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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2010/10/16 07:14:05

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    ブラザータイスケ・シスターYucca

    ブラザー・タイスケさんというゴスペルシンガーがいる。
    新潟市で活動している人だ。
    ある日、Tジョイでこのグループの演奏会があった。
    その魂にずんと響き、喜びあふれる歌声に、心惹かれ、
    私は、立ち止り、聴き入ってしまった。
    「本物だ。」それが私の感動だった。
    決して歌唱力が抜群なグループなのではないのだが、
    その喜びに溢れて歌う姿が本物なのだ。
    「この人は、いったい誰なのかる」私は、コンサートの後に声をかけた。
    「感動しました。素晴らしいですね。」彼は、その言葉を笑顔で受け取ってくれた。
    「歌いに来ませんか?」
    彼は、関屋の公民館でゴスペルの講習会を開いていた。
    この歌を歌ったメンバーは、きっとその時集まった人たちなのだろう。
    歌うことに飢えていた私は、何だかとても羨ましくなった。

    Yuccaさんの歌に出会った時も、そうだった。
    立ち止り、惹きつけられ、ざわざわと鳥肌が立ち、
    自分でも分からないうちに感動し、涙が止まらなくなってしまう。
    その瞬間の出会いで、その人の魂までつかみとってしまうパワーを、
    彼女の歌声にはいつも感じている。
    「龍馬伝」の「想望」を早く早く聴きたいと願っている。
    「本物」には、そんな力が存在している。

    今朝、テレビを観ていたら、このタイスケさんがクリスチャンであることを知った。
    単身ニューオリンズへ移民し、そこでゴスペルを学ぶ日々だったそうだ。
    しかし、自分は信仰をもたないから、教会のゴスペルシンガーたちが歌う歌や、
    自分が歌うその歌詞に、心がしっくりといかなかったと話していた。
    そんな中で、親友の黒人シンガーが、先に洗礼を受けた。
    その姿を見て、「俺も受けたい」という願いが高まり、彼も洗礼を受けたそうだ。
    そこから、彼の歌が変わり、その歌声は人の心を感動させる「本物」になった。

    タイスケさんとも、不思議な出会いである。
    まさか、クリスチャンのテレビ番組で再び会えるとは思わなかった。
    あの日の鮮烈な感動は、今でもこの胸の中にある。
    Yuccaさんとの出会いもそうだ。
    凄い歌手にある日、古町のステージで出会った。
    「この感動は何だろう。」と涙を流している自分自身わけがわからないまま聴き入っていた。
    そして、その全力な歌声に対して、「ブラヴォー」と我を忘れて叫んでいた。
    それから、長者様の紹介で一緒に写真を撮り、握手してもらった。
    そして、今では「ブラヴォーブラザーズ」という名物親父になっている。

    何を言いたいかと言うと、世の中には確かに「本物」は存在しているということなのだ。
    私なんぞが知らぬとも、タイスケさんも、Yuccaさんも、歌の道を歩み、修行の日々を送っていたのだ。
    その私と「本物の歌」とは、決して交わることなく、
    この世界で同時進行に生き、存在していたはずだ。
    もし、あの日Tジョイや古町どんどんに行かなかったら、
    私は本物のゴスペルや、可憐なるディーバには会えなかったのだ。
    しかし、例え会えたとしても、私が「感動」しなければ、
    ここにこんな文章を記すことも、ファンクラブのおっちゃんになることもなかった。

    タイスケさんが、言っていた。
    「みなさん、神様って見えないよね。だから存在しないのでしょうか。」
    「でも、私はイタリアという国には行ったことがなく、見たこともないけで、イタリアって国は存在するよね。」
    「見えないけど在る。」しかし、「在るもの」にはいつか必ず出会えるチャンスが来る。
    その見えない在るものを信ずる力が、希望であり、信仰なのだと私は思った。

    私は、タイスケさんと出会い、Yuccaさんと出会って、私の中の何かが変わった。
    今日、母が我が家に帰って来る。
    母は、K病院の名医S先生に出会って、命拾いをした。
    もし、母がS先生と出会っていなかったら、今どうなっていたかは神のみぞ知ることだ。
    母は、心からS先生を拝んでいる。
    私も母も、一目で「この先生にお願いしよう。」と想ったものだ。
    その選択は間違いではなかった。
    S先生は、医師として「本物」だった。
    この出会いが、母の人生を変えた。

    長々と書いてしまった。
    書きながら「いったい私は何を言いたいのか。」を考えた。
    それは、タイスケさんがゴスペルに出会い、Yuccaさんがサラブライトマンに出会い、
    私がタイスケさんや、Yuucaさんに出会い、
    母が、S先生に出会ったような奇跡は、必ず誰の人生にも起こるということ。
    そして、自分自身もその出会いを無駄にはしないで、
    自分の置かれている立場や役柄において「本物」を目指さねばならないということ。
    そして、私と出会った人たちの中でわずかでも、
    私と出会うことで生き方が変わったと思えるような生き方を、
    私がこれからもすべきであるということ。

    そんなことを書きたかったのだと、やっと今気付いた。
    雨のおかげで、休日の朝に掲示板を書く時間ができた。
    今、外を見たら、雨があがっている。
    これからLSDに出発する。

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