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  • from: クマさんさん

    2010年10月27日 06時00分52秒

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    ここがロドスだ。

    やはり考えることよりも、行動することだなぁと思う。
    何かを立ち上げる時、私がよく言う言葉がある。
    「やりながら考えよう。」と。
    つまり、答えとは、行動のプロセスから生まれるものであり、
    決して、行動以前に分かるものではないと思う。

    考え過ぎると、何も出来ない。
    いろいろとマイナス面を考え、リスクを予測する想いは大切なことだが、
    人には、やってみなければ分からないことだらけなのではないだろうか。
    人知は、現実に及ばないのだ。
    現実は、人知を超え、その予測を越え、進む。
    それを人は、「運命」と呼ぶ。
    実は、人の人生はそんなことだらけなのだ。

    母と、昨日の夕食の時話した。
    少々胃の具合が悪く、病院に電話したそうだ。
    「食べられないって、本当に張り合いのないことだね。」
    そんなことをつぶやき、少ししょげている様子だった。
    あれだけ食べることを愛していた母なのに、
    食欲と言う感覚を失ってしまったというのだ。
    お腹が減るから、旨いのだ。
    お腹が減ってもいないのに、食べることは喜びとはならないのだった。

    生きる喜びの一つに、食べることがあった。
    その喜びを失ってしまった母は、改めてその喜びを発見した。
    「でもね。生きていた方がいかったよね。」とは私。
    「もし、あのまま発見されなかったら、今頃とうなっていたろっかね。」
    「この正月を迎えられなかったかもしれないよ。」
    「そうらね。そう想うと感謝らんて。」と母。
    本当に「運」の強い母だった。

    命拾いした母。
    一年後には、この失ってしまった喜びを取り戻しているかもしれない。
    それは、現実のみが知ることなのだ。

    人は、今を見て過度な期待をすることや、絶望をすることがある。
    しかし、現実は、そんな人の思惑をとうに超越して動いている。
    「そうだろう。」「そうかもしれない。」
    そんな予測や不安な材料も、全て現実は超越している。
    「その後」は、人が司るものではなく、人の手ではどうにもならないものなのだ。
    そのどうにもならないものを、思い悩むのが人である。

    「なるようになる。」「なるようにしかならない。」
    それは、確かに一つの答えなのだ。
    でも、思い煩い、揺れ動き、心定まらず、苦悶する。
    でも、何も変わらず、現実は自立して勝手に予想外の展開をする。
    ならば、それに委ねてみてはどうだろうか。
    それは、ほんの微かな望みだろうとも、「希望」は失わず、
    「きっとなんとかなるはずだ。」と、その時を長い目で待つ「期待」をもって、
    そして、振り返ってみたら、「ああ、こうなるためにあの時はあったのか。」という喜びを信じて。
    人は、「委ね」「信じて」いいのではないだろうか。

    現実は、親父の予測を超越してすすむものである。
    人は、考えたところで、答えには辿りつかないものである。
    だから、何かを信じて、歩きながら考えるしかないのだと、私は思う。

    我が家や、自分の人生を、「フィールドオブドリーム」にする親父とは、
    そんな生き方をしている親父なのだと、羨ましく感ずる。

    「ここがロドスだ。ここで跳べ」ギリシャ神話より。

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