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from: クマさんさん
2010/02/20 08:27:53
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弱くていいって
「へこむことがいっぺらて。」
「何だかうまくいかねて、辛いんて。」
そんな話を若い人と酔って語った。
そしたら、驚いていた。
「みんなしっかりやっているとばかり思っていました」と。
「自分だけがうまくできなくて悩んでいると思っていました。」
「そんな話を誰もしてくれません。」
それが現場かねと私は思った。
みんな弱さを抱えて生きているのだ。
「こんなことを言ったら叱られるかも」
「まだまだ駄目だと想われるだろうなぁ」
「どうしてこんな簡単なことが出来ないのだろう」
そんな意味では、子供と同じなのだ。
評価するであろう周りに気ばかり使っている。
しかし、お互いに本音(弱さ)を出さないから、
それぞれの難儀さやへこみ加減が見えては来ないのだ。
だから、どうもうまくできないのは自分だけらしいぞと思い、
もっと黙って、独りで抱えてしまうのである。
私は、競争の中では人は疲弊すると思っている。
若い時は我武者羅にやればいいのだ。
しかし、そのエネルギーはいつまでも続かない。
また、いつまでも自分の思い通りに物事が進むなど夢の夢なのである。
げつばたげつばたと壁にぶち当たり、
悩むことが仕事なのではないだろうか。
「もうこれでいい」と思ったら、
そこから先へは絶対進歩しないのだ。
情けないが52歳になっても日々悩んでいる。
それは、まだこれからも伸びる可能性があるということだろう。
「同僚性」という言葉がある。
職場は、これだと私は常々想っている。
そんな「愚痴」や「弱音」を吐ける職場は、
実は、やる気や意欲に満ちた職場となるはずだからだ。
人は、分かりあう時、底力を発揮する。
小さく縮こまるのではなく、自分らしくのびのびと生きられるからである。
へこんでも、失敗しても、助けてくれる同僚がいる。
一緒に飲んでいた若い女性が言っていた。
「弱さだとつながれるんですよね」
「強くなければだめだ」
「成績が良くなければだめだ」
「勝たなければだめだ」
これは、教育の責任ではないかと、私は想った。
「競争」から「共生」へ、どのようにしてこの社会をシフトしていくか。
それもきっと教育の責任と使命になると思う。-
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