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  • from: クマさんさん

    2011年01月16日 09時19分56秒

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    第3回なじら家コンサート

    雪、雪、雪の中、なじら家でのコンサートが行われた。
    あいにくの雪のために断念したお客さんも何人かいた。
    とにかく念願のコンサートをスタートさせる。
    そんな想いでなじら家に向かった。

    既にコンサートホールでは、リハーサルが始まっていた。
    サックスの素晴らしい音が響いて来る。
    電子ピアノが入ることで、その音はもっと豊かに膨らんでいる。
    私は、リハーサルのお邪魔をせず、
    下のカウンターで音を聴いていた。
    「音が音楽なのだ。」
    「こんなに音が下まで響いたのは、初めてですよ。」とIさんが言っていた。
    それには訳があることが、後で分かった。

    今回は、私はあまり語らないことにした。
    後ろにはCさんのご親戚が10名座っていた。
    平均年齢は70歳を超えていたかも・・・。
    中学生の女の子たちも座っていた。
    そして、酔っ払いの親父たちと、40代のお嬢様が客層だった。
    初めはミュージカル・ナンバーだった。
    「トゥナイト」にはとにかく泣けた。この切々と歌う情感は何だろう。
    映画のワンシーンが、心に浮かんだ。

    「ボレロ」は、音の違う三本のサックスにより演奏された。
    爺ちゃんたちが何事が起ったのかと驚いていた。
    緊張感と高揚感のある、心にぐっと迫るボレロだった。
    ピアノがあることで、リズムは続き、広がりのある素晴らしい演奏となっていた。
    「チャルダッシュ」は、ジプシーの音楽だ。
    実に多彩な音で、情感豊かにロマーノの魂が表現される。

    私は聴き惚れながら、ここがなじら家のコンサートホールであることを忘れた。
    ハンガリーのどこかの街の居酒屋で、何だか飲んでいる気分になった。
    音楽って何かなぁと、実はコンサートのたびに考えている。
    音が鳴った瞬間から、聴く人の魂と心とをつかんで、離さない。
    音によって多様なイメージが湧き、その世界に没入して行く。
    メロディーを歌い、リズムに乗っている心地よさ。
    人は、感動を求めてコンサートにやって来る。
    懸命に演奏する姿に心打たれる。

    後半の最後の曲「ニューシネマパラダイス」にうるうると涙した。
    外は雪、雪、雪だった。
    しかし、このコンサートに集まった人たちの心は、
    音楽によって熱い想いに満たされた。
    至福の時。ありがたいことだった。
    この出会いをこれからも大切に、続けて行きたいと願っている。

    お二人の演奏に心から敬意を示し、感謝してコンサートの夜は更けたる
    帰りの車を見送ったら、やっぱり雪、雪、雪であった。

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