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  • from: クマさんさん

    2009年10月25日 06時02分40秒

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    お蔭様も


    昨日、父の墓が建った。
    父が、死んだわけではない。
    父には、まだまだこれから長生きしてもらうつもりだ。

    いろいろな縁がここにはあった。
    その縁によって、このお寺に父の墓が出来た。
    長年付き合っていた金満家坊主に私が腹を立てたこと。
    叔父さんのお寺に、奇跡のようにして素晴らしい土地が残っていたこと。
    お寺の住職さんの人柄が素晴らしく、両親ともども感銘を受けたこと。
    石屋さんが、私の勤め先と関係があったこと。
    石屋さんが、父を見て良い墓を建ててやろうと思ったこと。

    その石屋さんから、墓が建ったと知らせがあった。
    昨日、父と母と一緒に、父が入る墓を観にいった。
    そして、墓の前に立ったとき、感動で父も母も動けなくなった。
    立派な墓だ。
    石の色も、材質も素晴らしく、土台はわざわざ面取りをしてあった。
    父は、墓を見上げていた。そして、墓をなでていた。
    ずっとずっとここで見ていたい。そんな気持ちが私にも分かった。
    念願が叶うとは、こういうことなのだろう。

    住職さんにもお礼に言った。
    「立派なお墓ですね」と奥様も驚かれていた。
    満足そうな父と母の顔。
    「良かったなぁ」と、何だか目の奥がジーンとしてきた。

    お蔭様という言葉も、死語となりつつあるようだ。
    良いことは、お蔭様。
    悪いことは、因果応報。
    これも祈りに通ずる、謙虚な生き方なのだ。
    今回のお墓は、全て私たちの思惑を超えたお蔭様の為せる業だった。

    お蔭様も、信じよう。
    叔父さんの墓に、父も母も「お蔭様で・・・」とお参りをした。
    これで死んでからは、今よりもっともっとご近所となるのである。

    私は、自宅に父と母とを送ってから、劇の練習に向かった。

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