新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマさんさん

    2010年11月30日 05時56分44秒

    icon

    やるぜよ。クマさん。

    龍馬伝が終わった。
    というよりか、坂本龍馬が暗殺された。
    最終回は、涙涙。号泣しながら観ていたものだ。

    新政府を新たな体制で創ろうと夢見る龍馬。
    各藩に構想を手紙で伝えた。
    幕府を武力で徹底的に潰したい薩摩と長州。
    大政奉還を実現させた土佐。
    幕府からは、龍馬への恨みは計り知れないものがあり、
    大義を失った新撰組や幕臣たちは、ただの侍・浪人に落ちぶれた。
    龍馬は、この慶応三年では、日本中を敵に回した。
    たかが一人の脱藩浪人がである。

    新政府の綱領を作り、そのメンバーを決定した。
    松平春嶽・三岡八郎。名君とその参謀をその中に入れている。
    公平・公正に次の世を創るために必要な逸材を選び、並べる。
    しかし、そこには龍馬の名はなかった。
    龍馬にとっては、政治とは小さなことなのだ。
    彼の夢は新政府を創ったならば、その立場から退き、
    世界の海援隊として、海を越えて、世界の国々と貿易を通して交わることだった。

    そんな龍馬を密かに、暗殺者たちが探索していた。
    そこへ、中岡慎太郎が登場するのだ。
    近藤勇との一騎打ちはよかった。
    創作とは言え、これがドラマの面白さだ。
    あの暗殺者たちのキャスティングも見事である。
    この人たちならば、確かにやり切るだろうと観る者に恐怖を与える。

    さて、杯を一つ一つ並べながら、龍馬は死んでいった友を回想する。
    武智半平太・岡田以蔵・饅頭屋長次郎。
    みな志半ばで倒れた、龍馬にとってはかけがえのない同志だった。
    龍馬の凄さの一つに、仲間が居る。
    彼はいつも同じ志と夢を抱く若い仲間に囲まれていた。
    「世の中の人は何とも言わば言え 我が為すことは 我のみぞ知る」
    劇中でも、龍馬はこの歌を語っていた。

    暗殺の夜。雨の設定。龍馬は風邪をひいていた。
    中岡慎太郎と酒を酌み交わし、語り合っていただろう。
    突然の侵入。龍馬の傍には刀がなかった。
    一刀のもとに眉間を割られ、脳髄が出たそうだ。
    頭を押さえたら、自分の手が傷にすっぽりと入り、自分の死を自覚した。
    中岡は、しばらくの間生きていた。
    悶絶しながらも、息はあったようだ。
    この暗殺シーンの演出は、秀逸だった。

    坂本龍馬。33歳。慶応3年11月15日。
    この夜、龍馬の描いたこの世の夢が断たれてしまった。
    どんなに無念で、心残りだっただろうか。
    「命を全部使い切ったかのう。」
    それは、天が与えた龍馬の天寿なのだろうか。
    そのシーンに、Yuccaさんの「想望」が流れる。
    この3つの重なりに、私は「運命」を感じた。

    坂本龍馬は、私が高校時代から憧れ続けた男である。
    Yuccaさんは、ファンクラブの一人としてブラヴォーBとして応援している歌姫である。
    そして、11月15日とは、阿賀野川を大助・小助がのぼった日なのだ。

    号泣の中で、桂浜での龍馬のシーンになった。
    ラストでも世界への夢を語る龍馬。
    実は、彼は最初の日本人を自覚して生きようとした人物なのかもしれないと思っている。
    日本人。私たち一人一人もそのことを自覚し、
    この国の未来と次代につながる人たちのために、
    この命を使い切ることが求められているのではないだろうか。

    翌日の朝は、腫れぼったい目をして、よく目が開かなかった。
    職場の同僚は、どう想ったことだろう。
    まさか「龍馬伝」を観て(2回観た)号泣したためとは誰も想うまい。
    「終わったぜよ。」
    でも、私の志の中には、永遠に「坂本龍馬」は生き続けてくれている。
    「やるぜよ。クマさん。」
    彼はいつもそう私に呼び掛けてくれる。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件