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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2011年01月15日 08時44分40秒

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    塩コショウはどこに?

    いやはやまいった。まいった。

    雪の日は、バスで職場に行っている。
    職場の目の前にバス停がある。
    帰りは歩いて50分間。トンネルをくぐって山の下にたどり着く。
    途中歩きながらぶつぶつと独り言を言っている。
    それは、今回の「王瀬の長者」の台詞だった。
    どういう訳か、私が台詞を覚えるはめになっている。
    書いた本人なのに、自分が書いた台詞をなかなか覚えられない。
    短期記憶なのであろうか。
    ついさっき覚えたはずなのに、言えない自分を諦め、なだめで続けていた。
    いやはや、まいった。まいった。

    トンネルの中でCさん親子に出会う。
    ウォーキングの最中だった。
    親子のかかわりを深めようとCさんは頑張っていた。
    私はUさんに台詞の受け手になってもらい、歩きながら練習をした。
    トンネルを出たら、Cさんに車に乗せてもらい、
    何と「なじら家」まで連れて行ってもらったのだ。
    やはり金曜日の夜は、こうなる運命であったか。
    いやはやまいった。まいった。

    カウンターで飲んでいると、次々と知り合いが店に入って来る。
    「何してん。」「こんげ時間に飲んでいていいんけ。」
    まあ、人生いろいろなのだと、Cさん相手に山の下のことを真剣に語り合っていた。
    お店の絶品の豚肉のネーミングが、「甘豚」と聴いて絶句した。
    とにかくこの豚は、こだわりの一品なのだ。
    そんなこだわりをTさんから聞いていたら、携帯が鳴った。
    まぁいいかと、思って出なかったら、鳴りやまないのだ。
    妻だった。
    いやはやまいった。まいった。

    母や父のこともあるので、何か緊急事態が起こったのかと、
    通話のスイッチを、ポチットなしたら、
    「どうしたん。今どこにいるの?」と怖い口調。
    「なじら家で明日のコンサートの打ち合わせしています。」と恐縮する口調。
    「いい気なもんらんね。明日Nのセンター試験らって分かってんよね。」と非難する口調。
    「分かってるて。」と避難したい口調。
    そして、電話の用件を聞いて、もっともっと私は絶句してしまった。

    「お父さん、家の塩コショウ知らない。ないんだよ。」と犯人はお前だ口調。
    「何だ、その塩こしょうて?」とそれは冤罪だ口調。
    「だって、お父さんだよ。職場に持って行かなかった?」とこんなことするのは貴方しかいない口調。
    「それ、俺じゃないよ。」とあまりの話に情けなくなったしまった親父口調。
    「そう、分かった。もう一度探してみるね。サヨウナラ。」と呆れてしまったワ、サヨナラ口調。
    私は、しばらくの間電話を持って、
    「それはないよなぁ。」と、
    あまりのことに開いた口がふさがらない口調。

    いやはやまいった。まいった。

    「おい、聞いてくれ。今こんな電話がかかってきたて。」と、
    G親父に言うと、
    「クマさん、それブログに書けて。」と大笑いでお勧め口調。
    ということで、ここに書いている。
    「人生は舞台」ではなく、私にとって「人生は喜劇」なのだ。

    いやはやまいった。まいった。

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