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  • from: クマさんさん

    2010年01月30日 10時02分04秒

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    ほんね・・・本音


    さてさて、久しぶりの二日酔いで頭が痛い。
    何でこんなに酒を飲むのか。
    二日酔いの朝は、いつも反省反省である。
    しかし、語っているうちに、いつも熱くなってしまい、
    猪口にいつの間にかどんどん注がれているというところが本当の話なのだ。
    日本酒は、飲まないことにしているが、
    好きなことが顔に出ているのか、
    やっぱり最後は日本酒でめっためったにやられている。

    私は、酒を飲んで話すことが大好きだ。
    その話の大部分は記憶から消えてはいても、
    やっぱり気心の知れた仲間と、
    いろいろなことを本音で語ると元気が出る。
    語るという字は、「吾を言う」と書く。
    つまり、自分の話を相手に聴いてもらうことなのである。
    そして、共感してもらい、肯定してもらえたらもっと嬉しいものなのだ。

    私も、聴くことに徹することもある。
    そんな時、いい話が聴けたりするものだ。
    お互いに何かを探し求めているのだ。
    「そうだ、これだよ」というサムシングエルス。
    それは何かとはっきり言えないが、
    酔っ払って語っている内に、
    自分の中から湧きだしてくるのだ。

    その吾とは、己も知らずに生きていた吾なのだ。
    その吾が、酔った勢いで、理性を眠らせ、
    姿を現す時が、あの宴席なのである。
    宴席では、本当の吾が出る。
    フロイト流に言えば、
    だからその隠されていた吾は無意識の世界に戻るのである。

    その吾との本当の出逢いを「悟り」と呼ぶ。
    この字がその意味の全てを表している。
    ソクラテス流に言えばね
    「汝自身を知れ」である。

    人は吾を知ることで「悟る」のである。
    その真面目の吾は、無意識の阿頼耶識の世界に存在している。
    しかし、酔うことで吾を忘れ、本来の吾が姿を現し、
    「語り」始めるのだ。
    酒を通して生まれる語りの世界は、
    それ故に奥深く、神秘な世界となるのである。

    二日酔いの頭の痛みの中で、
    こんな哲学的なことを考えている。
    「ほんね」馬鹿な男らんさね。

    おしまい。

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