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  • from: クマさんさん

    2010年07月30日 05時43分02秒

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    決勝戦観戦記

    水曜日のお昼、炎天下の中、自転車でエコスタジアムに向かった。
    新潟明訓対新潟文理の決勝戦だ。
    我が母校である明訓には勝利し、甲子園に行って欲しかった。
    試合開始直前に球場に到着した。
    汗まみれでスタンドに入ると、満員の状態だった。
    鳥屋野球場だったら、席はなかったと思う。
    バックネット裏に陣取った。
    すさまじい暑さだった。日差しが容赦ない。
    40度以上もあるだろうか、熱波の中での野球観戦だった。

    文理の応援の凄さには驚いた。
    これが全国大会レベルの応援なのだ。
    特に、太鼓の名手には感動させられた。

    序盤から点の取り合いとなった。
    それだけエースが疲れ、球筋を読まれ、球威が落ちていることなのだろう。
    しかし、チャンスをものにしたのは明訓だった。
    ヒットの数は同じでも、6回には5点差がついていた。

    特に、エラーが大きな失点に結びついていた。
    明訓はノーヒットで2点献上し、
    文理もツーアウトからのエラーで、大量得点されていた。

    ピッチャーをどこで替えるか。
    文理は点差が開いてからの交代であり、
    明訓は勝負どころの交代だったと思う。

    さて、最終回に文理の攻撃には、昨年のチームのような粘りはなかった。
    ファールフライ2つだった。
    ゲームセット。文理の二年連続の甲子園への夢は断たれた。

    バックネット裏で大きな声で明訓を応援していたら、
    何か一人目だってしまい、浮いている自分を感じた。
    よく聞くと、文理のヒットやチャンスには、
    周りのみんなが声援を送っているようなのだ。
    後ろに陣取る少年野球の子どもたちも、
    先輩の名前を呼んで文理を応援していた。

    昨年の甲子園での準優勝チームのファンはやはり多いのだ。
    そして、考えてみたら新潟市同士の対戦なのだ。
    これだけ多くの人が集まるわけも肯けた。

    とにかく、熱中症寸前の野球観戦だった。
    ・少ないチャンスを活かす。
    ・失策は最小限に抑える。
    ・勝負所には英断を下す。
    ・最後まで諦めない。
    かって少年野球の監督をしていた時代のことを思い出した。

    そして、想った。
    あの文理ですら負けることがあるのだ。
    勝負はどちらかが勝ち、どちらかが負けるから勝負なのだと。
    我が山中の県大会出場の夢が破れ、放心状態であった私にとって、
    この試合が、ある意味での慰めになった。

    常に勝つチームは、存在しないのであると。

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