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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2009年11月27日 05時44分55秒

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    感謝の心


    母がインフルエンザで寝ている。
    父はとても元気がなかった。
    私が帰ってきたら、父は炬燵で丸くなっていた。
    マスクをしていた。
    「具合わぁりんだ」と聞くと、首を横に振った。
    床屋さんの臭いがした。
    頭がやけにさっぱりとしている。

    夫婦ってそんなものかもしれない。
    やっぱり何だかんだと言いながら、
    二人で一人の人生なのだ。
    我が家もそうだ。
    妻に倒れられたら、
    この男だけの家族は路頭に迷うことだろう。

    日常の生活をしっかりと妻と母とは支えてくれている。
    その上に生かされているのが我が家の男たちなのである。
    長男はインフルエンザからなかなか立ち直れなかった。
    食欲がやっと出てきた程度である。
    次男は学級閉鎖のおかげで退屈な生活を謳歌している。
    彼にとっては夢のような生活なのだ。
    しかし、それが出来るのは妻と母とがいるからだった。

    親父とは、日々の家庭生活においてどんな役割を果たしているのだろうか。
    親父とは、必要不可欠な存在なのだろうか。
    親父が存在しなくても、家庭生活は成り立つのだろう。
    それでは、親父としての私の役割とは何だろうか。

    こんな親父でも不思議なことだが、
    子供たちには、少々煙たがられているのである。
    遅くなったりすると、「父さんは」と聞いてくるそうである。
    夕食の後は、食器を洗い、テーブルを拭いて後片付けするのである。
    時には出勤前に洗濯物を干している。
    「勉強しろよ」と言っては、不評をかっている。

    情けないが、そんな親父の背中を子供たちは見て育っている。
    その程度だから、我が家は平和なのかもしれない。
    居ても居なくてもいい親父は、居ていいのである。
    しかし、それは妻と母のお蔭様の中での話だ。

    感謝の心を、親父は忘れてはいけないのだと思っている。

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