観て、感動を共有すること。
    それは、世界の、国の、地域の、家庭の平和を創りだす。
    お互いを観て批判するのではなく、
    共に同じ方向に向かって肩を並べて歩くこと。

    26年後の皆既日食の時には、私は77歳になっている。
    生きているのだろうか。
    私たちの家族はどうやって生きているのだろうか。
    もし、生きているとしたら、
    私はどこで何をして生きているのだろう。

    26年後に日食を観られたら、きっと今日のことを思い出すだろう。
    そしたら、きっと「幸せだったなぁ」
    「あの日に帰れたら、帰りたいなぁ」と想い、涙を流すことだろう。

    宇宙の神秘は、人間の有限で儚い人生を想わせる。
    儚いから、愛しいのだ。

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