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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2011年01月14日 06時12分58秒

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    ベンケーシーを知ってるけ?

    昨日、母から電話があった。
    「先生が話があるから、6時半に来てほしい。」と。
    私は歩きであったので、帰りは凍りついた雪道を、50分かけて帰って来た。
    それから、車で病院へ向かった。
    約束の時刻を2〜3分過ぎていた。
    既に母は、点滴のスタンドを押して、公衆電話の前で待っていた。
    叱られた。幾つになっても親は親なのだ。

    検査の結果が、悪くなければ良いが・・・・。
    母は、再発と再手術とを心配していた。
    S先生が笑顔で説明してくれた。
    先生のこの笑顔でどれだけ私たち親子は救われることかと感謝している。

    結果は、術後に胃の出口が狭まり(胃カメラも通らない)、
    食事が胃の中に溜まって消化されなかったということだった。
    そのために、その狭窄された部分を風船で広げて大きくしたとのことだった。
    全部胃カメラの写真で説明された。
    母が、我慢しすぎたのだった。
    「このことは胃の手術をした人には、予想されることなんです。」
    「お母さんが、具合が悪いと言ってくれなかったので、大丈夫と思っていました。」
    「順調にいけば、来週は退院ですよ。」
    ただただ頭を下げる親子であった。

    患者とその家族とは、不安感と期待感とを抱えて医師に会う。
    ・笑顔での応対。
    ・親切丁寧な説明。
    ・患者の立場に立った共感的な理解。
    ・回復への可能性を示し、希望をもたせ、励まして行く。
    命と人生を預かる医師には、必要な態度だと、
    いつもいつもK病院のS先生に出会うと教えられる。
    人は、そうされることで、そうした対応に素晴らしさを初めて学ぶことができるのだ。

    母は、運命に救われた。
    母は、再入院・再手術が怖かったので、
    少し具合が悪くとも、病院には行かなかったのだった。
    患者は、常に最悪な結果を想定するものだった。
    家族も然りである。
    しかし、その現実と向き合うためには、病院に行って検査する必要がある。
    先延ばしは、時には命取りになることがよく分かった。

    S先生との出会いも、母の運命だと思う。
    三か月近く絶食状態だったのに、こうして生きている自分のことを、
    母は、「本当に丈夫に生まれて来たんだね。」と感心していた。
    それも、母がもって生まれた運命なのだ。
    運命とは、偶然ではなく必然である。
    願わくば、日本中の病院に、このS先生のような名医(医は仁術)がいて欲しいものである。
    「タイガーマスク運動」と共に「ベンケーシー運動」はいかがだろうか。

    母は、来週には退院できそうだ。

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    秋桜

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