世の中ひどい人間も生きている。
人の物を盗っても、平気な人間が残念ながらこの世にいるのだ。
昨日、長男ががっくりとして帰って来た。
自転車を盗まれたのだそうだ。
サークルＫの入り口の前に自転車を止めて、
ほんの５分間くらいのことだった。

彼は、過去２回この自転車を盗まれている。
だから、鍵については十分注意をしていた。
しかし、昨日はほんのちょっとの時間と油断をしたらしい。
店を出てきたら、既に自分の自転車がなくなっていたそうだ。

それから彼は、焦りつつも自転車を探して歩いたそうだ。
そのおかげで帰宅が遅くなったのだ。
何とも言いようがなかった。
盗んだ人間は、泥棒であり、明らかに犯罪だ。
絶対に許さない。
彼は山ノ下の交番に行き、警察に被害届を出した。

自転車ぐらいと、盗られた方も泣き寝入りすることが多いのかもしれない。
盗る側も、自転車ぐらいと軽く思っているのかもしれない。
しかし、この泥棒は、一生泥棒として生きねばならないのだ。
自分が親になり、子どもを持っても、
この人間は泥棒としての自分に変わりがないのだ。

私はすぐに店に出かけて、防犯カメラの位置を調べた。
やっぱり入り口に向かって、このカメラは設置されてあった。
警察にもこの画像を分析して欲しいとお願いをしている。
とにかくある人間が出た後に、自転車が無くなっている事実が、
この画像には記録されているはずである。

刑事告訴をしようとも考えている。
自転車を泥棒しても、逮捕されて実刑を科せられるという事実を、
もっともっと作らなければ、
この自転車泥棒は世の中からなくならないのだと、
思うからだ。

彼の悔しさと、無念さを想うと、
親としてはこの犯人を絶対に許さないつもりだ。
犯人よ。逮捕は時間の問題だぜよ。