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  • from: クマさんさん

    2010年12月29日 07時36分45秒

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    ノルウェーの森

    人は、幸せになるために生まれて来た。
    そんな言葉が、わけもなく心に浮かんだ。
    そして、ある意味、いろいろな状況に置かれながらも、
    人は、あるがままを受け入れれば、それなりに幸せなのではないだろうか。

    もう一つ分かったことは。
    人は、一人では生きていはいけないということだ。
    人がこの世に生を受ける時には、父と母が必要なように、
    人が、この世で生きて行くためには、
    多くの人たちの助けと、かかわりとによって生かされているということだ。

    人は、群れを作る社会的な存在である。
    考えてみたら、家族を持たない人は、一人もいないのだ。
    その家族とどのような絆をもっているかは、それぞれ別であるが、
    その家族とのかかわりのあり方は、意志によって創られるのではないだろうか。
    「恋愛は、感情であり、愛情は、意志である。」と教えられたことがある。
    意志としての選択と決定により、人と人との関係は形作っていけるのではないだろうか。

    冷静に相手の立場や、考え方を理解し、
    その存在を認め、共感する。
    困っていたら、黙って支援の手を差し伸べ、
    指示や、命令や、暴力で一方的に抑え込むのではなく、
    絶えず対話を求め、降りて行く姿勢を保つ。
    自分の弱さや愚かさに気づくことで、
    人に対する優しさが生まれる。

    案外、家族とはそうした人としての弱さの集合体ではないだろうか。
    それぞれが悩み、それぞれが迷い、それぞれが助けを求めていたりする。
    そんな人としての弱さを出し合い、語り合えるシェルターが、
    家族なのだろう。
    家族は、人が生きるためのセーフティーネットだった。

    ところが、人が幸せに生きるための最小単位である家族が、
    現在は崩壊している場合が多い。
    孤独は人にとって大切なスタンスであるが、
    今は孤立する人があまりにも多すぎる。
    人は、もう一度意志をもって、
    家族を再構築し直さねばならないのではないだろうか。

    それは挨拶であり、言葉かけであり、触れ合いであり、歩み寄りであり、理解であったりする。
    その交流の機能と、感性と、アンテナが壊れていたら、
    ある意味、居心地のよい家族とはならないはずだ。

    毎日喧嘩が絶えなかったり、怒鳴り声が飛び交ったり、
    トラブルが続いたり、憎み合ったり、暴力が日常であったりしたら、
    それは、決して居心地のよい家族にはならないだろう。
    しかし、よく考えれば、そうしないという選択肢は、
    一人一人には許されているのだ。
    「もちろん」と自分を勘定に入れずに、
    相手を尊重して、意志をもって愛し続けることもできるのだ。

    「人は、幸せになるために生まれて来たのだ。」
    「本当は、既に人は幸せになっているのではないだろうか。」
    「ただ人は、それを知らなかったり、感じられなかったりしているだけなのではないだろうか。」

    私は、「ノルウェーの森」を観て、幸せについて考えていた。
    それにしても、ブックバンドとヘルメットが懐かしい映画だった。

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    A子

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