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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2010年04月27日 05時56分51秒

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    まっしぐらからゆっくりと


    筋肉痛がピークに達している。
    階段は痛みに耐えながら下っている。
    紫外線のおかげで昨日は真っ赤な顔だったらしい。
    登山とディナーショーは、馬鹿な自分をよく象徴している。

    村上の山仲間と出会った頃、
    何も考えずに生きていたように思う。
    ただやりたいことだけに驀進していた。
    「馬鹿が9割、残りは1割」
    その生き方のおかげで山の会を立ち上げ、のめり込めた。
    まだ長男が生まれたばかりだった。
    妻も大変だったと思うが、
    私はボランティアと称して山に登った。

    その頃、休日は日曜日だけだった。
    その貴重な一日を山に費やすという、贅沢で我儘な男だった。
    今でもその馬鹿は変わらないが、
    少し大人になり、割合を減らしてきたつもりである。
    昨年は演劇「王瀬の長者」とぷれジョブに打ち込んできた。
    そして、今は何に打ち込もうかと模索中である。

    子どもたちが小学生の頃、
    長男と次男がサッカーをしていたので、
    休日は自動的にサッカーの試合や大会の予定が入っていた。
    送迎だけでなく、どっぷりと応援団として浸かっていたから、
    自分の予定を入れる間も少なかった。
    今は、それが懐かしく感じる。

    居ても居なくてもよい親父となった今は、
    休日の予定がなく、自分を持て余すことがある。
    何をしようかなぁと考えている内に時間が過ぎる。
    焦って自転車に飛び乗りそこら辺りを放浪する。
    一人でぼんやりと海を見ていることもある。
    その横のベンチに同じようにぼんやりと老いた男性が海を見ている。
    ああーー、この年代に私も達したのだなぁと、思う。

    人は、孤独なのだ。
    人は、独りで生きるのだ。
    だから、人は仲間を求める。
    自分を忘れて、夢中になれるものを求めるのだ。

    何も考えずに日々馬鹿街道をまっしぐらに生きた男も、
    52歳となり、人生の黄昏の憂いを少し感じるようになった。
    「もう一花」
    それを今年は「親父の会」と「山の会」の設立で咲かせたいと願っている。
    少し大人になった視点で、ゆっくり、楽しみながら創りたい。

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